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2015年5月 4日 (月)

『グランド・セントラル』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭で監督さんを賞をもらったらしく、また、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞でオリヴィエ・グルメくんが助演男優賞にノミネートされたりして、その他の世界各国の映画祭でも賞を獲ったりノミネートされたりで、そこそこ注目されたみたいやね。

監督のレベッカ・ズロトヴスキくんと主演のレア・セドゥとは、すでに『美しき棘』って作品でタッグを組んだことがあって、その時にレアくんがセザール賞の新人女優賞にノミネートされて売れっ子になるキッカケを作っただけに、きっと仲良しなんやろうと思う。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

グランド・セントラル / Grand Central   ★★★☆☆   (2013年)

監督:レベッカ・ズロトヴスキ
出演:タハール・ラヒム、レア・セドゥ、オリヴィエ・グルメ、ドゥニ・メノーシェ、ジョアン・リベロ―、ノーツァ・クーアドラ

原子力発電所で働くことになった男は、そこで同じ原発で働くひとりの女性と出会い、好きになるのだが、彼女はチームの先輩と付き合っており.............ってな、フランスの恋愛ドラマ?!

放射線という目に見えない恐怖に曝される仕事をしながら、好きになってはいけない相手と恋に落ちてしまう、そんな男の苦悩を描くってところなんかな。

日本では、依然として原発の内部での出来事を映画のネタにするのはアンタッチャブルな感じやけど、同じように原発に依存してるフランスでは、こうやって恋愛もののなかで、原発の恐怖をさりげなく扱ってるんやね。

あえて原発を舞台にした恋愛ドラマにしたワケは、常に危険のなかに身を置きながら、どこか破滅的な愛に身を捧げようとする男の悲哀ってのが出てるってところにあるのかも。

この作品、本国フランスだけやなくて、今や“ミューズ”としてハリウッドでも存在感を出しつつあるレア・セドゥの出演ってのが話題なんやろうけど、この作品でのインパクトは、個人的にはもう一息やったかなぁ...........いわゆる“大胆な(=エロ)”な演技はしてたんやけど(笑)

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