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2015年8月24日 (月)

『フットノート』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、イスラエル映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の外国語映画賞のノミネート作品で、カンヌ映画祭で脚本賞を受賞したのをはじめ、本国イスラエルのアカデミー賞では、ノミネートされた13部門のうち、作品賞や監督賞、主演男優賞に助演男優賞といった主要部門を含む10部門を受賞したんやって。

これがキッカケかどうかは知らんけど、現在撮影中の作品では、リチャード・ギアを主演に迎え、マイケル・シーンやスティーヴ・ブシェミなんかも共演してるらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

フットノート / Hearat Shulayim   ★★★★   (2011年)

監督:ヨセフ・シダー
出演:シュロモ・バル=アバ、アリサ・ローゼン、リオル・シュケナージ、アルマ・ザック、ダニエル・マルコヴィッチ

数十年にわたり文献学者として実直に研究をしてきたものの、過去の遺恨などもあり、正当に評価されていない男が国を代表する賞を受賞することに。しかし、それは同じ研究者である息子に与えられるハズのものだった..................ってなシニカルなドラマ?!

誰もが認める偉大な研究者の著作の脚注(フットノート)に名前が出たことが唯一の世間からの評価、そんな不遇な研究者の父と、同じ道を歩みつつ世間から認められいる息子、そんなふたりのズレた親子関係を軸に、父から子への心情と、尊敬しながらも素直に表現できない息子の父への感情、そんなものをユーモアを交えて繊細に描写してるんよ。

少し余韻を残す最後は、スッキリしない感じもあるんやけど、あえて最後まで語らないところに、父親の胸の内を観る側が想像する余白を設けてくれてるんかもしれんね?!

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