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2015年9月30日 (水)

『フォックスキャッチャー』

今日は、アカデミー賞でもノミネートされた作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞の主演男優賞、助演男優賞、監督賞、脚本賞なんかにノミネートされてたんよ。批評家のウケがかなりよかったみたいで、昨年の賞レースの序盤では、アカデミー賞の本命って声が聞かれたんやけど、アメリカでの劇場公開が始まると、思ったよりも客が入らなくて、結局のところ興収が上がらなかったことが尾を引いた感じやったんかな。

そんな作品を監督したベネット・ミラーは、フィリップ・シーモア・ホフマンにアカデミー賞主演男優賞をもたらした『カポーティ』や、ブラッド・ピットが主演して話題になった『マネーボール』を撮ったひとで、ハリウッドでは人気の監督さんみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

フォックスキャッチャー / Foxcatcher   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ベネット・ミラー
出演:スティーヴ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、シエナ・ミラー、ガイ・ボイド、ブレット・ライス、アンソニー・マイケル・ホール

アメリカの三大財閥のひとつとされるデュポン一族の男が、オリンピックの金メダリストを射殺するという、実際に起こったショッキングな事件を描いたドラマ?!

レスリングが好きな富豪の男は、広大な農場の一角に練習施設を作り、そこで金メダリストを育てることに。ロス五輪で金メダルを獲った兄弟は、そんな彼の誘いにまず弟が応じ、やがて兄もそのプロジェクトに参加することになるのだが...........ってなことで、デュポンと兄弟の関係から、事件の背景を描いてるんよ。

この作品、ポイントは役者の演技で、大富豪の男を演じるカレルくんは、普段のコメディでのオチャラケ演技を封印し、複雑な内面を抱えるキャラを迫真の演技で演じてた。

でもって、さりげないところでラファロくんが兄弟の兄役で上手くバランスを取ってて、その存在が他のキャラをエエ具合に引き立たせてるんよね。

実際に起こった事件とはいえ、作品全体のトーンが暗くて、少し気分が滅入ってまう感じが一般の観客にはウケなかったんやと思うんやけど、主役3人の演技に関しては見事やったし、それを引き出す監督さんは、さすがやったなぁ?!

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