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2015年10月21日 (水)

『JIMI:栄光への軌跡』

今日は、音楽の伝記ものをひとつ、ご紹介♪

自分が洋楽を聴き始めたのは80年代のなかばくらいで、最初はヴァン・ヘイレンやデフ・レパード、キッスやジェネシスなんてところから入ったんやけど、そのうち少しずつ時代をさかのぼるようになって、ビートルズやストーンズなんかにも手を出していったんよ。

そんな中、自分のお気に入りのアーティストたちが影響を受けたひとってことで、当然のように“ジミヘン”ことジミ・ヘンドリックスを知ることになったってわけ。

最初にその音を耳にしたときは、おそらく多くのひとがそうやったように、スゴイ衝撃を受けたんよ。別にギターを弾いてたわけやないんで、テクニック的にどうとかいうのは分からんのやけど、弾ける音と耳に残る歌声で、完全に夢中にさせられてもうたんよなぁ。

というわけで、個人的にかなり思い入れのあるジミヘンの映画ができたってことで期待してもうたんやけど、その感想は................................??

JIMI:栄光への軌跡 / Jimi : All Is By My Side   ★★☆☆☆   (2013年)

監督:ジョン・リドリー
出演:アンドレ・ベンジャミン、イモージェン・プーツ、ヘイリー・アトウェル、アンドリュー・バックリー、ルース・ネッガ、エイドリアン・レスター、ローレンス・キンラン、クレア=ホープ・アシティ、バーン・ゴーマン、ロビー・ジャーヴィス

ロックの歴史に偉大な足跡を残した伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリックスがどうやって世界に認められるミュージシャンになったのか、彼が有名になるまでを描いた伝記ドラマ?!

ニューヨークのナイトクラブで演奏していた男を、当時ローリング・ストーンズのギタリストのキース・リチャーズの彼女だった女が見つけ、知人に紹介したことでメジャー・デビューの道が開け................ってなジミヘンの売れるまでをってとこなんかな。

主演のアンドレくんは、なかなかワイルドな風貌で、写真で知る本人の雰囲気を醸し出してた気がするね。ただ、この作品、ジミヘン好きからすると、どうにも納得がいかんのよ。

確かに孤高の“天才”の素顔に迫るっていうテイストではあるんやけど、副題で“ジミヘンと女たち”ってタイトルを付けたらエエんと違うかってくらい、話の内容が女性関係に重きが置かれすぎてもうてなぁ...........(苦笑)

しかも、ジミヘン側との権利関係をクリアできなかったがために、ジミヘンの楽曲はすべて使用NGで、彼がいかに偉大なギタリストであり、ミュージシャンであったかが全く描けてないところが残念すぎて...........。

結局のところコスプレだけの表面的な伝記ものの域を出ることがなく、ジミヘンを知ってるひと、知ろうとしてるひとのどちらにとっても、中途半端で中身のないものになってもうてるんと違うかな?!

このレベルで作品化する意味があったのか、それを考えると、あまりにも納得がいかへんのよ.................................。

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