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2015年10月11日 (日)

『心が叫びたがってるんだ。』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画アニメをひとつ、ご紹介♪

最近は宮崎アニメにも及び腰で、ほとんどアニメ映画は観てないんやけど、たまたま行きつけのシネコンのサービスデーで、3本くらい観たいなぁってときに、時間がハマったんで鑑賞してみたのがこの作品なんよ。

聞くところによると、この長井監督と脚本の岡田磨里くんのコンビは、前作の『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』って作品でも、ずいぶんと評価されてたんやってね。何となく話題になってるのは耳に入ってたんやけど、“アニメ映画”って時点でスルーしてたんよ。

というわけで、今回も巷の評判が良いってことも意識しながら、試してみた作品の感想は................?!

心が叫びたがってるんだ。   ★★★★☆   (2015年)

監督:長井龍雪
出演:(声の出演)水瀬いのり、内山昴輝、雨宮 天、細谷佳正、藤原啓治、村田太志、高橋李依、石上静香、吉田 羊

子供の頃のトラウマを引きずり、言葉をしゃべらなくなった女の子は、高校生になっても友だちもできず、母親ともうまくいっていなかった。そんな時、クラスの担任から“地域ふれあい交流会”なるイベントの実行委員に任命され、クラスメートと一緒にミュージカル劇をやることに............ってな青春学園ドラマ?!

心に大きな闇を抱えながら、ずっと孤独に生きてきた女の子と、同じ実行委員になり、そんな彼女のことを気に掛ける男の子、バラバラだったイベントの企画が進むうちに、少しずつ変化が..................ってなことで、出だしは違和感がありまくりで、正直、引き気味やったんやけど、途中からグイグイと引き込まれてもうたよ。

本当は誰かに自分のことを知ってもらいたい、誰かに気持ちを伝えたいって思いながらも、自ら閉ざした心を開放できずにいる苦しみから、少しずづ勇気を振り絞って前に進もうというところに、胸をグッと突き動かすものがあるんよなぁ。

子どもの頃の無邪気さから、大人になっていく過程で、思ったことを口にすることが少なくなっていく、それを“成長”と言うのかもしれんけど、実は人に思いを伝えることを諦めてるっていう部分もあるのかも、なんて考えさせるところが、話として深みがあるんと違うかな。

先が読めるシンプルな展開ながら、そこに大切な“メッセージ”が上手く込められてるところに、この作品の良さがあるように思うんよ。

こんなオヤジが青春ドラマを観て、ボロボロと涙が止まらんようになってもうたよ............オレも誰かに気持ちを伝えんと..........あぁ............誰も周りにおらんかった.............?!(笑)

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