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2015年10月24日 (土)

『その男ゾルバ』

今日は、久しぶりにクラシックな作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞では助演女優賞や撮影賞なんかを受賞してて、作品賞、主演男優賞、監督賞に脚色賞とノミネートされたんやって。ちなみに、その年(1964年)のアカデミー賞で賞を独占したのは、あのオードリー・ヘプバーンが主演の『マイ・フェア・レディ』やったらしく(オードリーは主演女優賞にノミネートすらされていない)、ちょっと相手が悪かったかな(笑)

主役のアンソニー・クインって俳優さんは、もともとメキシコ出身で、子供の頃にメキシコの革命による騒動を逃れてアメリカに移住したらしく、キャリアの前半は、そんな彼のルーツのせいで端役しかもらえず、いろいろと苦労したんやって。

それでも、『アラビアのロレンス』での演技も印象的やったし、晩年も味のある脇役として、なかなかインパクトのある演技を見せてくれてたと思うんよ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

その男ゾルバ / Zorba The Greek   ★★★☆☆   (1964年)

監督:マイケル・カコヤニス
出演:アンソニー・クイン、アラン・ベイツ、リラ・ケドロヴァ、イレーネ・パパス、ジョージ・ファウンダス

父親が遺した炭鉱を再開するべく、ギリシャのクレタ島にやって来たイギリス人の作家は、道中で自分を雇って欲しいと声をかけてきたギリシャ人の男と出会い、一緒に働くことにしたのだが..................ってなドラマ?!

控えめで冷静な男と、熱く情熱的な男、まったく性格の違うふたりが、保守的なクレタ島の村社会のなかで、様々な困難を経験しながら夢に向かって奮闘する様を描くってとこなんかな。

この作品は、何といっても主役のアンソニー・クインの存在感に尽きると思うんよ。どこまでも自由で、陽気でありながら、洒落っ気と情の深さを表現してみせるアンソニーおじさんの演技ってのは、とっても懐が深くて印象的なんよね。

ドラマの内容としては、ちょっと唐突さや、違和感のある展開に戸惑う感じがあるんやけど、男同士の友情を熱く演じる役者の技量を楽しむという点では、なかなかの味わいやった!?

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