『ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~』
今日は、伝記ものドラマをひとつ、ご紹介♪
自分が洋楽を聴き始めたのは85年頃からなんやけど、その当時、大好きなロッキーの新作『ロッキー4/炎の友情』で、妙なおじさんが出てきて、派手なパフォーマンスをしてるのを見て、「なんやこれ」って思ったのが初めてのJB体験やったんよ(笑)
その後、どうにも気になって、昔の音源を漁ったら、スッカリ夢中にさせられてもうたんよね。まぁ、リアルタイムで目にしたJBのニュースと言えば、いろんなところで騒ぎを起こして、刑務所にいったり、DVで訴えられたり、そんなのばっかりやったんやけど。
それでも音楽的には、彼のレガシーは不滅であり、そんな男の生き様(?)を描いた作品には、ちょっと期待してたわけで、レンタル開始で早速、手にして観てみた感想は..................?!
ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~ / Get On Up ★★★☆☆ (2014年)
監督:テイト・テイラー
出演:チャドウィック・ボーズマン、ダン・エイクロイド、ヴィオラ・デイヴィス、ネルサン・エリス、オクタヴィア・スペンサー、クレイグ・ロビンソン、ジル・スコット
恵まれない幼少期を過ごし、窃盗で収監中に慰問で訪れたゴスペル・グループのリーダーと意気投合し、やがてスターへの階段を上るジェームス・ブラウン(JB)。“ファンクの帝王”と呼ばれた、そんな彼の人生を描いた伝記ドラマ?!
類まれな才能により、音楽業界に多くの功績を遺した偉大なアーティストであり、エンターテイナー、そんな男の名声と孤独をってとこなんかな。
主役を務めたチャドウィックくんは、ちょっとコスプレ的な雰囲気になってもうてるのが残念ではあったんやけど、ライブ・パフォーマンスなんかはJBの感じは出てたし、よく頑張ってたね。
ステージの上で、観客を魅了し続けた男の胸のなかの苦悩、トップであり続けることの難しさ、そんなものを感じながら、今聞いても胸を熱くするJBのシャウトってのは、スゴイもんやなぁって改めて思った。
もちろん、映画で彼のすべてが描かれるわけではなく、物足りなさはあるんやけど、JBを知らない世代には、こんなオヤジがいたんやっていう、いい導入にはなるかもね?!
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