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2015年12月16日 (水)

『エレナの惑い』

今日は、ちょっと珍しいところでロシアの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞して注目されたらしく、ロシアのアカデミー賞にあたるニカ賞では、監督賞や主演女優賞、助演女優賞といった主要部門で受賞し、作品賞でもノミネートされたんやって。

でもって、監督のアンドレイ・ズビャギンツェフくんは、デビュー作の『父、帰る』ってのでヴェネチア国際映画祭の作品賞にあたる金獅子賞を受賞し、最新作の『裁かれるは善人のみ』ってのではアカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされ、カンヌ映画祭で脚本賞を獲ったりで、えらい注目されてるみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

エレナの惑い / Elena   ★★★☆☆   (2011年)

監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ
出演:ナジェジダ・マルキナ、アンドレイ・スミルノフ、エレナ・リャドワ、アレクセイ・ロズィン

患者と看護師という関係で知り合い、資産家の男と再婚をした女性。お金に不自由のない暮らしをしていたが、自分の息子を夫の娘と同じように気に掛けようとしない彼に不満を抱くのだが..............ってなドラマ?!

働かずに母親の再婚相手の金をせがむダメ息子を突き離すことのできない彼女は、何とか夫を説得しようとするも...........ってなことで、夫婦の関係と母子の絆を計りにかけて、主人公の行動の是非を問いかけるってとこなんかな。

淡々とした流れのなかで日常を切り取り、静かなトーンでひとりの女性の胸の内を描こうってことなんやろうけど、確かに盛り上がりに欠ける部分はあるものの、冷静なカメラワークには、さりげない主張を感じたかな。

どこかスッキリしない、モヤモヤしたものが残るドラマではあるものの、何が正しいのかという判断を観る側に委ね、考えさられる映画ってことなんかもね?!

生きることの難しさと、物質的に満たされることと幸せの価値ってのを、漠然と考えてもうたよ................。

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