« 『海のふた』 | トップページ | 『ナイロビの蜂』 »

2016年1月 6日 (水)

『妻への家路』

今日は、中国の巨匠(?)チャン・イーモウ監督の新作をひとつ、ご紹介♪

チャン・イーモウといえば、初監督作品である『紅いコーリャン』でベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞して以来、3作品がヴェネチア国際映画祭で賞を受賞したり、カンヌ映画祭でパルム・ドールはノミネート止まりではあるんやけど、審査員グランプリを受賞したり、世界的に認められた監督さんやんね。

主演女優のコン・リーも『紅いコーリャン』でデビューして以来、監督さんの作品には何度も出演してて、なんやかやで20年以上の付き合いになってるんよなぁ。

というわけで、そんなふたりのタッグで実現した作品は、あのスピルバーグが涙したってのが謳い文句になってたんやけど......................?!(笑)

妻への家路 / 歸来   ★★★☆☆   (2014年)

監督:チャン・イーモウ
出演:コン・リー、チェン・ダオミン、チャン・ホエウェン、リウ・ペイチー、グォ・タォ、ズー・フォン、シン・バイチン、ヤン・ニー、チェン・シャオニー

文化大革命によって大学教授だった夫は強制労働のために家族と引き離され、妻は娘を育てながら夫の帰りを待っていた。ある出来事がキッカケで、妻は記憶障害となり、名誉回復で夫は戻ってきたが、彼女には自分だと分かってもらえず................ってな、時代に翻弄された一組の夫婦の物語?!

自分のことを思い出させようと必死に手を尽くす夫、しかし20年前の夫を追いかける妻には、彼のことが分からず............ってな感じで、切ない夫婦のドラマが展開するんよ。

お互いに愛しているがゆえに、こじれてしまった糸を、何とかたぐりよせようとする夫の献身ってのがポイントなんかな。

話のスジとしては、いかにも感動を呼ぶ内容で、主役のふたりの演技も確かなものがあったんやけど、どこか盛り上がりきらない、消化不良な感じなんよね。

確かに安易な“お涙頂戴”的なドラマを避けたかったんやろうけど、あまりにも刹那さを引っ張り過ぎたために、話の落としどころを見失ってもうた気がするんやけどなぁ..............?!

« 『海のふた』 | トップページ | 『ナイロビの蜂』 »

ボチボチでんなぁ」カテゴリの記事