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2016年2月25日 (木)

『ターボキッド』

今日は、ちょっと異彩を放つカナダのインディーズ系の映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、シッチェス・カタロニア国際映画祭やSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)映画祭なんかのマニアックなイベントで賞を獲ってるらしく、チャリンコ版の“マッド・マックス”って言われて人気やったらしい(笑)

主演のふたりは地元のカナダではテレビ中心に人気の若手らしく、ヒロインを演じてるロランス・ルブーフって女優さんは、ちょっと前に紹介した女子自転車レースの裏側を描いた『レーサー/光と影』って作品でも、なかなかキュートなところを見せてくれてたんよ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ターボキッド / Turbo Kid   ★★★☆☆   (2015年)

監督:フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル
出演:マンロー・チェンバーズ、ロランス・ルブーフ、アーロン・ジェフリー、マイケル・アイアンサイド、エドウィン・ライト

核戦争で荒野と化した世界で孤独に暮らす青年は、ある日、少し変わった少女と出会い、友達となる。しかし、その地域を仕切る悪の軍団に彼女がさらわれ、助けるためにアジトに向かうのだが.............ってな、究極にユルいアクション&ヒーローもの?!

この作品、なにがどう“ユルい”かっていうと、まず移動手段がチャリンコなんよ。必死にペダルこきながらチェイスする様は、およそ緊迫感というものが微塵も感じられないんよなぁ(笑)

そんでもって、主人公が気弱な青年で、愛するひとのために悪と戦うっていうシンプルな流れのなかで、チープなバトルが展開するんよね。

作風としては、日本を代表する(?)“B級映画の巨匠”こと井口 昇のテイストと同じで、低予算のB級であることを誇りに(?)、割り切って突きぬけた感じで作ってるあたりに、マニア心が揺さぶられるんやろなぁ(笑)

それでも、主人公の作品を通しての成長が見れたり、ヒロイン役のロランスくんの微妙でかつ不思議なキュートさが次第にクセになってきたり、妙に気になる作品やったよ。

金をかけた大作も見応えあるんやろうけど、こういった手作り感が満載な“愛おしきB級映画”ってのも、アイデア勝負で個人的にはスキなんやけどね..............まぁ、万人ウケせんか?!

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