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2016年3月13日 (日)

『女はみんな生きている』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてるコリーヌ・セローってひとは、実は70年代から活躍する女性監督さんで、85年の『赤ちゃんに乾杯!』って作品が話題になって、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で作品賞や脚本賞を受賞したんよね。

そんな作品は、ハリウッドでリメイクされ、『スリーメン&ベビー』ってタイトルで作られたんやけど、そんなハリウッド版を監督したのが、スター・トレックで“ミスター・スポック”として知られてるレナード・ニモイくんやったよ。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

女はみんな生きている / Chaos   ★★★★☆   (2001年)

監督:コリーヌ・セロー
出演:カトリーヌ・フロ、ラシダ・ブラクニ、ヴァンサン・ランドン、リーヌ・ルノー、オレリアン・ウィイク、レア・ドリュッケール、ハジャール・ヌーマ、ヴォイチェフ・プショニャック

夫の世話をしながら、家事と仕事に大忙しの平凡な主婦が、ある日、ひとりの娼婦が男たちに殴られる現場を目撃し、翌日、気になって病院を訪れると、襲われた彼女は意識不明の重体だった...........ってなことで、ちょっと小洒落た音楽をバックに繰広げられる、フランスのブラック・コメディ?!

被害者の女性の看病をするうちに、同じことの繰り返しやった日常が、大きく変わり始め...............ってな感じで、小気味いい復讐劇が展開していくんよ。

自己中心的で愛情のない夫、母親を家政婦ぐらいにしか思っていない“わがまま”な息子、娼婦を働かせて金を稼ぐ元締め、娘を結婚させてその結納金で儲けようとする父親、そんな“男たち”への痛快な仕返しのドラマになってるんよね。

この作品を成立させる上で、フロおばちゃんの気の強さや、弾け具合がキモになってるわけで、その意味で期待を裏切らない、まさに見事な“活躍”ぶりやったよ(笑)

まぁ、やられる男の立場で見ると、なんとも情けなくて、男の悲しい“性(さが)”ってのを痛感してまうんやけど、結局のところ、世の中ってのは女を中心に回ってるってことなんかもなぁ............なんて思ったりして?!(笑)

ヒネりのある会話と抜群にリズムのいい展開、ホンマに見事にツボを突かれてもうた。

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