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2016年3月29日 (火)

『369のメトシエラ -奇跡の扉-』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、兄弟で脚本を書いて、監督して、編集までしてるらしんやけど、自らが立ち上げた“JungleWalk”っていう映画製作会社の初の長編作なんやって。

この会社の設立趣旨ってのが作品のホームページに書かれてるんやけど、作り手の意思を反映した映画作りをしたいっていう、熱い想いを抱いての挑戦ってことらしいんよ。

残念ながら日本の映画製作の現実ってのは、いろんなシガラミがあるようで、敢えてそれに挑もうっていう彼らの意気を、ちょっと応援したくなってもうた。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

369のメトシエラ -奇跡の扉-   ★★★☆☆   (2009年)

監督:小林克人、小林健二
出演:大垣知哉、阿部百合子、別府あゆみ、日和佑貴、矢内龍之介、中野誠也、河野正明

区役所に勤める男は、路上で倒れているところを助けたゲイの青年と一緒に静かに暮らしていたが、転居先のアパートで隣室から聞こえる不思議な歌に惹かれて、部屋を訪れると、そこにはひとりの老婆がいて...............ってなドラマ?!

他人とは距離を置き、孤独に生きてきた男が、ひとりの老婆との出会いにより、人生で大切なものを見つける、そんな様子をってとこなんかな。

いやね、出だしを観てたら、なんやホラーなんかと勘違いしてもうたんやけど、これ、なかなか深みがあって、エエ感じの話やったよ。

過去に捉われて生きてる人たちが、互いを必要としながら、新たな一歩を踏み出していく、そんな話がそっと心に沁みてくるんよなぁ。

自主製作のインディーズ映画だけに、限られた予算のなかで難しい部分もあるんやけど、丁寧に物語を伝えようとする、この兄弟監督の気持ちが伝わってくるようで、ちょっとこの先の彼らの活躍が気になってもうたよ?!

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