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2016年4月27日 (水)

『ヴェルサイユの宮廷庭師』

今日は、フランスを舞台にしたイギリス映画をひとつ、ご紹介♪

アラン・リックマンと言えば、最近では“ハリー・ポッターのスネイプ先生”ってことで紹介されるんやろうけど、個人的には、やっぱり最初の『ダイ・ハード』でビルを占拠する悪役のドンってのが今でも印象に残ってるんよ。

どちらかと言うと悪役を演じることが多く、いつも眉間にシワを寄せながら、小難しい顔で悪事をささやくってなイメージなわけやけど、実は物腰の柔らかく、地味ながら懐の深い演技をする、エエ役者やったんよなぁ。

残念ながら今年の1月にガンのため亡くなってもうたらしく、そのニュースを見たときは、ちょっと残念で寂しい気持ちになってもうたよ。

というわけで、そんなアランおじさんの冥福を祈りつつ、作品の感想は........................?!

ヴェルサイユの宮廷庭師 / A Little Chaos   ★★★☆☆   (2014年)

監督:アラン・リックマン
出演:ケイト・ウィンスレット、マティアス・スーナールツ、スタンリー・トゥッチ、アラン・リックマン、ジェニファー・イーリー、ヘレン・マクロリー、スティーヴン・ウォディントン

田舎町のヴェルサイユに宮殿を移すことになり、国王の命により庭園の設計をしていた庭師は、その一部をひとりの女性庭師に任せることにするのだが.............ってな歴史ドラマ?!

独特な感性を持つ女性庭師と、そんな彼女の仕事を見ながら心惹かれる男、当時の宮廷の人間関係を描きつつ、繊細な愛の物語をってとこなんかな。

フランスを舞台にしながら、BBC製作ってことで、すべて英語ってのが違和感アリではあるんやけど、ただ、主役のケイトくんは、相変わらず筋の通った芯の強さを体現してて、17世紀という時代に自立して生活する女性ってのを、説得力のある演技で見せてくれてるんよ。

主人公を中心とした人間関係がメインのドラマになってて、少し途中で野暮ったさを感じるんやけど、それでも落ち着いた雰囲気でセリフ回しを丁寧につなぐ作りは、イギリス映画らしさと、独特の格式を感じさせるものがあったかな。

これがアランおじさんの監督2作目にして最後になってもうたのが、やっぱり残念やよなぁ.............?!

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