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2016年5月 1日 (日)

『スポットライト 世紀のスクープ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、今年のアカデミー賞を賑わせた作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、今年のアカデミー賞の作品賞と脚本賞を受賞し、監督賞や助演男優賞、助演女優賞なんかにノミネートされたんよ。それ以外でも全米批評家協会賞なんかで作品賞を受賞したりして、賞レースの中心になった作品のひとつなんよね。

監督のトム・マッカーシーってひとは、どちらかと言うと脇役俳優として有名で、それでも監督2作目の『扉をたたく人』では、主演のリチャード・ジェンキンスがアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたりで、結構な評判やったね。

ちなみに、今作と同様の事件をネタにしたドキュメンタリー映画に『フロム・イーブル ~バチカンを震撼させた悪魔の神父』っていうのがあって、問題の本質を突いた見事な作品なんで、是非、試して欲しいんよ。

というわけで、そんな作品賞を受賞した作品の感想は..............................?!

スポットライト 世紀のスクープ / Spotlight   ★★★★   (2015年)

監督:トム・マッカーシー
出演:マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、リーヴ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、スタンリー・トゥッチ、ビリー・クラダップ、ジェイミー・シェリダン、ポール・ギルフォイル、モーリーン・キーラー、ローリー・ハイネマン、ニール・ハフ

新しい局長を迎えたボストン・グローブ紙は、以前に単発の記事として掲載した、カトリック教会の神父による児童虐待事件について、より詳細な調査をすることに.............ってな、実話を基にした社会派ドラマ?!

事件の裏側に教会組織の上層部による隠ぺい工作の痕跡を見つけ、記者たちは様々なルートをあたりながら真相に迫るのだが................ってなことで、スリリングなドラマが展開するんよ。

この作品、なんといってもキャスティングがハマりすぎてる。キートンおじさんの冷静さと熱さを持ったデスク役、正義感の塊のようなラファロくん、紅一点のレイチェルくんの程よい存在感、チームを支えるブライアンおじさんのスパイス、そこに少ない出番でピリッとリーヴくんが鋭いセリフを吐くあたり、見事なアンサンブルやったよ。

教会という強大なターゲットを相手に、どこかアンタッチャブルな雰囲気のなか、それでも真実を伝えようとする、そんなジャーナリズムの使命とそれに懸ける人たちのドラマは、グイグイと惹きつけるものがあって、見事やった。

いろいろと好みはあるかもしれんけど、印象的な音楽を効果的に使い、テンポよく描かれた“ジャーナリスト魂”は、十分に心に訴えるものがあったと思うんやけどね?!

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