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2016年5月18日 (水)

『皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇』

今日はドキュメンタリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、サンダンス映画祭のドキュメンタリー部門に出展されてたらしく、ベルリン国際映画祭でも上映され、ドキュメンタリー国際協会賞なるところで最優秀音楽賞を受賞したんやって。

監督をしてるシャウル・シュワルツってひとは、もともと報道写真家で有名みたいで、TIMEやナショナル・ジオグラフィックといった雑誌に写真が掲載されてるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇 / Narco Cultura   ★★★☆☆   (2013年)

監督:シャウル・シュワルツ
出演:リチ・ソト、エドガー・キンテロ

麻薬カルテルの権力争いと政府との対立から、アメリカとの国境に位置するフアレスの街は戦場となっている。そんな危険な現場で命がけで働く警察官と、アメリカに住み、密売人たちを英雄視した歌で人気になる男を対比しながら描くドキュメンタリー?!

殺人が日常になってしまっている街で、報復の危険に曝されながら、それでも職務を全うしようと頑張る警察官と、争いの元凶となっているカルテルを礼讃するミュージシャン、そんなふたりを描きながらメキシコ社会に影を落とす悲惨な現実を見つめるってことなんかな。

なんかね、多発する殺人事件に警察も手が足らず、ほとんどがマトモに捜査すらされず、無法行為が止まない現実の悲惨さに驚いてもうたよ。

罪もないひとが殺される、そんな状況がある一方で、国境を越えると音楽界の新たなブームとして、カルテルの人間が反権力の闘士として“もてはやされ”、人気になるってのが、なんとも皮肉やよなぁ.........。

それにしても、“皆殺しのバラッド”ってな仰々しいタイトルにしたことで、結果的に作品の内容と乖離した雰囲気を伝えてもうて、マイナスになってるような気がするんやけど............(苦笑)

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