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2016年5月 2日 (月)

『次は、心臓を狙う。』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で、主演男優賞と脚色賞にノミネートされたらしく、本国ではそれなりの評価を受けてたみたいやね。

監督のセドリックくんは、これが長編3作目らしく、本作も含めて、いずれも日本では劇場未公開ってことで、まだまだ無名ではあるんやけど、ひょっとすると今後ブレイク.............するかも?

主演のギョーム・カネくんは、監督として『唇を閉ざせ』って作品で、すでにセザール賞を受賞してて、演じ手としてもフランスを代表する役者で、10年以上前にマリオン・コティヤールと共演した『世界でいちばん不運で幸せな私』から注目してる者としては、ちょっと嬉しかったりして。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

次は、心臓を狙う。 / La Prochaine Fois Je Viserai Le Coeur   ★★★☆☆   (2014年)

監督:セドリック・アンジェ
出演:ギョーム・カネ、アナ・ジラルド、パトリック・アザン、アルノー・アンリエ、ジャ=イヴ・ベルトルート、ドゥーグラス・アタル、アレクサンドル・カリエール、アルノー・アンリエ

憲兵として働く男には、実は連続婦女殺人という、誰にも知られてはならない、もうひとつの顔があった............ってな、実際の事件をモチーフに作られたドラマ?!

街の治安を守る立場にありながら、内なる衝動を抑えることができず、若い女ばかりを狙って、次々と自らの手を血で染めていく男、そんな殺人鬼の苦悩を描くってとこなんかな。

これ、内容が内容だけに、見どころは表と裏のふたつの顔を持つ主人公を演じるギョームくんの演技ってことになるんやけど、心のなかの“闇”を制御できずに暴走するってな役柄を、なかなか迫真の演技で演じとったね。

作品としては、どうしても陰鬱さが勝ってもうてて、それほどオモロイ内容やないし、主人公が執拗に殺しにこだわる理由や背景が伝わってこないために、どこか消化不良な印象が強かったかな?!

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