『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
今日は、音楽ネタの映画をひとつ、ご紹介♪
少年合唱団をフォーチャーした映画というと、フランス映画で『コーラス』ってのがあって、アカデミー賞にもノミネートされたんやけど、なかなかの良作で、それと同じような“感動”をこの作品にも期待してもうたんよ。
監督のフランソワ・ジラールってひとは、音楽にまつわる作品がお好みらしく、これまでの過去作品をみると、グレン・グールドっていうカナダのピアニストを描いたものや、アカデミー賞の音楽賞を受賞した『レッド・バイオリン』といった作品を作ってるんよね。
というわけで、そんな作品の感想は.....................?!
ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声 / Boychoir ★★★☆☆ (2014年)
監督:フランソワ・ジラール
出演:ギャレット・ウェアリング、ダスティン・ホフマン、キャシー・ベイツ、ケヴィン・マクヘイル、ジョシュ・ルーカス、デブラ・ウィンガー、エディ・イザード、ジョー・ウェスト、リヴァ―・アレクサンダー、ダンテ・ソリアーノ、エリカ・ピッチニーニ
母子家庭に育った少年は、ある日、アル中の母親が車で事故を起こし亡くなってしまう。葬式で初めて出会った父親は、隠し子の彼を少年合唱団の付属の学校に転入させるのだが................ってなドラマ?!
“声”という才能を持つ少年は、素行が悪く問題ばかりを起こしていたが、厳格な学校で学ぶうちに認められ..........ってなことで、合唱を通して成長する子供の様を描くってなとこなんやろね。
ダスティンおじさんやキャシーおばちゃんといったベテランを配しながら、主人公の少年を盛り上げつつってのは分かるんやけど、いかんせん、どっかで観たことがあるような話の展開で、新鮮味がなかったかなぁ........(苦笑)
学校で“学ぶ”ということを通して、不遇な幼少期を過ごした少年が、人生を学びながら成長していくってのは、美しい歌声もあって悪くはないんやけど、感動するかって言われると、少しインパクトに欠けた気がするね?!
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