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2016年6月14日 (火)

『過ぐる日のやまねこ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、監督さんの商業映画デビュー作になるらしいんやけど、ぴあフィルムフェスティバル(通称PFF)の映画製作支援制度であるPFFスカラシップで作られたものなんやって。

このPFFスカラシップは、これまで園 子温や矢口史靖、荻上直子や石井裕也といった、今では売れっ子になった監督さんを世に送り出してきたんよなぁ。

というわけで、ひょっとしたら次代の巨匠かもってことで、作品の感想は..........................?!

過ぐる日のやまねこ   ★★★☆☆   (2014年)

監督:鶴岡慧子
出演:木下美咲、泉澤祐希、田中隆三、田中要次、中川真桜、西尾まり、柳 憂怜、草薙 仁、植木祥平

客ともめてガールズバーの仕事をクビになった女は、思いつきで長野行きの深夜バスに乗り、かつて父と過ごした“思い出の場所”に行くのだが................ってなドラマ?!

記憶のなかに眠っていた場所に辿りつき、そこで出会った高校生の青年。彼もまた、大切なひとを亡くし、心の痛みに苦しんでいた.............ってなことで、傷ついた男女が出会いによって救われる、そんな様を描いてるんかな。

心のなかに喪失感と無力感を抱えながらも、それを封印して生きてきた女と、同じような境遇で苦しむ少年が偶然に出会い、知らないうちに共鳴する、そんな不思議な人間関係をってことなんかもしれんね。

どちらかというと淡々と展開する話のなかで、特に目を惹くような演技をしてるわけではないんやけど、なんか妙に気になる、そんな何とも言えない魅力を感じる作品やった。

ある意味、ありがちな喪失と再生のドラマなんやろうけど、丁寧な作りがされてて、地味ながら何となく心に残る、そんな雰囲気があるんかもしれんね?!

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