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2016年6月29日 (水)

『草原の実験』

今日は、ちょっと変わったところでロシア映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、東京国際映画祭で最優秀芸術貢献賞なる賞を受賞したらしい。まぁ、“芸術貢献”なんて、どこか功労賞みたいな響きの賞で、作品にどれだけの箔が付いたのかは定かではないんやけど..............(笑)

ただ、ロシアのアカデミー賞をニカ賞って言うらしいんやけど、そこで音楽賞を受賞し、作品賞にノミネートされてたってことで、それなりに注目された作品ってことなんやと思う。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

草原の実験 / Ispytanie   ★★★☆☆   (2014年)

監督:アレクサンドル・コット
出演:エレーナ・アン、ダニーラ・ラッソマーヒン、カリーム・パカチャコフ、ナリンマン・ベクブタトフ=アレシェフ

草原のなかに建つ1軒の家で暮らす父親と娘。毎朝、仕事に出かける父親を途中まで送る心優しい娘に、ふたりの青年が恋するのだが....................ってなドラマ?!

この作品、セリフが一切なく、自然のなかで暮らす親子の日常を淡々と映しながら、映像で語りかけるスタイルで作られてるんよ。

当然のことながら、最初はかなり違和感があるんやけど、“会話”がないドラマを見せられると、いつも以上に映像に意識が集中するのか、静けさのなかの物音をバックに、細かい描写が目に新鮮に映るんよね。

そんでもって、主人公の女の子の透明感のある表情が印象的で、思わずグッと惹きつけられてもうたりして.....................って、結局、顔かいってツッコミを入れられそうなんやけど。

いわゆる“アート系”の作品でありながら、漠然とした終わりにせずに、むしろ強烈なアイロニーでシュールさをアピールしてくるあたり、この監督さん、なかなかのセンスやね。まぁ、ちょっとインパクトがありすぎて、賛否両論になるんかもしれんけど................?!(笑)

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