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2016年6月23日 (木)

『顔のないヒトラーたち』

今日は、ドイツ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で作品賞や脚本賞、助演男優賞といった部門でノミネートされたらしく、本場アメリカのアカデミー賞の外国語映画賞のドイツ代表に選ばれてたらしいいんよ。

第二次世界大戦が終わってから約70年、こうして関連する過去の歴史を描いた作品が多く作られるところに、ドイツ人の思いってのがあるのかもしれんね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

顔のないヒトラーたち / Im Labyrinth Des Schweigens   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ジュリオ・リッチャレッリ
出演:アレクサンダー・フェーリング、アンドレ・シマンスキ、フリーデリーケ・ベヒト、ヨハネス・クリシュ、ヨハン・フォン・ビューロー、ゲアト・フォス、ハンジ・ヨフマン、ルーカス・ミコ、ロベルト・フンガー=ビューラー

戦争が終結して10数年の時が経ち、人々は過去の記憶を消し去り、平穏な日日々を過ごしていたが、ナチスの親衛隊員だった男が教師をしているとの告発を聞き、若手の検事は気になって独自に調査するのだが..............ってなドラマ?!

ユダヤ人強制収容所の存在も、そこで何が行われていたかも忘れ去られようとする一方で、生き残った人たちは耐えがたい苦痛を背負って生きている、そんな現実に疑問を持つ男は、“犯罪者”を罪に問うことを決意し............ってなことで、その後のドイツの過去への姿勢を変えた転換点をってことなんやろね。

日常のなかに紛れ込んだ殺人者と、その隣人として暮らす犠牲者たち、そう考えると、例え戦時のことやったとはいえ、なんとも言えない状況やんね。

そんな理不尽を正す戦いを描くってことなんやろうけど、作品としては盛り上げ方がもう一息で、主人公の心の葛藤ってのもアッサリしすぎで、ちょっと拍子抜けしてもうた(苦笑)

作品のテーマとしては、過去としっかり向き合うことを選択したドイツの姿勢ってのがあるわけで、考えさせられるモノはあるんやけど.............惜しいなぁ..........?!

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