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2016年6月26日 (日)

『64-ロクヨン-後編』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

これ、今年のゴールデンウィークの終わりに公開された『64-ロクヨン-前編』の続きなんよね。前編の評判を見てみると、意外と評価が高かったらしい。

宣伝によれば“映画史に残る傑作の誕生”ってことらしいんやけど、まぁ、こういうアピールを自分からする場合って、だいたいのケースが裏目に出るもんなんよね(笑)

個人的には前編を観て、かなりガッカリしたもんやから、ちょっと期待値は低かったんやけど、更に“原作とは違うラストを.............”って言われると、イヤ~な予感がプンプンと漂ってくるわけで............。

というわけで、そんな話題作の感想は.......................?!

64-ロクヨン-後編   ★★★☆☆   (2016年)

監督:瀬々敬久
出演:佐藤浩市、綾野 剛、三浦友和、吉岡秀隆、榮倉奈々、緒方直人、夏川結衣、金井勇太、小澤征悦、滝藤賢一、柄本 祐、奥田瑛二、永瀬正敏、瑛太、仲村トオル、菅原大吉

警視庁長官の視察を翌日に控えたタイミングで起こった誘拐事件、被害者の名前を匿名にしようとする捜査本部に対し、情報の開示を求める広報官だったが..............ってなことで、“ロクヨン”と同じ手口で繰り広げられる“事件”のなかで、様々な葛藤が............ってなドラマの後半戦?!

刑事部と警務部、そしてマスコミに事件の当事者、過去とつながりながらも、現実に起こる出来事、誰が何のために............ってなことで、引き続き豪華な役者陣が熱い演技をってとこなんかな。

う~ん、なんかねぇ...............ちょっと複雑な気分になってもうた。いや、別に映画が原作のとおりである必要はないと思うんよ。限られた尺のなかで、すべてを語りつくすことはできないのは分かるんやけど、前編でも感じた、この中途半端な話の“つまみ食い”状態が、どうも気に入らんのよね(苦笑)

結局のところ警察とマスコミの関係も、警察内部の組織のしがらみも、事件の被害者と関係者の苦悩も、どれも十分に描くこともできず、何も心に残らんかった。

挙句の果てに、安っぽいケリのつけ方を強引に持ち込んで、おかげでまったく別物の話になってもうた感じすらあるもんなぁ。

まぁ、映画だけ観たひとには、役者の演技で重厚な警察ドラマってことになるんやろうけど、元ネタのドラマの深みは、ほとんど活かされてないところが、ちょっと悔しくて...........残念すぎるわ?!

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