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2016年7月14日 (木)

『1001グラム ハカリしれない愛のこと』

今日は、ノルウェーの監督さんの作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、ノルウェーのアカデミー賞であるアマンダ賞で脚本賞を獲得してて、作品賞や監督賞なんかにもノミネートされたらしいんよ。

ベント・ハーメル監督は、国際的にもよく知られたひとで、“独身男性の台所事情調査”をネタにした『キッチン・ストーリー』で注目され、『ホルテンさんのはじめての冒険』『クリスマスのその夜に』といった作品があって、どこかホノボノとした優しさの伝わるドラマを作ってくれるよね。

ちなみに、この作品に出てくる“キログラム原器”ってのは、1キログラムの重さを定義する基準器で、国際キログラム原器ってのがパリ郊外に保管されてて、メートル条約の加盟国には同じ構造のものが配られてて、日本にもひとつ、保管されてるんやって。

というわけで、そんな監督さんの新作の感想は........................?!

1001グラム ハカリしれない愛のこと / 1001 Gram   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ベント・ハーメル
出演:アーネ・ダール・トルプ、ロラン・ストケル、ヒルデグン・リーセ、スタイン・ヴィンゲ、ピーター・ハドソン、ディナーラ・ドルカーロワ、クリスティアン・エリクソン、ディディエ・フラマン、ペール・クリスティアン・エレフセン

ノルウェーの国立計量研究所で働く女性は、同じ職場で働く父が病気で倒れたため、自国の“キログラム原器”を持って、パリで開催される会合に出席するのだが.................ってなドラマ?!

計量・計測のプロとして地道に働くが、私生活は夫と別れることになり、不安な日々を過ごしていたが、そんな時に最愛の父が倒れ、しかも代役として取り扱い注意の原器を持ってパリに行くことに...........ってなことで、人生の岐路に立った女性の姿を描くってとこなんかな。

話の大まかなスジで言うと、人生の別れと出会いをってなことで、困ったときに出会いがあって、新たな道がってな感じで実にシンプルなんやけど、そんなドラマのネタとして“重さ”を上手く使ってくるあたりが監督さんの独特の視点で、ナイスなんよ。

世の中の大抵のものは長さや重さが測れるけど、“人生の重さ”や“恋の重さ”ってのは難しいもんね。

死ぬときに人生をハカリにかけて、どれほどの重みがあるか.................オレなんか、ただでさえ髪が減ってるのに、スカスカやろなぁ..........まぁ、脂肪は増えてるけど中身がね.............?!(苦笑)

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