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2016年7月16日 (土)

『キリング・フィールド』

ちょうど一週間ほど前のニュースに、元ニューヨーク・タイムズの記者シドニー・シャンバーグ氏が亡くなったっていうのがあったんよ。この人、ピューリッツァー賞を受賞したほどのジャーナリストやったんやけど、彼がモデルになった映画をひとつ、ご紹介♪

この作品を最初に観たのは、たぶんTVでの放送やったと思うんやけど、それまでベトナム戦争については少し知ってたものの、カンボジアについては何も知識もなく、この作品で描かれた内容が、かなり強烈やったんのを覚えてる。

センセーショナルな内容はもちろんのこと、エンディングで流れる切ないメロディが耳に残って、エンディングと相まって胸にグッとくるところも秀逸やしね。

この作品で助手を演じてアカデミー賞の助演男優賞を受賞したハイン・S・ニョールってひとは、カンボジアの出身で軍医やったらしいんやけど、実際にクメール・ルージュの捕虜となって、拷問を受けたらしい。

そんなわけで、リアリティ溢れるドラマは、後世に残る傑作のひとつといってエエんと違うかな?!

キリング・フィールド / The Killing Fields   ★★★★   (1984年)

監督:ローランド・ジョフィ
出演:サム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール、ジョン・マルコヴィッチ、ジュリアン・サンズ、ビル・パターソン、クレイグ・T・ネルソン、グレアム・ケネディ、ネル・キャンベル

クメール・ルージュが勢力を強めているカンボジアの首都プノンペンで、取材を続けるアメリカ人記者とカンボジア人の助手だったが、事態は悪くなるばかりで、彼らも国外に脱出することに.................ってな、カンボジアの内乱を描いたドラマ?!

悲惨な現状をニュースで伝えなければというジャーナリズムと、身近に迫りくる危険、そんな緊迫した状況のなかで苦悩する男たちの友情をってとこなんかな。

前半で描かれる戦争の悲惨さと、後半のクメール・ルージュによる残忍な統治、いろいろとショッキングな映像で語られるシーンは、思わず目を背けたくなるくらいのインパクトなんよね。

作品としては、ジャーナリストの視点から“戦争”を捉えた構成の秀逸さのなかで、ふたりのジャーナリストの強い友情の絆ってのが、最後にハゲしく胸を打つんよなぁ。

歴史のなかで起こった真実を伝え知り、そして、その中で起こった感動のドラマから何を学ぶのか、それも映画の持つ力のひとつなのかもしれんね?!(涙)

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