« 『消えた声が、その名を呼ぶ』 | トップページ | 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』 »

2016年7月25日 (月)

『アノマリサ』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、アニメ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実はアカデミー賞の長編アニメ賞にノミネートされて、ヴェネチア国際映画祭では審査員大賞を受賞し、LA批評家協会賞も受賞たんやって。

アニメといっても“パペット・アニメ”ということで、人形を使って撮影されてるんよ。1カットごとに人形を動かしながら撮影し、それをつなげて動きのある映像を作り上げるっていう、非常に手の込んだ作り方をしてるんよね。

そんな作品の監督をしてるチャーリー・カウフマンといえば、スパイク・ジョーンズ監督の盟友で、『マルコヴィッチの穴』なんかの脚本家として有名なんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

アノマリサ / Anomalisa   ★★★☆☆   (2015年)

監督:チャーリー・カウフマン、デューク・ジョンソン
出演:(声の出演)デヴィッド・シューリース、ジェニファー・ジェイソン・リー、トム・ヌーナン

会議でスピーチをするためにシンシナティにやって来た男は、10年ほど前に別れた彼女のことが忘れられず、彼女に連絡して再会したいと思っていたのだが..............ってなアニメ映画?!

妻と息子がいて、幸せな暮らしをしているハズが、どこか心は満たされず、過去にすがる気持ちが捨てきれない中年オヤジ、そんな彼が体験する一泊二日の旅の顛末は............ってね。

もともとパペットを使ったアニメってのが珍しいこともあり、独特な映像が気になってまうんやけど、それに加えて、さすがカウフマンらしい、凡人にはすんなり理解できないエキセントリックな話なんよ(笑)

安っぽく言えば、ミドルエイジ・クライシスに悩むトチ狂った中年オヤジの下半身事情をってところで、深く言えば、人生の岐路で迷う男の自分探しの旅 in ベッド??

普通のアニメと違って、人形を使ってるだけに立体的で、それでベッドシーンを見せられると、ウブなハゲおやじも思わず赤面して...............なんて(笑)

チャーリー・カウフマンの作品で万人受けするようなものは存在しないと分かっていながらも、オモロイかどうかは別にして、これはまたかなり“個性的”やったね?!

« 『消えた声が、その名を呼ぶ』 | トップページ | 『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』 »

ボチボチでんなぁ」カテゴリの記事