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2016年8月23日 (火)

『愛の小さな歴史』

今日は、インディーズ系の邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる中川龍太郎ってひとは、前作の『Plastic Love Story プラスチック・ラブ・ストーリー』でも紹介したとおり、若手のクリエーターとして注目されてるらしい。

前作はキャストのほとんどが若い役者ばかりやったのが、今回は光石くんが出演してて、プラス若手の売れっ子の池松くんも参戦ってことで、キャスティングだけを見てもバージョン・アップしてるやんね(笑)

というわけで、そんな注目監督さんの作品の感想は....................?!

愛の小さな歴史   ★★★☆☆   (2014年)

監督:中川龍太郎
出演:中村映里子、沖渡崇史、光石 研、池松壮亮、池澤あやか、高橋愛実、小林竜樹、中村朝佳

弁当の宅配サービスの仕事をしている女は、ある日、幼い頃に自分を捨てた父親がアル中で廃人のようになっていると知る。借金の取り立てをしている男は、薬物中毒になっている妹に会いに行くことに..............ってな、“家族”との縁を切れないふたりの葛藤を描いたドラマ?!

血のつながった家族でありながら、過去によって分断されたそれぞれの関係のなかで、ぶつかり合いながら、傷つけあいながらも何かを模索する、そんな二組の様子をってとこなんかな。

この作品、一番目を引くのは中村くんのキレキレの鋭い演技やろね。一見すると大人しそうな雰囲気ながら、心のなかの闇をさらけ出してぶつかって行く、そんな感情の塊のような表現に、ちょっと圧倒されてもうた。

また、そんな演技を受け止める光石くんのダメ親父っぷりが、安定感のある味わいで抜群なんよなぁ。ベテランならではの懐の深さはサスガやったよ。

インディーズの小粒な作品ではあるんやけど、ちょっと異彩を放つ“むき出し”のドラマは、確かなインパクトを余韻として残す、悪くないデキやったね?!

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