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2016年8月14日 (日)

『スリーピング・ボイス ~沈黙の叫び~』

今日は、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で最優秀助演女優賞や最優秀新人女優賞なんかを受賞し、作品賞や監督賞、主演女優賞といった主要部門でノミネートされたらしい。

原作は、フランコ独裁時代に、この作品の主人公と同じように刑務所に入れられた女性たちで生き残ったひとたちにインタビューして纏めた本なんやって。

この作品の主人公を務めてるインマ・クエスタって女優さん、えらいベッピンさんやと思ったら、だいぶ前におススメした『マルティナの住む街』って作品で一目ぼれした女優さんやった(笑)

そんな驚きの再会(製作年でいうと、どちらも同時期に作られてたらしいんやけど........)もあった作品の感想は......................?!

スリーピング・ボイス ~沈黙の叫び~ / La Voz Dormida   ★★★★   (2011年)

監督:ベニト・サンブラノ
出演:インマ・クエスタ、マリア・レオン、アナ・ワヘネル、マルク・クロテット、ダニエル・オルギン、チャロ・サパルディエル、ベゴニャ・マエストレ

内戦後に誕生したフランコ将軍による独裁政権下で、共和国派は弾圧され、多くの女性たちもイワレのない罪で刑務所に入れられていた。身重でありながら刑務所のなかにいる姉を助けるべく、マドリードにやって来た妹だったが.............ってなドラマ?!

軍部による恐怖政治が敷かれるなか、姉のために奔走する妹は、政府軍と戦う姉の夫に手紙を届けようとするが..........ってなことで、スペインの暗黒の歴史のなかで、絶望的な時代を生きた姉妹の姿をってなところかな。

いやね、なんか理不尽さがハンパなくて、あまりにもヒドイ仕打ちによって打ちのめされる人たちの姿を見てて、なんや胸が苦しくなってもうたよ。

姉役のインマくんが、相変わらずの美貌で必死に耐える姿からは、強い信念と深い悲しみが伝わってくるんよなぁ............ちょっと必要以上に個人的に感情移入してもうてる感はあるんやけど(苦笑)

それにしても、法の正義もへったくれもないような時代で、こんな形で命を落としてもうた人たちがおったって事実が、何ともやるせなく、切ないんよなぁ..................?!

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