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2016年10月 6日 (木)

『明日、君がいない』

今日は、オーストラリアの映画をひとつ、ご紹介♪

これ、自殺がテーマになってるんやけど、実は監督さんの友人が自殺で亡くなったらしく、自身も自殺未遂を起こして、それをキッカケに若干19歳で映画の製作を決意して始めたプロジェクトやったらしい。

この作品で主要キャストのひとりを演じてるテリーサ・パーマーといえば、ゾンビと美女の恋愛を描いた“ゾンビ恋愛もの”の傑作(?)『ウォーム・ボディーズ』で...............って、そんなジャンル分けがあるのかどうかも定かではないんやけど、そんな作品でヒロインを演じてた彼女の初期作品なんよね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

明日、君がいない / 2:37   ★★★★   (2006年)

監督:ムラーリ・K・タルリ
出演:テリーサ・パーマー、フランク・スウィート、ジョエル・マッケンジー、チャールズ・ベアード、クレメンティーヌ・メラー、サム・ハリス、マルニ・スパイレイン

卒業を数ヶ月後に控えたある日の午後 2時37分、ひとりの生徒が学校で自殺した。同じ高校に通う6人の生徒たちの、そんな一日の様子を追いかけながら、彼らが抱える“心の痛み”を映しだしたドラマ?!

障害者へのイジメ、同性愛、近親相姦から恋愛、親との確執まで、様々な悩みや問題を抱えた高校生たち姿を追いながら、彼らの複雑な胸の内を切り取って描くってね。

“誰が自殺したのか”、そんな問いを投げかけながら、クラッシックの調べをバックに、静かで澄んだ映像のなかにある、寂しく、悲しい青春ドラマは、子どもでもなければ大人にもなりきれない、そんな世代を生きる彼らの苦悩ってのが、うまく映しだされてるんよ。

何気なく日々を過ごしているように見えて、心の中では悩み苦しみながら、答えを探している、そんな揺れる心を捉えながら“その時”に向かっていく、なかなか斬新で見事な演出やったね。

それぞれの動機、今にも崩れ落ちそうな心、そんな危うい彼らの日常ってのが、青春のひとつの真実であり、この作品の独特の雰囲気を作り出してるのかもなぁ?!

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