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2016年10月10日 (月)

『囚われた少女たち』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、メキシコ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、メキシコのアカデミー賞にあたるアリエル賞で作品賞を獲得したらしいんよ。監督賞や脚本賞、新人女優賞なんかも受賞したようで、本国ではかなりの評価やったみたいやね。

製作には、欧米でも名前を知られ、今やメキシコを代表する役者になったガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナの仲良しコンビが名前を連ねてて、メキシコ社会の問題を伝えたいっていう思いがあったらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

囚われた少女たち / Las Elegidas   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダビ・パブロス
出演:ナンシー・タラマンテス、オスカル・トレス、レイディ・グティエレス、ラケル・プレサ、アリシア・クィノネス、ホルヘ・カルデロン

好きになった相手の家族は、恋人にした女性を娼婦として働かせていた。捕まった彼女もまた、逃げられない状況に追い込まれ、娼婦として働かされるのだが.................ってなメキシコの暗部を描いたドラマ?!

父親や兄に強要されて、好きになった彼女を騙し、彼女を解放してもらおうと懇願する男と、逃げ場なく体を売るハメになった女、そんなふたりの様子を淡々とってね。

単にヒドイ仕打ちを受けて、娼婦にさせられる少女の苦しみを描くだけやなくて、次第に悪に染まっていくゲスな男の側も描くことで、断ち切れない悪の循環が映し出されてるあたりが、悪くなかったかな。

ある程度の過激な描写は避けられないなかで、敢えて露骨な描写を避けたという点は、“エロ”ではなく、“社会派ドラマ”という方向性を前面に出してるんやろうけど、一方で、彼女の苦しみがもうひとつ伝わらんかった気もするんよね。

それにしても、こんな犯罪が野放しにされてる社会ってのは、あまりにもヒドイよなぁ.............?!

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