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2016年10月 2日 (日)

『怒り』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、吉田修一って作家さんの小説らしいんやけど、監督さんとこの原作者のコラボは、深津絵里と妻夫木くんが共演して話題になった『悪人』に引き続いてってことになるらしい。

これまでに行定くんが監督した『パレード』や、高良健吾と吉高由里子が共演した『横道世之介』、真木よう子の大胆な演技で話題になった『さよなら渓谷』と、結構な確率で映画化されてるところをみると、映画にしたくなるような小説を書いてるってことなんかな...............読んだことないんやけど。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

怒り   ★★★☆☆   (2016年)

監督:李 相日
出演:森山未來、綾野 剛、松山ケンイチ、渡辺 謙、宮﨑あおい、妻夫木 聡、広瀬すず、ピエール瀧、三浦貴大、池脇千鶴、原 日出子、高畑充希、佐久本 宝

残忍な夫婦惨殺事件が発生して1年、いまだに犯人の手掛かりすらつかめないなか、東京、千葉、沖縄の3か所に現れた3人の素性の知れない男たちと、そんな彼らと関わる人たちを描くドラマ?!

ゲイの男は、クラブで知り合った男を家に泊め、元風俗嬢は漁港で働く男と恋に落ち、東京から沖縄に越してきたばかりの女子高生は、離島で暮らす男と知り合い、そんなワケありな彼らと関係を深めるのだが.............ってなことで、それぞれのドラマが展開するんよ。

誰が犯人なのかってのをベースに置きながら、微妙に変化していく人と人のキョリ感をってなところなんかな。

犯人探しっていう点では、ある程度、この手の作品のセオリーに沿った流れだけに、それほどインパクトはないんやけど、出てる役者の演技がなかなか楽しめるんよ。

いつもと少し毛色の違う役を演じる宮﨑くんの演技は、感情が染み出してて、サスガやったし、広瀬くんもピンポイントでキラリと光るものがあって、世間的には“アイドル女優”的な扱いなんやろうけど、それだけやない部分を見せてくれてた。

そんでもって、久々にスクリーン復帰した森山くん、いやぁ~キレキレやった。1年間の修行の旅は無駄やなかったみたいやね。

それぞれの役者の持ち味は十分に出てて、見ごたえはあるんやけど、作品としてどうかって言われると、トータルで見たときに何か物足りなさというか、少しシックリこないものがあったかなぁ............?!

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