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2016年11月

2016年11月30日 (水)

『君がくれたグッドライフ』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ドイツ批評家協会賞ってので主演女優賞にノミネートされたり、ジュピター賞ってので賞を獲ったりと、本国ではかなり評価されたらしい。

主演のフロリアンくんは、ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で主演男優賞を受賞した経歴を持つ、本国では知られた役者さんみたいやね。

共演してるユルゲン・フォーゲルって俳優さんは、どっかで見たことのある見事な頭やなぁって思ったら、『THE WAVE ウェイヴ』って作品に先生役で出てたひとやった。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

君がくれたグッドライフ / Hin Und Weg   ★★★☆☆   (2014年)

監督:クリスティアン・チューベルト
出演:フロリアン・ダーヴィット・フィッツ、ユリア・コーシッツ、フォルカー・ブルッフ、ミリアム・シュタイン、ユルゲン・フォーゲル、ヴィクトリア・マイヤー、ヨハネス・アルマイヤー、ハンネローレ・エルスナー

気の合う仲間たちで開催している毎年恒例の自転車旅行、持ち回りで行先を決めていたが、当番だった男はベルギーに行こうと決めた。そんな彼とその妻には、行先を決めた大きな理由があり...............ってなドラマ?!

ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、自ら安らかな死を選択した男と、そんな彼と一緒に旅をすることになった仲間たちの複雑な心情を描いてるんよ。

徐々に、そして確実に自分が壊れていく、そんな不安と恐怖に苦しむ男と、そんな親友の決断を受け止めきれない妻や仲間たち、これはなかなか難しい問題やよなぁ。

病の苦しみと、倫理的な疑問、何が正しいかなんてことは、簡単には言えるもんやないってのが、伝わってくるドラマやった。

とっても重いテーマを扱いながらも、家族や友人との絆をベースに、決して答えを押し付けることなく、問題を提起してくる作りは、なかなかやったかな。

それにしても.............もし自分ならってことを考えてまう、そんな年齢になったんやなぁって思ったよ?!

2016年11月29日 (火)

『竜宮、暁のきみ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の主演の石田くんといえば、若い割には、もうキャリアでいうと10年以上になるんよね。でもって、初期の『カナリア』って作品では、映画初出演の谷村美月と共演してたんやけど、その後のふたりの“役者”としての成長を見ると、いつも「なんでかなぁ~」って思ってまうんよ(苦笑)

キャスティングでいうと、松本明子と西山浩司は作品の舞台になってる香川の出身らしく、そのあたりでご当地枠でのチョイスやったんやろうとは思うんやけど、この3人で映画を作るっていうのは、結構な度胸やなぁって思ったりして.............。

ちなみに、ヒロインを演じてる谷内くんは、あの“トミーとマツ”(って例に挙げると世代が分かるんやけど...........)の国広富之の娘さんなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

竜宮、暁のきみ   ★★★☆☆   (2013年)

監督:青木克齋
出演:石田法嗣、谷内里早、松本明子、西山浩司、小林ユウキチ、落合モトキ、丸山歩夢、金山一彦

東京から久しぶりに香川の実家に帰って来た大学生の青年は、親友と海で泳いでいる時に自分のせいで彼を死なせてしまう。失意のまま、すべてに投げやりになった彼の前に、ひとりの女の子が現れ.............ってなドラマ?!

事故から1年が経っても、罪悪感から逃れられず、漫然と日々を過ごしていた彼の前に、不思議な女の子が現れ、一緒に時間を過ごすうちに、彼のなかで変化が................ってことで、人生やり直しドラマをってとこなんかな。

まず、両親役が西山くんと松本くんやって時点で、いかに低予算でキャスティングして、作品を作ってるかが分かるやんね(笑)

それに加えて、石田くんの、すでに鉄板になってる“演技力の成長のなさ”ってのを存分に見せてくれるもんやから、なんともスカスカのドラマに仕上がってもうてるんよなぁ。

そもそものところで、話のスジが読めてまうところに、あまり新鮮味がないってのもあるんやけど。

低予算のご当地映画ってことなんやろうけど、あまり個性のない、普通のドラマになってもうてる気がしたかなぁ?!

2016年11月28日 (月)

『ウッドローン』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、スポーツもの(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品の主人公になってるトニー・ネイサンってひとは、高校のアメフトで活躍し、アラバマ大学を経て、NFLのマイアミ・ドルフィンズで活躍した実在のひとらしいよね。

アメフトが国民的なスポーツのひとつってこともあってか、アメフトもので実話系の作品って、結構な確率で“当たり”の映画になるっていうのが、これまでの経験からあって、これもかなり期待したんやけど....................。

この作品を製作してるのが Pure Flix Entertainment っていうスタジオで、どうやらゴリゴリのキリスト教系の映画製作会社らしく、要するに布教活動の一環として、TV番組やら映画を作ってるみたいで......................(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ウッドローン / Woodlawn   ★★☆☆☆   (2015年)

監督:アンドリュー・アーウィン、ジョン・アーウィン
出演:カレブ・キャスティル、ショーン・アスティン、ニック・ビショップ、シェリー・シェパード、ジョン・ボイト、ジョイ・ブランソン、デヴォン・フランクリン、ブレット・ライス、ヴァージニア・ウィリアムス、ジェット・ユルゲンスマイヤー

人種差別のハゲしいアラバマ州の高校では、白人と黒人が憎しみ合っていた。アメフトチームでも、黒人選手に出番はなく、差別的な扱いを受けていたが、ひとりの男が神の導きを生徒たちに説き、彼らのなかに変化が......................ってなドラマ?!

人種間の対立がなくなり、ひとりの黒人のスター選手の誕生により、チームは躍進するが..........ってなことで、70年代はじめにあった実話を基にしてるらしい。

ちょっとした変化によって奇跡が起こりってなことで、これが事実やって言われると納得せんとアカンのかもしれんけど、あまりにも宗教プロパガンダの臭いが強すぎて、素直に感動できんのよ(苦笑)

白人社会のなかで、必死になって戦いながら栄光に向かって走る、そんなエエ話なんやろうけど、それが神の導きで神の言葉を信じてたからやって点だけを強調されてまうと、なんや、まるで洗脳しようと必死になってるんと違うかって思ってまうんよね。

シンプルにスポーツの世界での感動秘話を期待してたモノとしては、これはあまりにも別世界のシロモノやったわ(苦笑)

別に宗教を否定するつもりはないんやけど、しかし...........こんなのがバンバン作られてるアメリカって国は、かなり病んでるのかもしれんなぁ................えっ、日本のどっかの新興宗教も結構な勢いでアニメ映画を作ってるって?!

2016年11月27日 (日)

『この世界の片隅に』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、いろいろと話題になってる(?)邦画アニメをひとつ、ご紹介♪

これ、主人公の声を担当してるのが、能年玲奈こと“のん”ってことで、週刊誌なんかを騒がせた彼女の独立騒動による事務所との対立後の初めての大きな仕事ってことで、なんや必要以上に注目されてるらしい(苦笑)

この作品の元ネタは、こうの史代ってひとの人気漫画らしく、映画としては当初、資金難で制作が危ぶまれたものの、クラウドファンディングで資金を集めて、なんとか完成にこぎ着けたっていうくらい、苦労して出来上がったものなんやって。

こうの史代の作品でいうと、実写もので、泣かせ上手な佐々部 清監督の『夕凪の街 桜の国』がやっぱり原作やったってことで、実際に原作は見たことないんやけど、出身地である広島と向き合って作品を作る、そんなひとなんやろね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

この世界の片隅に   ★★★★   (2016年)

監督:片渕須直
出演:(声の出演)のん、細谷佳正、稲葉菜月、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、尾身美詞、牛山 茂、小山剛志、津田真澄、新谷真弓、京田尚子、澁谷天外

広島市で3人兄妹の長女として育った女の子は、18歳の時に縁談が決まり、相手が住んでいる呉に移り住むことに。折しも戦況は悪化の一途で、海軍の街である呉も頻繁に空襲が行われ..............ってな、戦時中の暮らしを描いたアニメ?!

絵を描くのが大好きな女の子が、嫁入りして、いろんな経験をしながら成長する様を、日常の積み重ねを映像にしてって感じかな。

このドラマ、日々の些細な出来事を、ちょっとのんびり屋の主人公の目線で捉えながら、戦争という特別な時代を過ごした人たちの気持ちを伝えてるところが秀逸やった。

そんな作品の雰囲気をうまく作り上げてるのは、主人公の声を担当してる能年くん改め“のん”なわけで、別に世間の評判がどうのこうのってのは別にして、彼女の声が持つ独特の“まったり感”と“力強さ”ってのが、絶妙のバランスで耳に残るんよ。

“戦争”って大きく括ると少しボヤけてまうんやけど、そこには戦火のなか暮らす人たちがいて、いろんな思いをしながら歯を食いしばってた人たちがいた、そんなことを考えると、やっぱりグッと胸にくるもんがあるんよね。

直球で涙腺を攻めてくるというよりは、ジワジワと余韻で攻める、そんな良質なドラマやったよ?!

2016年11月26日 (土)

『マイ・ベスト・フレンド』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、女の友情を描いたドラマをひとつ、ご紹介♪

ドリュー・バリモアとトニ・コレットは、ふたりともそこそこキャリアの長い女優さんなわけやけど、共演するのはこの作品が初めてやったらしいんよ。でもって、親友役を演じたふたりは、そのまま実生活でも親友になったんやって。

というわけでキャスティングがうまく機能した作品を監督したキャサリン・ハードウィックといえば、白塗りの男と狼男の間で恋に揺れる“トワイライト”シリーズを作ってたひとやったっけ.................(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

マイ・ベスト・フレンド / Miss You Already   ★★★☆☆   (2015年)

監督:キャサリン・ハードウィック
出演:ドリュー・バリモア、トニ・コレット、ドミニク・クーパー、パディ・コンシダイン、フランシス・デ・ラ・トゥーア、ジャクリーン・ビセット、タイソン・リッター、シャーロット・ホープ、ソフィー・ホランド

小学校の時に出会って以来、ずっと親友のふたりは、いつも一緒だったが、ひとりは結婚してふたりの子供の母となり、もうひとりは結婚したものの子供ができず、不妊治療にハゲんでいたが................ってな、女性の友情を描いたドラマ?!

大人になっても、いつも側にいる、そんな仲の良いふたりだったが、ひとりが乳がんになり、もうひとりは苦労して妊娠したものの、それを親友に伝えづらく..............ってなことで、そんなふたりの関係を軸に、女性の生き様をってとこなんかな。

この作品、テーマからすると、当然のことながら主演のふたりの絡みが重要になってくるワケやけど、その点、抜群の相性の良さが伝わって来て、話にリアリティを持たせるには十分で、エエ感じやった。

乳がんって病気が女性にとってどういうものか、そして妊娠と出産を経て母親になるってことがどういうことかってのを、しっかりと描いてるところも、なかなかやったかな。

ただ、作品の性格上、男目線で観てると、どうしても違う視点から眺めてまうわけで、そういう意味では同性の視点で観ると、もっと感じるものがあるんやろうと思う。

なかなか悪くなかったんやけど.............あの日本版のテーマ曲って、エンドロールで流す必要あるんやろか。個人的には、あれをやられるとドン引きしてまうんよなぁ................(苦笑)

2016年11月25日 (金)

『クリーピー 偽りの隣人』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのが日本ミステリー文学大賞なるものの新人賞を受賞した小説とのことで、劇場で公開してた頃は、結構、派手に宣伝してたのを覚えてる。残念ながら、小説の方は読んだことないんやけど。

監督の黒沢くんといえば、香川照之と小泉今日子が共演した『トウキョウソナタ』あたりで有名で、綾瀬はるかが主演した『リアル~完全なる首長竜の日~』や深津絵里と浅野忠信が共演した『岸辺の旅』なんかが話題になってたけど、個人的には...............なんよなぁ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

クリーピー 偽りの隣人   ★★★☆☆   (2016年)

監督:黒沢 清
出演:西島秀俊、竹内結子、香川照之、東出昌大、川口春奈、藤野涼子、戸田昌宏、笹野高史、馬場 徹、池田道枝、佐藤直子

刑事を辞めて大学で犯罪心理学を教えている男は、妻とふたり、郊外の一軒家に引っ越した。彼は、未解決事件のひとつに興味を持ち、その関係者の娘に話を聞くが、ちょうどその頃、引越し先の隣人の男の不可解な言動が気になり..............ってなミステリーもの?!

過去の事件の謎と、隣人との奇妙な付き合い、幸せだった夫婦の関係に危険が迫り................ってなことで、イケメン西島くんと香川くんとのバトルをってとこなんかな。

予告やら、この分かりすぎるタイトルやらで、すでに話のほとんどは読めてまうわけで、後はどう盛り上げて、どう締めるかってところがポイントになるわけやけど....................う~ん、なんやろ、この強引なケリのつけ方は(苦笑)

2時間超の時間お付き合いして、この程度のエンディングで“どやっ”て言われても、なんや少し損した気分になってまうやんか。

結局のところ、主演のふたりの演技を楽しんでってことだけで、それ以上のウリがよう見つからん、そんな作品やったね?!

2016年11月24日 (木)

『二ツ星の料理人』

今日は、料理をネタにした作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、一応アメリカ映画ってことなんやけど、話の舞台になってるのがロンドンで、出演してる役者の顔ぶれは、なかなかのインターナショナルなんよ。

主演のブラッドリー・クーパーやユマ・サーマンはアメリカ人で、舞台となってるイギリスからはエマ・トンプソンやマシュー・リス、シエナ・ミラーはアメリカ生まれながらイギリス育ちで、サム・キーリーはアイルランド、ダニエル・ブリュールはドイツ系のスペイン人、オマール・シーはフランスで、リッカルド・スカマルチョはイタリア人で、麗しのアリシア・ヴィカンダーはスウェーデンやもんね。

そんな世界各国から集めたキャストで作られた作品の感想は.....................?!

二ツ星の料理人 / Burnt   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジョン・ウェルズ
出演:ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ダニエル・ブリュール、オマール・シー、エマ・トンプソン、マシュー・リス、ユマ・サーマン、アリシア・ヴィカンダー、リッカルド・スカマルチョ、サム・キーリー、ヘンリー・グッドマン、スティーヴン・キャンベル・ムーア、リリー・ジェームズ、セーラ・グリーン

フランスの一流レストランで修行したものの、クスリや酒で身を崩し、失敗した男は、ロンドンの知り合いを頼り、もう一度ミシュランの三ツ星を目指すべく、動き出すのだが.................ってな料理人ドラマ?!

自信家で傲慢なアメリカ人シェフが、かつての仲間や優秀な女シェフを強引に呼び込み、新しいレストランをオープンするが、いろいろと問題もあり、苦難の船出となり...........ってなことで、料理人の苦悩を描いてるんよ。

ブラッドリーくんの嫌味のなさが幸いしてか、美味そうな料理の映像を眺めながら、スンナリと楽しめる内容かもね。

なかなか豪華な面々が出演してるんやけど、個人的には、出番は多くないものの、やっぱりアリシアくんが出てきた瞬間に“おぉ~”って嬉しくなってもうた(笑)

シェフとして店の看板を背負う重圧や、仲間たちとの絆、そんなものをサラリと取り入れた話は、アリガチで五つとはいかんかったけど、それなりに悪くない“味わい”やったかな?!

2016年11月23日 (水)

『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』

今日は、マイケル・ムーアの新作ドキュメンタリーを、ご紹介♪

監督デビュー作『ロジャー&ミー』で自動車業界のジャイアント“GM”の横暴を糾弾して注目され、アカデミー賞を受賞した『ボウリング・フォー・コロンバイン』では、アメリカの銃社会を痛烈に批判し、その後も同時多発テロを扱った『華氏911』や医療問題を取り上げた『シッコ』、そして金融の矛盾を突いた『キャピタリズム マネーは踊る』と、常に独特の切り口で問題提起をしてきたひとやんね。

そんな彼の6年ぶりの新作ってことで、注目してたんやけど、ずっとプロデューサーとして参加してた奥さんと離婚したってところで、ちょっとその当たりの変化が気になってたんよなぁ..........。

というわけで、そんな作品の感想は................................?!

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ / Where To Invade Next   ★★★☆☆   (2015年)

監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア

ヨーロッパを中心に各国を回りながら、アメリカにない制度や仕組みを取材しつつ、マイケル・ムーア流のシニカルな視点で自国の現状を検証したドキュメンタリーもの?!

年間8週間もある有給休暇、豪華な学校給食、斬新な教育改革、麻薬との戦い方や、犯罪者に対する処遇、女性の人権問題、現在のアメリカが直面している社会の様々な問題に対する“答え”を求める監督さんが行きついた先は..........ってなことで、今回も“らしい”作品に仕上がってた。

宿題をなくすことで子供の成績が上がるとか、死刑をなくすことで犯罪率が下がるとか、他国で実践されてる試みに驚きながらも、アメリカに右に倣えなこの国にも当てはまる問題に、いろいろと考えさせられてもうたよ。

同じことがどこでも当てはまるワケではないんやろうけど、視点を変えて物事を考えることの大切さみたいなものは感じたね。

“人間の尊厳を大切にする”とか、“女性的な視点で社会を見つめる”といったことは、平和でよりよい世界を作るためには、ごっつい重要かもしれんなぁ..............?!

ケンカ腰で挑むスタイルが見られないところが少し物足りないんやけど、皮肉を込めて問題を突き付けるあたりは、さすがやなぁって思ったよ。

2016年11月22日 (火)

『ガールズ・ステップ』

今日は、邦画の青春ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、他のをレンタルしたときに予告編を観て興味があったんやけど、某ダンサー系事務所の絡みなのか、レンタル屋でエライ長く新作のままになってて、しかもずっとレンタル中で、なかなか借りれんかったんやけど、ようやくレンタルできたんよ。

監督さんは、綾瀬はるかが主演した『ひみつのアッコちゃん』や剛力くんと山崎賢人が共演した『L・DK』、“のん”こと能年くんが主演した『海月姫』のひとで、どうやらコメディ系を得意としてる感じなんかな。

主演の女の子たちは、それぞれ子役から活躍してたり、E-Girlsのメンバーやったりで各事務所イチオシの有望株ってとこなんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ガールズ・ステップ   ★★★★☆   (2015年)

監督:川村泰祐
出演:石井杏奈、小芝風花、秋月三佳、小野花梨、上原実矩、塚本高史、山本裕典、磯村勇斗、松浦 雅、玉木瑛美、大東駿介、音月 桂、柳 ゆり菜

体育のダンスのテストをさぼった罰として、商店会のフェスティバルでストリートダンスを踊るように言われた5人の女子高生たち。クラスでは浮いた存在で“地味~ズ”と陰口を叩かれる彼女たちだったが...............ってな青春友情ドラマ?!

ひょんなことからダンスを始めた5人、それぞれに悩みを抱える彼女たちが、不器用に傷つきながらも頑張る様を描くってね。

まぁ、いうてもコテコテのアリガチな青春ドラマではあるんやけど、彼女たちのひたむきさと友情の絆ってやつに、途中からエエように涙腺を刺激されてもうて..............(笑)

お世辞にも上手いとは言えない彼女たちの演技が、かえって共感を呼んでみたりしつつ、さりげなくチャラいダンス部コーチを演じる塚本くんがエエ味出してたり、気づいたら結構、前のめりになってたんよ。

ショッぱい青春の日々のなか、自分を見つめ、仲間と一緒に、何かに必死に打ち込んで、大切なものを見つける、なんか盛り上がってもうたなぁ..............ごっついベタやけど?!(笑)

2016年11月21日 (月)

『ヒットマン:エージェント47』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、アクションものをひとつ、ご紹介♪

“ヒットマン”ってタイトルに付く作品って、ネットで検索すると結構あったりするんやけど、原題に関係なく、どうも殺し屋が主人公のB級アクションものに、安易にそんなタイトルが付くことが多いんよ。

ただ、この作品は、もともとは人気のゲームソフトを実写映画化したもので、2007年に作られた『ヒットマン』ってののシリーズものになるらしい。

前作は、主役のエージェント47をティモシー・オリファントが演じてて、ヒロインがオルガ・キリレンコで、デンマークのウルリク・トムセンなんかも出演しとったんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ヒットマン:エージェント47 / Hitman: Agent 47   ★★★☆☆   (2015年)

監督:アレクサンダー・バック
出演:ルパート・フレンド、ハンナ・ウェア、キアラン・ハインズ、ザカリー・クイント、トーマス・クレッチマン、アンジェラベイビー、ジェリー・ホフマン

遺伝子操作で無敵の人間兵器を生み出すプロジェクトは、一度は中止されたが、再び同じ計画を実行しようとする組織が、かつてのプロジェクトを成功させた後、行方不明となっている博士を見つけるため、彼の娘を捕まえようとするのだが...................ってなアクションもの?!

かつての実験で生み出された“エージェント”の男は、組織より先に博士の娘を見つけ出そうと、彼女のいるベルリンに向かうが................ってなことで、派手なアクションがノンストップで展開するんよ。

イギリスの期待のイケメン俳優が、坊主頭で大暴れってなところで、なかなか思い切ったなぁって感心してもうた。

単純なよくあるアクションもののストーリー展開の中にも、適度に父娘の葛藤やら、師弟関係といったポイントがあったりで、意外と楽しませてくれるんよ。

前作と同様に、ノリノリの音楽でグイグイと盛り上げてくれるあたりも悪くなかったりして、案外、嫌いやなかったりして..............まぁ、B級なんやろうけど?!(笑)

2016年11月20日 (日)

『ミュージアム』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画のコワい目のやつをひとつ、ご紹介♪

この作品、予告編やらポスターでカエルの被り物がバンっと出てて、なんとなくインパクトのある宣伝をしてたのが気になってたんよ。

元ネタは、例によってヤングマガジンかなにかに掲載されてたコミックらしいんやけど、毎度のことながら読んだことがないんで、まったく前情報なしでの鑑賞やった。

監督の大友くんは、『ハゲタカ』は嫌いやなかったんやけど、その後の“るろうに剣心”シリーズは、正直、ちょっとどうかなぁってのが個人的な評価やったんやけどね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ミュージアム   ★★★☆☆   (2016年)

監督:大友啓史
出演:小栗 旬、尾野真千子、野村周平、松重 豊、田畑智子、市川実日子、伊武雅刀、大森南朋、丸山智己、妻夫木 聡、五十嵐陽向

雨の日に次々と起こる猟奇殺人事件、犯人のメボシもつかない捜査本部は焦りを覚えるが、捜査に参加していた刑事のひとりは、被害者の共通点から自分の妻も犯人のターゲットのひとりだと分かり、不安に駆り立てられるのだが...............ってなサスペンスもの?!

謎の犯人と行方が分からない妻子、身内が事件の当事者ということで捜査からハズされた男は、必死に犯人との接触を試みるが.............ってなことで、なかなかのテンションで展開していくんよ。

とっても硬派な作りで、疲弊していく主人公を演じる小栗くんも頑張ってるし、カエル男の弾けっぷりも悪くなく、この手の邦画としては、よくデキてるんと違うかな。

素直に観てればエエんやけど、ヒネクレ者はどうしても粗探しをしてまうもんで、あまりにも犯人を泳がせすぎてる捜査やら、犯人の過去やらが妙に取ってつけた感じがしてもうて、どうもシックリとこない違和感が残ってるのが気になってもうたかなぁ(苦笑)

それでも、傑作とまではよう言わんけど、最初から最後まで引き付けるものはあったし、悪くないデキやったんと違うかな?!

2016年11月19日 (土)

『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、トム・クルーズの最新作をひとつ、ご紹介♪

これ、アメリカでは人気のシリーズものの小説を映画化した作品で、前作『アウトロー』に続く第2弾ってことらしいんよ。

前作で、原題“Jack Reacher”を完全に無視して、特に法を犯すワケでもないのに“無法者(アウトロー)”感を前面に宣伝してた配給会社さんは、少しは反省して今回はタイトルを付けたんやろか。

あまりにも前回のときに邦題に批判が集まったのを受けて、ビビりすぎて“NEVER GO BACK”をカタカナ表記にするのも諦めて、そのままアルファベット表記にしたとか..............(苦笑)

ちなみに今回のヒロイン役を演じてるコビー・スマルダーズくんは、“アベンジャーズ”シリーズに出演してて、個人的にちょっと気になってた女優さんなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ジャック・リーチャー NEVER GO BACK / Jack Reacher: Never Go Back   ★★★☆☆   (2016年)

監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダーズ、ダニカ・ヤロシュ、オルディス・ホッジ、パトリック・ヒューシンガー、ロバート・カトリーニ、ホルト・マッキャラニー、ロバート・ネッパー、ジェイソン・ダグラス

元陸軍の少佐で今は放浪の旅をしている男は、とある事件で知り合った少佐を訪ねたところ、彼女はスパイ容疑で逮捕されていた。なにか不自然なものを感じた彼は、収監されていた彼女を助け、一緒に逃げながら軍内部で行われている陰謀を暴こうとするのだが................ってなサスペンス&アクションもの?!

軍から追われ、執拗に命を狙ってくる殺し屋と対峙しながら、事件の真相を追いかけ..............ってなことで、ノンストップのアクションが続くんよ。

そもそも話の取っ掛かり部分がアメリカの軍の仕組みを知らないことで、ピンとこない部分もありつつも、この手の作品でのトムくんの体を張った頑張りってのは、なかなか見どころがあるやんね。

別の作品で少し気になってたコビーくんがヒロインとしてフィーチャーされてるってところも、個人的にはお楽しみポイントやったんやけど(笑)

単なる犯人探しで暴れて“ドヤッ”ってのだけで終わることなく、少し人間関係を織り交ぜてるあたりは、この監督さんならではなのかも。

ある程度、予定調和のなかで展開するあたりに意外性はないんやけど、それなり楽しめるレベルにはあるんと違うかな?!

2016年11月18日 (金)

『あやしい彼女』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとはヒットした韓国映画『怪しい彼女』ってやつの日本版リメイクらしいんやけど、これ、他にも中国版(『20歳よ、もう一度』)ってのや、ベトナム版(『ベトナムの怪しい彼女』)ってのがあるらしい。

監督の水田くんと言えば、阿部サダヲと組んだ『舞妓Haaaa!!!』『謝罪の王様』のひとやってことで、個人的には、その時点でかなり懐疑的な気分になるんやけど(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

あやしい彼女   ★★★☆☆   (2016年)

監督:水田伸生
出演:多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、北村匠海、要 潤、志賀廣太郎、三鴨絵里子、金井克子、越野アンナ、温水洋一

娘とケンカして家を飛び出したおばあちゃんは、フラりと立ち寄った写真館で写真を撮ると、なぜか20歳に若返ることに。戸惑いながらも、孫のバンドで歌うことになり.................ってなコメディもの?!

外見は若いものの、中身は70代のお年寄、戦後でやりたいこともできなかった時代を生きた彼女は、音楽で生きていこうと思ってる孫のためにシャウトするのだが............ってな感じかな。

いやぁ、多部ちゃん、キュートやよなぁ。もともと“昭和”顔なところが、見事に役にフィットしてるようで、彼女の魅力がよう出とったよ。

まぁ、話の内容としては、どうってことないドタバタのコメディではあるんやけど、母娘の関係を描いたりで、それなりに悪くなかったかも。

言うても多部ちゃんでモッテルようなもんやと個人的には思うんやけど...................ね?!

2016年11月17日 (木)

『パレス・ダウン』

今日は、フランスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、今年のフランス映画祭で公開されたものの1つらしく、シネマ・カリテでやってる企画もの上映会(?)でも公開されてたらしい。

話のネタは、インドのムンバイにある高級ホテル“タージ・マハルホテル(Taji Mahal Palace & Tower)”で2008年に実際に起こったテロリストによる襲撃事件らしく、イスラム過激派と思われる一派によってホテルのほか、駅やレストランが狙われたんやって。

原題は、ホテルの名前の“タージ・マハル”なんやけど、邦題の方は、どっかのホワイトハウス襲撃のアクション映画を意識した(?)のか、“パレス”に“ダウン”って言葉が追加されてるんよ(笑)

まぁ、そんなツッコミは置いといて、肝心の作品の感想は......................?!

パレス・ダウン / Taj Mahal   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ニコラ・サーダ
出演:ステイシー・マーティン、ジーナ・マッキー、ルイ=ド・ドゥ・ランクザン、アルバ・ロルヴァケル

父親の仕事の関係でインド・ムンバイで2年間過ごすことになった女の子は、両親が外出し、ひとりホテルのスイート・ルームに残った夜にテロに巻き込まれ、部屋に取り残されるのだが.................ってな実話を基にしたドラマ?!

よく知らない国のホテルの一室で身を隠し、外の銃声を耳にしながら、携帯で親と連絡しつつも、恐怖に襲われ............ってなことで、そんな突然の危機的状況を描いてるんよ。

実際にこんな状況になったって考えると、他人事ながら少し怖いなぁって思うんやけど、作品として観たときに、残念ながらそれほどの緊迫感ってのが伝わってこないんよね(苦笑)

演出の問題なのか、両親のリアクションの少なさなのか、どこかマッタリした感が抜けなくて、命の危機っていうのが希薄な時点で、パニック映画としては残念な評価になってもうてる気がした。

今や、世界のどこにいてもテロの危険ってのはあるわけで、明日は我が身かもって思うと、ちょっと考えさせられるんやけど............?!

2016年11月16日 (水)

『神様メール』

今日は、ベルギー、フランス&ルクセンブルグの共同製作で作られた映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場で公開されてたときに、作品の内容云々よりも、邦題があんまりで、作品の評価にマイナスになってるってことで、エライ話題になってたんよね。

原題の意味は、“新・新約聖書”ってなことで、かわいらしい神様が大活躍って内容なんやけど、それを今風を意識しまくったのか、“メール”とはいかがなものか、ってのが言われてたんかな。まぁ、確かにメールは送ってるんやけど...............(苦笑)

監督のジャコ・ヴァン・ドルマルってひとは、ベルギーの出身で、90年代はじめに『トト・ザ・ヒーロー』って作品でカンヌ映画祭のカメラ・ドールやセザール賞の外国語映画賞を受賞して注目されたんよ。

10年ぶりに作った前作『ミスター・ノーバディ』って作品も、なかなかのインパクトやったんやけど、どうも観客を置き去りにする傾向はあるのかもなぁ(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

神様メール / Le Tout Nouveau Testament   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジャコ・ヴァン・ドルマル
出演:ピリ・グロイン、ブノワ・ポールヴールド、ヨランド・モロー、フランソワ・ダミアン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ローラ・ファーリンデン、セルジュ・ラヴィリエール、ロマン・ゲラン、マルコ・ロレンツィーニ、ディディエ・ドゥ・ネック、ダヴィッド・ミュルジア

“神様”はベルギーに住んでいて、部屋に引きこもって、パソコンで人類に不幸の種をまいては、それを眺めて楽しんでいた。そんな父親が許せない“神様の娘”は、ある行動を起こすのだが....................ってな、コメディ調(?)のファンタジードラマ?!

人々に余命を送信して神の威厳を失墜させ、勝手に選んだ6人の使徒と会って、新しい新約聖書を作ろうと奮闘するが...............ってなことで、ちょっとシュールな話が展開するんよ。

そもそもの設定がぶっ飛びすぎてて、簡単には受け入れにくい話なんやけど、何もなかったように強引に話を進めてまうところがスゴイよね(笑)

神様の娘が下界で大騒ぎしながら、“ささやかな奇蹟”で人々を幸せにってなドラマは、特に害はないし、悪くないのかも。

設定の奇抜さほど、特別に胸に響くものは正直なかったんやけど、ファンタジーものとしては、気楽に楽しめるという意味でも、ボチボチなのかもしれんね?!

2016年11月15日 (火)

『青い青い空』

今日は、邦画の青春モノをひとつ、ご紹介♪

この作品、静岡県の浜松市で作られたご当地映画みたいなんよね。書道をネタにした青春映画というと、ちょうど同じ頃に作られ、成海璃子や桜庭ななみ、高畑充希なんかが出演してた『書道ガールズ‼ -わたしたちの甲子園-』って作品があて、そっちがメジャーとしたら、こちらはマイナー路線ってとこかもね。

そんな5年以上前の作品が、なぜ今レンタル屋で新作として棚に並んだのかってのが不思議ではあるんやけど、草刈正雄の娘も出てたりして、それ以外の脇を固める面々も、結構な充実ぶりなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

青い青い空   ★★★★   (2010年)

監督:太田隆文
出演:相葉香凛、草刈麻有、橋本わかな、平沢いずみ、田辺愛美、冨田佳輔、波岡一喜、ミシェル、鈴木砂羽、袴田吉彦、長門裕之、塩見三省、松坂慶子、井坂俊哉、奈佐健臣、藤田朋子、芳賀優里亜

一流大学を目指して受験しろという母親に反発し、将来に漠然とした不安を感じている女子高生は、親友の誘いで新任の臨時教師が設立した書道部に入ることに。書道パフォーマンスの大会があると知り、出場しようと練習にハゲむのだが..................ってな青春ドラマ?!

書道とは無縁だった女の子たちが、次第に書くことに夢中になり、そんでもって大会を目指すなかで、大切なものを見つけていく、そんな様子が爽やかに描かれてるんよ。

先生役の波岡くん、普段はチンピラヤクザか不良少年役(まぁ、そんな演出もあるんやけど)やけど、生徒を導く役柄で、なかなかエエ仕事しとったね!

この作品、出だしの映像からして、いかにも低予算のご当地映画のテイストながら、よく見るとベテランのキャストの顔ぶれが豪華やったりして、ちょっと不思議な感じやった。

ただ、そんな若い演じ手の拙い演技を含めた全体のチープさと、ピンポイントな豪華さが入り混じるなか、作品としてメッセージがヒシヒシと伝わってくるところが良かったんよ。

必死に筆を動かし、書かれた文字に込められた彼女たちの気持ちを考えると、なんやもう自然と涙腺が刺激されてもうて........。

気持ちをこめて、人に伝えること、文字ってのは大切なんやなぁって思ったよ?!

2016年11月14日 (月)

『メイド・イン・フランス -パリ爆破テロ計画-』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、イスラム過激派のテロをテーマにしてるんやけど、もともと2014年には撮影が終了して、2015年早々に本国フランスで劇場公開されるはずが、相次ぐテロ事件の影響で、2回も上映中止に追い込まれ、今年の春にようやく公開されたんやって。

監督をしてるニコラ・ブークリエフってひとは、マシュー・カゾヴィッツの作品で共同で脚本を書いたりしてたひとで、自身が監督したノワール系の作品でも、なかなかの評価を得てるひとらしいんよ。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

メイド・イン・フランス -パリ爆破テロ計画- / Made In France   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ニコラ・ブークリエフ
出演:マリック・ジディ、フランソワ・シヴィル、ディミトリ・ストロージュ、アハメッド・ドゥラメ、ナシム・シ・アフメド

イスラム過激派を取材するために、身分を偽って隠れモスクに侵入し、4人の若者たちと知り合ったジャーナリストの男。やがて、海外拠点で訓練を受けたひとりが帰国したことをキッカケに、彼らの活動も動きだし...............ってなドラマ?!

“聖戦”のために武器を取り、行動を起こすことを決めた若者たち、普通のどこにでもいるような彼らが過激な宗教思想にのめり込み、やがて事件を起こす様をってところなんやろね。

なにか大きな大義に魅せられて、逃げ道のない方向に追い立てられて、気がついたらテロリストに、そんな過程が分かるような、なかなかリアルな話の展開やった。

なるほど、実際にパリでもイスラム過激派のテロは起こってるわけで、フィクションでは済まされない現実が、あるのかもなぁ。

そんなことを考えると、この国はマダマダ平和ボケしてるのかもね?!

2016年11月13日 (日)

『続・深夜食堂』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとはTBSの深夜枠のドラマで始まって、話題になって3シーズン作られて、『映画 深夜食堂』として劇場公開されて、そこそこ人気やったのか、今回、再び劇場でってことになったみたいやね。

今回もそうやけど、常連組に加えて、メインのエピソードを彩る役者さんも、そこそこメジャーな顔ぶれが集まって、何となく、“寅さん”や“釣りバカ”と同じようなテイストなんかなぁって気はするんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

続・深夜食堂   ★★★☆☆   (2016年)

監督:松岡錠司
出演:小林 薫、河井青葉、佐藤浩市、池松壮亮、キムラ緑子、小島 聖、渡辺美佐子、井川比佐志、不破万作、山中 崇、宇野祥平、安藤玉恵、オダギリジョー、谷村美月、多部未華子、光石 研、余 貴美子、片岡礼子、平田 薫、須藤理彩、綾田俊樹、松重 豊

東京の路地の片隅で深夜0時から朝の7時頃までやっている食堂を舞台に、そこに集う人たちの人生ドラマを描いた人情もの?!

ストレスを発散するために喪服を着て町を歩く女編集者、年上の女性との結婚を母親に伝える蕎麦屋の息子、オレオレ詐欺にあった老女、それぞれの人生のターニングポイントを、食堂のオヤジや常連客が見守ってってとこなんかな。

この作品、小林くんの寡黙ながら、どこか優しさの溢れる料理人っていう風貌と素朴な料理が、不思議な“癒し”になって、うまくドラマの雰囲気を作りだしてるんよ。

さりげなくコミカルな会話で笑いを誘いつつ、母子の関係やらでシットリと人間模様を映し出す、それを店主がカウンターの中から見つめてってなことで、なんか独特の世界が出来上がってるんかな。

どこか昔ながらの下町の濃い人間関係があって、人の温もりのようなものが醸し出されてるあたりに、なんとなく郷愁や心の片隅に残る安心感ってのを感じるのかもしれんね。

ところで、これ、もし映画でもう1本作るとしたら、タイトルはどないするんやろ...............余計な心配か?!(笑)

2016年11月12日 (土)

『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、かつてヒットした作品の久々のシリーズ最新作をひとつ、ご紹介♪

2001年に最初に『ブリジット・ジョーンズの日記』が公開されたときは、主演のレニー・ゼルウィガーがアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたりと、えらいヒットやったんよね。

その3年後に作られた『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』も、レニーくんの増量具合と、コリン・ファースとヒュー・グラントの熱いバトル(?)のおかげもあってか、それなりにヒットしたっけなぁ。

あれから12年、なんで今更という気もしつつ、しかもヒュー・グラントがまさかの降板(最初の第3弾の原稿から、大幅に書き直しされたことが理由で、降板を決めたとか...........)で、少し乗り気やなかったんやけど、ボチボチの評判と聞いて、とりあえず試してみたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 / Bridget Jone's Baby   ★★★☆☆   (2016年)

監督:シャロン・マグアイア
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシー、エマ・トンプソン、ジム・ブロードベント、ジェマ・ジョーンズ、シャーリー・ヘンダーソン、サリー・フィリップス、ジュリアン・リンド=タット、ジェームズ・フォークナー、ベン・ウィルボンド、ニール・ピアソン、ジェシカ・ハインズ、セリア・イムリー

ニュース番組のプロデューサーとして仕事は順調だったが、恋愛の方はサッパリのブリジットは、同じ時期に2人と関係を持ち、妊娠したことが判明するのだが...................ってな、43歳の独身女性の恋愛を描いたコメディの第3弾?!

野外フェスで知り合った男と勢いで関係を持ち、その後、別の女性と結婚していたかつての恋人が離婚の手続き中と知り、関係を持ち、数か月後に妊娠が判明したものの父親がどちらか分からず..............ってなことで、奇妙な三角関係が始まり...........ってね。

監督さんも復帰ということで、細かい笑いを散りばめつつ、これまでのテイストを維持しながら、コメディとしての安定感は十分やったかな。

とりわけ、脚本にも参加してる、産婦人科の女医を演じたエマおばちゃんの存在感が抜群に効いてたね。

ただ、12年ぶりってところで、レニーくんやコリンくんを見てると、さすがに時の経過を感じさせられてもうたよ。まぁ、そう言ってる自分も年を取ってるワケなんやけど..............(苦笑)

最後に“続き”を匂わせる仕込みがあったんやけど、次は“ミドルエイジ・クライシス”でもネタにするんかな............って、すでに“ミドルエイジ”か?!

2016年11月11日 (金)

『ヒーローマニア -生活-』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは人気漫画家の作品らしいんやけど、例によって漫画雑誌はサッパリ読まないんで、どの程度、有名なのかは分からんのよなぁ。

主演の東出くんと言えば、NHKの朝ドラで人気になって、その後のプライベートでも話題を振りまいてたものの、本業の役者としての成長はって言われると、ちょっとどうかなって個人的には思うんよ。そもそも、どこから声が出てるんやろうって、見かけるたびに気になってもうて..................(苦笑)

ヒロイン役で出てる小松くんは、まだキャリアは浅いながらも、事務所のバックアップが“強烈”なのか、やたらと出演作が出てきてて、遠藤周作の小説を映画化したスコセッシの新作にも出てるらしい。

共演の窪田くんも同じプロダクションの所属ってことで、どちらがどっちのバーターなのかは、よう分からんのやけどね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

ヒーローマニア -生活-   ★★★☆☆   (2016年)

監督:豊島圭介
出演:東出昌大、窪田正孝、小松菜奈、片岡鶴太郎、船越英一郎、村上和成、黒田大輔、松岡恵望子、山崎静代

無法地帯と化した町をなんとかしたいと思いつつも、何もできないでいた気弱なコンビニ店のアルバイトの男は、ある日、類まれな身体能力を持つ下着泥棒の青年と出会い、一緒に悪い奴らを倒そうと提案するのだが..................ってなコメディ調のアクションもの?!

世直しに取り掛かったふたりに、更に金づちを振り回す中年おやじと、ちょっと変わり者の女子高生が加わり、悪党を懲らしめるのだが..............ってなことで、ユル~いヒーローが大活躍ってね。

前半の流れは想定どおりやったんやけど、途中でヅラでビシッと決めた船越くんが“踊り”出して、良し悪しは別にして、ちょっと意外な展開やったかな(苦笑)

売れっ子の(?)若手を前面に出しつて、話題性で勝負ってとこなんかもしれんけど、キャスティングで言うと、鶴太郎くんがイチバンおいしい役どころやったかも。

作品全体としては、特にどうこうってモノでもないんやけど、まぁ、レンタルで観る分には、ボチボチと見れる、そんな作品かもね?!

2016年11月10日 (木)

『母よ、』

今日は、イタリアの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭のパルム・ドールの候補作やったらしく、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では外国語映画賞にノミネートされてたみたいで、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では、主演女優賞と助演女優賞を受賞したんやって。

監督のナンニ・モレッティくんは、イタリア国内だけやなくて、世界的にも評価されてるひとで、カンヌ映画祭でパルム・ドールを受賞した『息子の部屋』って作品が有名かな。

といういわけで、そんな作品の感想は.........................?!

母よ、 / Mia Madre   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ナンニ・モレッティ
出演:マルゲリータ・ブイ、ナンニ・モレッティ、ジョン・タートゥーロ、ジュリア・ラッツァリーニ、ベアトリーチェ・マンチーニ、ステファノ・アバティ、エンリコ・イアニエーロ

新作の撮影を始めたばかりの女性監督は、プライベートでは恋人と別れ、母親が入院中で様態が思わしくなく、いろいろと悩みばかりを抱えているのだが...............ってなドラマ?!

仕事では、撮影クルーと意見が合わず、主演のアメリカ人俳優に振り回され、思うようにいかずにフラストレーションが溜まるなか、大切な母親は病状が悪化し、余命わずかと医者に言われ.................ってなことで、ひとりの女性の心の揺れを母親への想いを中心にってとこなんかな。

何をやっても上手くいかない、そんな悩み多い日々に押しつぶされそうになりながらも、母親との別れをってところで、ある意味、ヨーロッパ映画らしい、冷静に主人子の感情を追いかける、そんなドラマやった。

正直、作品として面白味があるかって言われると、ちょっと違うように思うんやけど、自分のなかの母親という存在と重ねると、考えさせられるものがあるのかもなぁ..............?!

2016年11月 9日 (水)

『その女諜報員 アレックス』

今日はアクション映画をひとつ、ご紹介♪

力学の“運動量”や“勢い”っていう意味の“Momentum”っていう英語がタイトルになってるのを、無理くりな“センス抜群な”邦題にしてる時点で、間違いなく劇場未公開作品やろうって思ったら、これ、劇場で公開したんやね(笑)

個人的にお気に入りのオルガくんがヒロインを演じるってので、レンタル屋で手に取ったんやけど、この邦題で劇場で人を呼べるって思って公開に踏み切った配給会社の“度胸”に、感心してもうた。

実はこの作品、イギリスで10スクリーンで公開した一週目の興行収入が46ポンド(約6,000円弱)やったってので話題になったらしい(苦笑)

ただ、この作品で監督デビューしたカンパネッリくんは、クリント・イーストウッドの作品でカメラを回してるひとで、エンド・クレジットにもイーストウッドの名前が出てたりして、また、モーガン・フリーマンが出演してるのも、イーストウッド作品でのつながりからなんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

その女諜報員 アレックス / Momentum   ★★★☆☆   (2015年)

監督:スティーヴン・カンパネッリ
出演:オルガ・キュリレンコ、ジェームズ・ピュアフォイ、リー=アン・サマーズ、コリン・モス、カール・タニング、フロムラ・ダンダーラ、ダニエル・フォックス、モーガン・フリーマン、ジェナ・サラス

南アフリカの銀行を襲う強盗団は、無事に目当てのダイヤモンドを手に入れるが、一緒に盗まれたあるモノを巡り、彼らを追いかける謎の集団が................ってなアクションもの?!

目的のために手段を選ばない殺し屋たちと対峙することになった女は、敵の真の目的を探りつつ、必死に戦うのだが...............ってなことで、アレやコレやと大暴れってね。

相変わらずキュートな(?)オルガくんが、キレキレのアクションでって時点で、個人的には十分に満足してもうた(笑)

話の展開としては、モーガンおじさんを強引に挟みこんでる感がアリアリで、少し話としてはムリとムダがある気はするんやけど、そこをノンストップに勢いで勝負してくるあたりは、悪くなかったかも。

ラストで、どことなくシリーズ化を意識してる雰囲気がプンプンしてるんやけど、単発のアクションものとしてはボチボチながら、ちょっとそこまでは難しいかもねぇ.............?!(苦笑)

2016年11月 8日 (火)

『無伴奏』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

直木賞作家の小池真理子ってひとの自伝的小説を元ネタにしてるらしく、最近、他にも彼女の原作がよく映画化されてんやって。

監督の矢崎くんと言えば、水川あさみと木村文乃が主演した『太陽の坐る場所』ってのがあったけど、以前に紹介した嘉門洋子がどうしたって話題になった(?)『不倫純愛』や中谷美紀が主演した『スイートリトルライズ』なんかを見ると、ちょっとどうなんかなぁって思ったりして...............(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

無伴奏   ★★★☆☆   (2015年)

監督:矢崎仁司
出演:成海璃子、池松壮亮、斎藤 工、光石 研、藤田朋子、遠藤新菜、酒井波湖、仁村紗和、松本若菜、斉藤とも子

学生運動がハゲしかった60年代の終わりから70年代にかけて、仙台の女子高に通っていた女の子は、友人と訪れた喫茶店で大学生の男と出会い、やがて恋に落ちるのだが................ってなドラマ?!

どこか落ち着きのない時代のなかで、親や学校に抵抗しつつ、自分を見つけられないジレンマを抱えながら生きる若者の姿をってとこなんかな。

時代の雰囲気を映し出そうってことなんやろうけど、ありがちな文芸調のセリフ回しは、完全に演出の失敗なような気がするんよ。スーパー・ローテンションの会話は、ただ退屈で、キャラが活きてこないがために、重苦しさだけが前面に出てもうて...........(苦笑)

大胆に露出する成海くんは、ちょっとした驚きと、女優としての新境地をって意気込みは伝わってくるんやけど、どうも露出の制約があるのがアリアリで、せっかくの頑張りも、不自然なアングルでシラけさせられてもうたよ。

まぁ、その時代の若者の姿をってことなんやろうけど、それ以上に伝わるものがない、ちょっと退屈な作品やったかな?!

2016年11月 7日 (月)

『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、北欧の映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、ノルウェー、スウェーデン、デンマークの共同製作で、劇場では公開されなかったものの、WOWOWでは上映されたことがあるらしい。

北欧のB級映画かって思ったら、スウェーデン出身でハリウッドでも活躍してる演技派のステラン・スカルスガルドが主演やし、ドイツ系の作品で良く出てくる、スイス人の大ベテラン、ブルーノ・ガンツも出てたりするんよ。

作品自体もベルリン国際映画祭で金熊賞にノミネートされたらしく、ノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞でもノミネーションを受けてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ファイティング・ダディ 怒りの除雪車 / Kraftidioten   ★★★★   (2014年)

監督:ハンス・ペテル・モランド
出演:ステラン・スカルスガルド、ヤーコブ・オフテブロ、ポール・スヴェーレ・ハーゲン、ヒルデグン・リーセ、アンドレス・バースモ・クリスティアンセン、ヨン・オイガーデン、ブルーノ・ガンツ、クリストファー・ヒヴュ、ペーター・アンデション、ビアギッテ・ヨート・ソレンセン

山間部で除雪会社を営み、妻と慎ましく暮らしていた男は、ある日、都会で離れて暮らす息子が、薬物の過剰摂取で死亡したとの知らせを受けるのだが............ってな犯罪ドラマ?!

息子が薬物中毒だと信じられない彼は、息子の友人から、ドラッグの運び屋をしてた彼を手伝ったことで、息子は組織に殺されたことを知り、犯人に対する復讐を始めるのだが..........ってなことで、少しシュールな笑いを混ぜながら、マフィア相手の復讐劇をってとこなんかな。

何となく、最後はこんなオチかなっていう展開ではあるんやけど、なかなか小気味よくて、飽きさせないところが秀逸なんよ。

復讐に燃えるオヤジの執念を見せるステランおじさんの気合いがハンパなくて、観てる側もついつい応援してもたりして..............!(笑)

ありがちなドラマではありながら、気がついたら夢中にさせられてもうてて、観終わったときに、上質な拾い物を観た気分にさせてくれる、そんな作品やったよ。

まぁ、例によって、あまりにも適当すぎる邦題のセンスは、どうなんやろうって思うんやけどね?!(苦笑)

2016年11月 6日 (日)

『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

先日の『闇金ウシジマくん Part 3』と連続公開で迎えたシリーズの最後の作品ということで、前作のデキからすると正直、どうしても観たいって気分にはなれんかったんやけど、興行収入もとりあえずトップ10に入ってるみたいやし、評判も悪くないということで、とりあえずケリを付けることにしたんよ。

製作が大手プロダクションだけに、事務所エースの山田くんを筆頭に、バーターを絡めつつ、豪華な面々を集めてるってのも、このシリーズの成功(?)なのかもしれんなぁ............なんて穿ったことを考えてみたりして。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル   ★★★☆☆   (2016年)

監督:山口雅俊
出演:山田孝之、綾野 剛、やべきょうすけ、崎本大海、永山絢斗、安藤政信、八嶋智人、高橋メアリージュン、マキタスポーツ、真飛 聖、YOUNG DAIS、間宮祥太朗、最上もが、真野恵里菜、太賀、狩野見恭兵、玉城ティナ、モロ師岡、六角精児、朝陽

中学時代の同級生がお金を貸して欲しいとやって来るが、丑嶋は保証人が必要だと追い返す。断られた彼は、貧困ビジネスをやる3兄弟に捕まり、搾取される生活を強いられるのだが..................ってなシリーズのファイナル?!

カウカウファイナンスの相棒である柄崎との出会いから丑嶋の過去、そんでもって呼び起こされる因縁、すべてが明るみに................ってな感じで、シリーズのラストが描かれるってね。

前作の冴えない感じから、もうエエかなぁって気分に少しなってたんやけど、このラストは、ちゃんと丑嶋くんが話の中心にいるんで、思った以上に盛り上がった感じやったよ。

相変わらず感情を顔に出すことなく、クールに決める山田くんの演技がキマってるんやけど、そんな彼の中学時代を演じてる子役も上手く雰囲気を出してて、違和感がなかったね。

原作をまったく知らんだけに、それと比べてどうのこうのってのは言えないんやけど、シリーズの最後にして、一番オモロかったかもなぁ。

銭金をネタにしながら人間の弱さや愚かさを映しつつ、お金では計れない思いや人生の機微を描く..............終わりよければ全て良し(?)ってな感じで、なかなか悪くなかったね?!

2016年11月 5日 (土)

『インフェルノ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、シリーズものの最新作をひとつ、ご紹介♪

原作がダン・ブラウンで監督がロン・ハワード、でもって主演がトム・ハンクスってことで、『ダ・ヴィンチ・コード』から始まり『天使と悪魔』ときたシリーズの第3弾がいよいよ登場ってね。

1作目は原作を読んでから映画を観て、相当にガッカリしたことを反省(?)して、2作目は原作を読まずに鑑賞し、ボチボチ楽しめたので、今回も当然のように原作を読むことなく、とりあえず劇場に。

もはや原作シリーズも話題になってる風でもないし、どれだけ期待されてるのかも、よう分からんのやけど、とりあえずってことで鑑賞した作品の感想は..................?!

インフェルノ / Inferno   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、フェリシティ・ジョーンズ、オマール・シー、ベン・フォスター、シセ・バベット・クヌッセン、イルファン・カーン、アナ・ウラル、イダ・ダルヴィッシュ

大学教授をする男は、目覚めるとなぜかイタリア・フィレンツェの病院におり、何者かに命を狙われ、主治医の女医と一緒に逃げることに.................てなミステリーもの?!

分けのわからない状況のなか、少しずつ蘇る記憶を辿りながら、ダンテの叙事詩を描いた絵に手掛かりを見つけ、大富豪が残した人類を破滅へと導くウィルスの所在を探すのだが................ってなことで、アートとサスペンスの融合もの第3弾ってなとこかな。

例によってトムおじさんが美女を引き連れて、謎解きに励むってことで、随所にツッコミどころを散りばめながらも、ノンストップの展開で飽きさせないドラマにはなってたね。

恐らく原作を読んでから観ると、今回もとてつもなく薄っぺらい内容に仕上がってるんやろうけど、さすがに3作目にもなると、それも諦めの境地になるのかも(笑)

あまりにも“取ってつけたような”謎解きに、特にツッコミを入れたくなるような気分にならなければ、これはこれで十分楽しめるんやろなぁって思う?!

2016年11月 4日 (金)

『モヒカン故郷に帰る』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

沖田修一って監督さんは、堺 雅人が主演した『南極料理人』で注目されたこともあってか、コメディ調の作品をうまく撮るひとっていうイメージなんかもね。

実際に、その後に作られた、役所広司と小栗 旬が共演した『キツツキと雨』はコメディとして悪くなかったんやけど、それ以外の『横道世之介』『滝を見にいく』なんかは、個人的にはサッパリやったんよなぁ。

今回は松田家の長男坊が、尖った頭で頑張るってことで、ちょっと期待したんやけど................ってことで、そんな作品の感想は......................?!

モヒカン故郷に帰る   ★★★☆☆   (2015年)

監督:沖田修一
出演:松田龍平、柄本 明、もたいまさこ、前田敦子、千葉雄大、小柴亮太、美保 純、木場勝己、富田望生

モヒカン頭で売れないパンクバンドをやっていた男は、恋人が妊娠したのをキッカケに、7年ぶりに瀬戸内の離島にある実家に彼女を連れて帰ることにしたのだが................てな家族ドラマ?!

実家に帰ると父親が末期がんであることが判明し、戸惑いながらも、しばらく側で面倒を見ようと決意するが..............ってなことで、家族の再会と絆をってとこなんやろね。

田舎町でモヒカンを通す主人公や、矢沢(永吉)命のオヤジ、熱烈カープ女子(?)の母親と、主要キャストのキャラに個性を出してるだけに、軽妙なコメディかと思ったら..................それほど笑えんのよなぁ(苦笑)

前田くんのウザいキャラが狙いなのか地なのかは分からんのやけど、思った以上にシリアスな雰囲気があって、ちょっと肩透かしをくらってもうた。

2時間を超える尺で、見かけだけキャラ立ちした面々でマジメに家族ドラマをやられると、ちょっと辛かったかもなぁ..............?!

2016年11月 3日 (木)

『さざなみ』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、シャーロット・ランプリングがアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされたのをはじめ、主演のふたりがベルリン国際映画祭でそろって銀熊賞(主演男優賞、主演女優賞)を受賞し、監督さんが金熊賞にノミネートされたってくらい、評価されたんやって。

シャーロットおばさんは、眼光鋭い表情で、個人的なイメージとして、ヨーロッパ映画での“家政婦は見た”的な、ちょっとクセのある年配の女役って役柄の印象があるんよね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

さざなみ / 45 Years   ★★★☆☆   (2015年)

監督:アンドリュー・ヘイ
出演:シャーロット・ランプリング、トム・コートネイ、ドリー・ウェルズ、ジェラルディン・ジェームズ、リチャード・カニンガム、サム・アレクサンダー、ルーファス・ライト、ハンナ・チャーマーズ

結婚45周年のパーティーを控えた老夫婦のもとに、スイスの雪山で亡くなった、夫がかつて愛した女性の遺体が見つかったとの連絡が入り、妻は不安な気持ちになるのだが...............ってな夫婦ドラマ?!

結婚する前の話であり、相手はすでに亡くなってはいるものの、知らせを聞いてから、彼女のことに執着しているような夫の素振りを見て、心の中に不安と不信が芽生え...............ってなことで、熟年夫婦の過去に揺れる気持ちをってね。

いやぁ、シャーロットおばさんの苦み走った表情がインパクトありすぎて、アカデミーも思わずノミネートしてもうたってのが納得の演技やった(笑)

45年間ずっと連れ添った相手との歩みと、自分の知らない相手への夫の胸の内に秘めた思い、これまでの人生を否定されかねない事態に、抑えきれない不安と迷い、なんや淡々としたなかにも、深い感情が繊細に描かれてるんよ。

静かに描かれる夫婦の葛藤ってのは、独り身のハゲおやじには完全には分かりきらんかったけど、地味ながらも悪くないドラマやったかな?!

2016年11月 2日 (水)

『マジカル・ガール』

今日は、スペインの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で主演女優賞を受賞し、主演男優賞、助演男優賞、監督賞といった主要部門でノミネートされたくらい、本国では評価されたらしいんよ。

監督さんは、これが長編2作目になるらしく、どうやら日本のオタク文化にも造詣が深いみたいで、まぁ、そうでもなければ普通の日本人でも知らんような、長山洋子のマニアックな曲を作品に使ったりせんよな(笑)

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

マジカル・ガール / Magical Girl   ★★★☆☆   (2014年)

監督:カルロス・ベルムト
出演:ルイス・ベルメホ、バルバラ・レニー、ルシア・ポリャン、ホセ・サクリスタン、イスラエル・エレハルデ、マリソル・メンブリロ、エルザベット・ジェラベルト

白血病の娘の願いである、日本の少女アニメの衣装を買って着せてやりたいと思う失業中の元教師の父親は、たまたま知り合った金持ちの人妻を脅迫し、高額な衣装の購入資金を調達するのだが.................ってなドラマ?!

病気の娘を喜ばせてやりたい、そう願う父親の行動が、思わぬ波紋を呼び、事態は意外な方向に................ってなことで、なんともシュールな話が展開するんよ。

だいたい、スペイン映画で長山洋子の歌声が流れる時点で、相当シュールやなぁって思うんやけどね(笑)

実は、爽やかな感動ドラマを想像してたんやけど、あまりにも違う方向に行ってまうもんやから、正直、ちょっとビックリしてもうたんよ。

ふとしたキッカケで、交わるハズのなかった人たちの人生が交差し、それが思わぬ結末を招く、なんや“ザワザワした胸騒ぎ”を残す、なかなかインパクトのある作品やった?!

2016年11月 1日 (火)

『アルカナ』

今日は、邦画のホラー系の作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは週刊ヤングジャンプに掲載されてた小手川ゆあってひとの漫画らしいんやけど、漫画週刊誌は最近はまったく読まないだけに、よう知らんのよね。

主演の土屋太鳳くんと言えば、ちょっと前にテレビの特番のクイズ番組で走ったときに、その頑張りに好感度がかなりアップしたってのが話題になってたっけ。

そんな感動のシーンは見てなかったんで、個人的には、未だにダメダメやったNHKの朝ドラのイメージが強く脳裏に残ってもうてるんやけど(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

アルカナ   ★★★☆☆   (2013年)

監督:山口義高
出演:中河内雅貴、土屋太鳳、岸谷五朗、谷村美月、Kaito、谷口 一、野口雅弘、谷口賢志、蜷川みほ、植原卓也

被害者の心臓をえぐり取る、そんな謎の猟奇殺人を追う刑事は、新たな事件現場で捕まった女を尋問することに。しかし、彼には女と同じように子供の霊が見えていて、真犯人は別にいると気づくのだが.................ってなホラー調のドラマ?!

自分が一体誰なのか分からない女と、彼女が語る奇妙な話、そして謎の猟奇殺人との関係は.............ってなことで、サスペンス要素を織り交ぜながらってなとこなんかな。

映像を観てると、出だしからヒシヒシと伝わるB級感ってのが、ハンパなかったね(笑)

そもそものところで、土屋くんの演技が拙くて、それだけで結構なB級感なんやけど、そこに真顔の岸谷くんがワケの分からんことを言って出てくると、もう覆せないくらいのB級映画になってまうやんか。

何となく強引なクライマックスも、ちょっと考えると都合よすぎて、ピンとこないし、まぁ、奇抜さで勝負ってとこなんやろうから、これはこれで..........ってことなんかなぁ?!

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