『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』
今日は、劇場で公開中の作品のなかから、トム・クルーズの最新作をひとつ、ご紹介♪
これ、アメリカでは人気のシリーズものの小説を映画化した作品で、前作『アウトロー』に続く第2弾ってことらしいんよ。
前作で、原題“Jack Reacher”を完全に無視して、特に法を犯すワケでもないのに“無法者(アウトロー)”感を前面に宣伝してた配給会社さんは、少しは反省して今回はタイトルを付けたんやろか。
あまりにも前回のときに邦題に批判が集まったのを受けて、ビビりすぎて“NEVER GO BACK”をカタカナ表記にするのも諦めて、そのままアルファベット表記にしたとか..............(苦笑)
ちなみに今回のヒロイン役を演じてるコビー・スマルダーズくんは、“アベンジャーズ”シリーズに出演してて、個人的にちょっと気になってた女優さんなんよね。
というわけで、そんな作品の感想は........................?!
ジャック・リーチャー NEVER GO BACK / Jack Reacher: Never Go Back ★★★☆☆ (2016年)
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダーズ、ダニカ・ヤロシュ、オルディス・ホッジ、パトリック・ヒューシンガー、ロバート・カトリーニ、ホルト・マッキャラニー、ロバート・ネッパー、ジェイソン・ダグラス
元陸軍の少佐で今は放浪の旅をしている男は、とある事件で知り合った少佐を訪ねたところ、彼女はスパイ容疑で逮捕されていた。なにか不自然なものを感じた彼は、収監されていた彼女を助け、一緒に逃げながら軍内部で行われている陰謀を暴こうとするのだが................ってなサスペンス&アクションもの?!
軍から追われ、執拗に命を狙ってくる殺し屋と対峙しながら、事件の真相を追いかけ..............ってなことで、ノンストップのアクションが続くんよ。
そもそも話の取っ掛かり部分がアメリカの軍の仕組みを知らないことで、ピンとこない部分もありつつも、この手の作品でのトムくんの体を張った頑張りってのは、なかなか見どころがあるやんね。
別の作品で少し気になってたコビーくんがヒロインとしてフィーチャーされてるってところも、個人的にはお楽しみポイントやったんやけど(笑)
単なる犯人探しで暴れて“ドヤッ”ってのだけで終わることなく、少し人間関係を織り交ぜてるあたりは、この監督さんならではなのかも。
ある程度、予定調和のなかで展開するあたりに意外性はないんやけど、それなり楽しめるレベルにはあるんと違うかな?!
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