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2016年11月 3日 (木)

『さざなみ』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、シャーロット・ランプリングがアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされたのをはじめ、主演のふたりがベルリン国際映画祭でそろって銀熊賞(主演男優賞、主演女優賞)を受賞し、監督さんが金熊賞にノミネートされたってくらい、評価されたんやって。

シャーロットおばさんは、眼光鋭い表情で、個人的なイメージとして、ヨーロッパ映画での“家政婦は見た”的な、ちょっとクセのある年配の女役って役柄の印象があるんよね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

さざなみ / 45 Years   ★★★☆☆   (2015年)

監督:アンドリュー・ヘイ
出演:シャーロット・ランプリング、トム・コートネイ、ドリー・ウェルズ、ジェラルディン・ジェームズ、リチャード・カニンガム、サム・アレクサンダー、ルーファス・ライト、ハンナ・チャーマーズ

結婚45周年のパーティーを控えた老夫婦のもとに、スイスの雪山で亡くなった、夫がかつて愛した女性の遺体が見つかったとの連絡が入り、妻は不安な気持ちになるのだが...............ってな夫婦ドラマ?!

結婚する前の話であり、相手はすでに亡くなってはいるものの、知らせを聞いてから、彼女のことに執着しているような夫の素振りを見て、心の中に不安と不信が芽生え...............ってなことで、熟年夫婦の過去に揺れる気持ちをってね。

いやぁ、シャーロットおばさんの苦み走った表情がインパクトありすぎて、アカデミーも思わずノミネートしてもうたってのが納得の演技やった(笑)

45年間ずっと連れ添った相手との歩みと、自分の知らない相手への夫の胸の内に秘めた思い、これまでの人生を否定されかねない事態に、抑えきれない不安と迷い、なんや淡々としたなかにも、深い感情が繊細に描かれてるんよ。

静かに描かれる夫婦の葛藤ってのは、独り身のハゲおやじには完全には分かりきらんかったけど、地味ながらも悪くないドラマやったかな?!

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