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2016年12月 3日 (土)

『グランドフィナーレ』

今日は、イタリア人監督によるヨーロッパ映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭のパルム・ドールの候補になり、イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で音楽賞を受賞し、作品賞や監督賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞でもノミネートを受けたんよ。

監督のパオロ・ソレンティーノはイタリアのひとで、前作の『グレート・ビューティー/追憶のローマ』も、世界中で高評価で、ショーン・ペンが主演した『きっと ここが帰る場所』は個人的に好きな作品なんよね。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

グランドフィナーレ / Youth   ★★★☆☆   (2015年)

監督:パオロ・ソレンティーノ
出演:マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダ、アレックス・マックイーン、ルナ・ミヨヴィッチ、トム・リピンスキー、アレックス・ベケット、ネイト・ダーン、マーク・ゲスナー、マーク・コズレック

引退した指揮者であり作曲家でもある男は、スイスの山間にあるリゾートでヴァカンスを楽しんでいたが、そんな彼のもとに、イギリス女王から彼の代表作を女王主宰の演奏会で指揮して欲しいとの依頼がくるのだが..................ってな人生ドラマ?!

静かに休暇を楽しみながら、同じ場所に滞在中の、新作の準備をしている親友の映画監督や、若い俳優との会話を楽しんでいたが.............ってなことで、老齢に差し掛かった男を中心に、その周りの人々の人間模様をってとこなんかな。

これ、やっぱり主演のマイケルおじさんと、ハーヴェイおじさんの渋みのある演技が光ってたね。さりげなく交わされる会話に人生の蘊蓄があったり、音楽を通して人生を家族への想いを語る男の姿ってのは、少しグッとくるものがあったよ。

映像的に、大人のファンタジー的な描写や、時折みせる個性的な画は、見どころではあるものの、前作もそうやったんやけど、少し観ててグッタリさせられる部分もあったりして(苦笑)

ところで、原題は“Youth(若さ)”ってことで、これが作品を語る上でのテーマになってるわけなんやけど、それをラストシーンを切り取った(と思われる)形で邦題を付けるってのは、やっぱり作り手の思いをネジ曲げてるようにしか思えへんのやけどなぁ.............?!

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