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2016年12月13日 (火)

『下衆の愛』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

渋川清彦って役者さんは、群馬県に渋川市って町があるらしく、そこの出身やったことから“渋川”って芸名になったらしいんよ。

なかなかメジャーな作品で主役を張るタイプではないものの、少しクセのある演技は、いると何となく気になる、そんな不思議な雰囲気を持った役者さんやと思うんよ。

“下衆”と言えば、今年は流行語にもなって、えらいフィーバーしとったわけやけど、それに便乗したのかどうかは知らんけど、インディーズ系とはいえ、なかなか豪華な顔ぶれが揃った作品の感想は..............................?!

下衆の愛   ★★★☆☆   (2016年)

監督:内田英治
出演:渋川清彦、岡野真也、細田善彦、忍成修吾、でんでん、内田 慈、古館寛治、木下ほうか、津田寛治、平岡亜紀、山崎祥江、川上奈々美、桜 まゆみ、後藤ユウミ、牛丸 亮

映画監督とは名ばかりで、飲んだくれては愛欲に走る、そんな自堕落な日々を送る男は、主宰する養成所にやって来た女優志望の女の子に惚れ込み、彼女を主演に久しぶりに映画を作ろうと思うのだが...............ってなドラマ?!

テキトーに生きてる男が、唯一心のなかで大切にしている“映画への愛”を形にしようと本気になるも、いろんな難問が出てきて............ってな感じで、デキ損ないの“映画監督”を通して、映画作りの裏側の悲喜こもごもをってとこなんかな。

いやぁ~、なんか主演の渋川くんの“やさぐれ具合”ってのが、いつもながら絶妙で、中途半端に生きていながらも、ひとつ譲れないものを持ってる、そんな男を体現する姿が、ごっついツボやったよ。

もうひとつの発見は、ヒロイン役を演じる岡野くんで、出だしの野暮ったい女の子から、次第に変化していくあたりを、上手く演じきっとったね。どこか雰囲気も持ってるし、演技力もあって、ちょっとこの先、期待できるかも?!

作品全体としては、何を狙ったか、少し途中で安っぽい演出が入ったりで、もったいないと思いつつも、なかなか侮れない、気持ちの伝わる、いい作品やった。

それにしても............津田くんは、なんで嬉しそうに今回もこんな役を演じてるんやろなぁ..........(笑)

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