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2016年12月18日 (日)

『海賊とよばれた男』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、話題の(?)邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本屋大賞を受賞してベストセラーになった百田尚樹の小説を映画化したものなんよ。原作はすでに読んでて、小説としての文章の質は置いといて、実在の人物の人生ドラマとしては、なかなか興味深いものがあったんよね。

この原作者と監督、そんでもって主演の組み合わせといえば、3年ほど前の同じような時期に公開された『永遠の0』と同じで、まぁ、その時点でちょっとどないなのっていう気持ちは心によぎったんやけど...............(苦笑)

というわけで、今年のクリスマス・正月映画の目玉(おそらく)となる作品の感想は.............?!

海賊とよばれた男   ★★★☆☆   (2016年)

監督:山崎 貴
出演:岡田准一、小林 薫、野間口 徹、染谷将太、吉岡秀隆、光石 研、綾瀬はるか、近藤正臣、國村 隼、鈴木亮平、ピエール瀧、堤 真一、浅野和之、矢島健一、須田邦裕、黒木 華

まだ燃料は、石油よりも石炭だった時代に石油の将来性を見出し、紆余曲折を経ながら、石油ビジネスで成功した石油の元売である出光興産の創業者 出光佐三の波乱の生涯をモチーフにした小説を映画化した作品?!

様々な苦難を乗り越えながら、強い信念のもと、部下たちとともに時代と戦った男の生き様を描くってことのハズが.....................う~ん、なんやろなぁ...........(苦笑)

“盛りだくさん”な人生をおくった人物の半生を約2時間半の尺に収めるのが困難なのは分かるんやけど、あまりにも適当に抜粋したエピソードをつなげた脚本の質は、かなりお粗末やったよ。

挙句の果てに、洗脳でもしようとしてるのか、ことあるごとに“海賊”押しされても、“あざとさ”ばかりが目立ってもうて、ドン引きしてもうた。

そもそもベテラン俳優と並んで、コスプレ老人が“力み”まくった演技を“ドヤ顔”でアピールしてくる時点で、どうリアクションしてエエんか困ってまうやんか(苦笑)

なぜ主人公が人を惹きつけるのか、その人生で何を背負ってたのか、肝心の話のキモはまったく伝わらず、監督さんのVFX自慢と、特殊メイクの技術の進歩のお披露目に終始したドラマは、何を伝えたいのかサッパリ分からん、そんな作品に仕上がっとったね。

まぁ、俳優っぽいことやって必要以上にウケて気をよくしてるひとのファンが、存分に楽しめる、そんな感じで、ただでさえ“残念”な小説が、スクリーンで更に“残念”になってもうた、そんな気分やったなぁ?!

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