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2017年1月29日 (日)

『沈黙 -サイレンス-』

今日は、劇場で公開されてる作品のなかから、年明け早々の話題作をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、遠藤周作の小説なわけやけど、中学か高校の頃に彼の小説を読みふけったなかに、「海と毒薬」とこの「沈黙」ってのがあって、本を読みながら、思いっきりガツンと衝撃を受けたのは、この作品が初めてやったかもしれんね。

自らもキリスト教徒でありながら、歴史のなかで起こった出来事を使って、神の存在をハゲしく問いかける、そんな遠藤周作の壮絶な文章を読んで、多感な10代やった自分は、信仰ってなんなんやろうって真剣に考えたんよなぁ。

というわけで、そんな小説が映画になると聞いて、期待して観に行った感想は......................?!

沈黙 -サイレンス- / Silence   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライヴァー、リーアム・ニーソン、窪塚洋介、イッセー尾形、キアラン・ハインズ、浅野忠信、塚本晋也、小松菜奈、加瀬 亮、笈田ヨシ、片桐はいり、菅田 俊、中村嘉葎雄

師と仰ぐ神父が日本でキリスト教を捨てた(棄教した)と聞いた弟子の神父は、その事実を確かめるべく、長崎に向かうことに。キリシタン弾圧がハゲしさを増すなか、隠れて祈りを捧げていた人々から歓迎を受けるが、事態は厳しさを増すばかりで...................ってな信仰を問うドラマ?!

神の導きを信じ、キリスト教を広めることで人々を救うことができると信じる男だったが、信者たちが拷問により目の前で殺されていく現実を前にして、なすすべもなく................ってことで、神の存在を問いかけてるんよね。

基本的に拷問で苦しむ人たちを描いてるもんやから、全体的に重く苦しくて、暗い感じやった(苦笑)

当時の日本を再現してるという点では、なかなか細かい描写でリアリティがあるんやけど、主役のアンドリューくんの演技が軽すぎるのか、若い頃に小説を読んだときに感じたような、魂を揺さぶられるような凄まじい“衝撃”は、正直、感じられへんかったよ。

すぐれた小説を、こうして取り上げて映画にしてくれたことには感謝したいんやけど、あくまでも“Silence”であって“沈黙”ではない、そんな風に思ってもうたかな!?

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