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2017年1月

2017年1月31日 (火)

『森山中教習所』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の豊島くんの作品といえば、これまでも結構、取り上げてて、最近では東出くんや窪田くんが出演してた『ヒーローマニア -生活-』ってのがそうやったやんね。

もともと監督として注目されたのが、バナナマンの設楽くんが主演した『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』で、その後は安達祐実が大胆に露出したことで話題になった『花宵道中』、よしもとばななの原作を映画化した『海のふた』なんてのもあったっけ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

森山中教習所   ★★★☆☆   (2015年)

監督:豊島圭介
出演:野村周平、賀来賢人、麻生久美子、根岸季衣、光石 研、ダンカン、岸井ゆきの、黒田大輔、音尾琢真、佐藤真弓

ヤクザの車に轢かれた大学生の男は、奇跡的に無傷で、しかも運転してたのが無免許の高校の同級生ってことで、組長の計らいで、廃校になった中学校の校庭に作られた教習所で、一緒に免許を取ることに.................ってな青春&友情ドラマ?!

能天気な大学生と、クールなヤクザの子分、まったく性格の違うふたりが、奇跡の再会を果たし、一緒にウダウダと教習所で過ごすうちに、新たな友情が芽生え...............ってな感じのユル目の話やった。

もっと突き抜けたコメディ系なのかと思いきや、それほど笑えるところがなくて、どうにも弾けきれないもどかしさのようなものがあったかも。

マドンナ役(?)の麻生くんが相変わらず魅力的で、こんな教官やったら一生懸命に教習所に通うやろうって、かなりミーハーな気分になってもうたよ(笑)

作品としては、おそらくイケメンふたりの魅力を前面にってのが狙いなんやろうから、そういう意味では、ハゲおやじはお呼びやなかったかもなぁ............なんて?!

2017年1月30日 (月)

『チェイス・ダウン 裏切りの銃弾』

今日は、劇場未公開の作品のなかから、ドイツのTV映画をひとつ、ご紹介♪

監督さんはブレーメン出身のひとみたいで、主にTVドラマやTV映画を作ってきたらしく、そのスジでは監督賞を受賞したり、ノミネートされたりと、それなりに本国では知られたひとみたいやね。

出演者のなかでは、主役の刑事を演じてるペーター・ローマイヤーって役者さんが、過去に『ベルンの奇蹟』で主人公の父親役を演じたりして、少し知られた存在なのかも。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

チェイス・ダウン 裏切りの銃弾 / Brandmal   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ニコライ・ローデ
出演:ペーター・ローマイヤー、リサ・マリア・ポットホフ、ユルゲン・ショルナゲル、イナ・パウレ・クリンク、マリー=ルー・セレム

被害者の頭皮を剥がす、猟奇的な殺人事件が連続して発生し、事件の関連性と犯人をさぐる警察は、彼らが学生だった頃のある事件に着目するのだが....................ってなクライム・サスペンス?!

かつて左翼活動に熱心だった被害者たちと、現場に残された赤毛、しかし容疑者はすでに殺されており、果たして犯人は..................ってなことで、過去と現在を結ぶ手掛かりを探るがってね。

TV映画とはいえ、大味な部分もありつつも、なかなか丁寧に作られてたかな。

主任捜査官の見事にハゲあがった頭が魅力的で.................って、それは完全にハゲ目線で観た場合だけか。どうしても目が行くんやから、しゃぁないわな!(笑)

最後は、よくある“実は.........”ってなことで、何となく落ち着くところに落ち着いた感じやったけど、程よく暇をつぶすには、悪くないかも。

ちなみに、現在の殺しはすべてナイフなんで、邦題のオマケについてる“銃弾”ってのは、ちょっと違う気もするんやけどね?!

2017年1月29日 (日)

『沈黙 -サイレンス-』

今日は、劇場で公開されてる作品のなかから、年明け早々の話題作をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、遠藤周作の小説なわけやけど、中学か高校の頃に彼の小説を読みふけったなかに、「海と毒薬」とこの「沈黙」ってのがあって、本を読みながら、思いっきりガツンと衝撃を受けたのは、この作品が初めてやったかもしれんね。

自らもキリスト教徒でありながら、歴史のなかで起こった出来事を使って、神の存在をハゲしく問いかける、そんな遠藤周作の壮絶な文章を読んで、多感な10代やった自分は、信仰ってなんなんやろうって真剣に考えたんよなぁ。

というわけで、そんな小説が映画になると聞いて、期待して観に行った感想は......................?!

沈黙 -サイレンス- / Silence   ★★★☆☆   (2017年)

監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライヴァー、リーアム・ニーソン、窪塚洋介、イッセー尾形、キアラン・ハインズ、浅野忠信、塚本晋也、小松菜奈、加瀬 亮、笈田ヨシ、片桐はいり、菅田 俊、中村嘉葎雄

師と仰ぐ神父が日本でキリスト教を捨てた(棄教した)と聞いた弟子の神父は、その事実を確かめるべく、長崎に向かうことに。キリシタン弾圧がハゲしさを増すなか、隠れて祈りを捧げていた人々から歓迎を受けるが、事態は厳しさを増すばかりで...................ってな信仰を問うドラマ?!

神の導きを信じ、キリスト教を広めることで人々を救うことができると信じる男だったが、信者たちが拷問により目の前で殺されていく現実を前にして、なすすべもなく................ってことで、神の存在を問いかけてるんよね。

基本的に拷問で苦しむ人たちを描いてるもんやから、全体的に重く苦しくて、暗い感じやった(苦笑)

当時の日本を再現してるという点では、なかなか細かい描写でリアリティがあるんやけど、主役のアンドリューくんの演技が軽すぎるのか、若い頃に小説を読んだときに感じたような、魂を揺さぶられるような凄まじい“衝撃”は、正直、感じられへんかったよ。

すぐれた小説を、こうして取り上げて映画にしてくれたことには感謝したいんやけど、あくまでも“Silence”であって“沈黙”ではない、そんな風に思ってもうたかな!?

2017年1月28日 (土)

『ザ・コンサルタント』

今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

最近はバットマン役を射止めて、役者としてもノッテル(?)ベン・アフレックの主演作ってことで、年末から目にした予告編がなかなか雰囲気がよくて、気になってた作品なんよ。

監督のギャヴィン・オコナーくんは、日本ではまだそれほど知られた監督さんではないんやと思うんやけど、以前に紹介した劇場未公開作品の『ウォーリアー』やエドワード・ノートンとコリン・ファレル共演の『プライド・アンド・グローリー』みたいに、なかなか骨太な作品を世に送り出してるんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

ザ・コンサルタント / The Accountant   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、ジョン・バーンサル、J・K・シモンズ、ジョン・リスゴー、ジーン・スマート、ジェフリー・タンバー、シンシア・アダイ=ロビンソン、アリソン・ライト、メアリー・クラフト

表向きは個人経営の会計事務所を営む男は、裏社会の会計処理も引き受け、匿名で政府機関に情報を流していた。ある日、不正会計の疑いがあるとのことで、成長著しいロボットメーカーの会計監査を請け負うのだが...................ってなサスペンス&アクションもの?!

数字に異常に強いが人付き合いが苦手な男は、真実を知ろうとするがゆえに、危険が迫り...............ってな感じで、なかなかスリリングな話が展開するんよ。

この作品、単なるドンパチやりまくるアクションにすることなく、登場人物のキャラの設定をしっかり練り込み、複雑な生い立ちや人間関係から話に深みを持たせてるあたりがエエんよね。

2時間を少し超える尺ながら、長さを感じさせないくらいに、グイグイと引っ張ってくれて、結構、楽しめる作品やったよ。

ただ、どうしてもスッキリせんのが、“アカウンタント=会計士”って原題を“コンサルタント”にする必要があったんかってこと。

確かに、いくつかのシーンでアナくんが“コンサルタント”って言葉を使ってるものの、それ以外はすべて“アカウンタント”って言ってるし、話のポイントも“会計士”なわけやから、まったく意味不明やと思うんよね........................(苦笑)

2017年1月27日 (金)

『TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

宮藤官九郎って、NHKの朝ドラがヒットして以来、すっかり世間的には大物脚本家(?)的な見方になってるんやけど、自分的には三谷幸喜と同じで、まったくセンスが嚙み合わない、そんな存在なんよなぁ。

三谷くんと一緒で、こうして作品を書いたり作ったりすれば、某事務所も前のめりで(?)乗っかってくるし、若手の注目株や売れっ子、中堅からベテランまで、役者が集まってくるんやから、製作する側からすれば重宝するんやろね。

というわけで、別にケナスためだけにレンタル屋で手にしたわけやない(と思ってはいる)んやけど、そんな作品の感想は........................?!

TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ   ★★★☆☆   (2016年)

監督:宮藤官九郎
出演:神木隆之介、長瀬智也、森川 葵、桐谷健太、清野菜名、尾野真千子、古館寛治、坂井真紀、宮沢りえ、皆川猿時、古田新太、荒川良々、烏丸せつこ、田口トモロヲ、マーティン・フリードマン、ROLLY、シシド・カフカ

修学旅行のバスが崖から転落して、気がつくと地獄にいた高校生は、片思いだった女の子にもう一度会うために、閻魔様の審問を受けて転生を試みるのだが.....................ってなコメディ?!

地獄のロックバンドのリーダーの助けを受けながら、転生を繰り返すうちに、彼のなかにも変化が芽生え.............ってな感じで、ロックを絡めながら、コミカルにってことなんやろね。

オリジナル脚本で豪華な役者を集めて、いかにも“らしい”作品なんやけど、如何せん、笑いのツボが絶対的に合わないもんやから、毎度のことながら、観てると徐々にシラけてまうんよなぁ(苦笑)

少しミュージカル的な要素も加えたりして、いろいろと工夫してるのは分かるんやけど、宮藤くんの作品ってのは、彼の書くものが好きでしゃぁない人か、出てるキャストに相当な思い入れがある人やないと、楽しめないんと違うかなぁなんて思ったりして?!

個人的に最も盛り上がったのは、久々に憂歌団の木村先生のブルースな歌声が聴けたところやろか.....................♪

2017年1月26日 (木)

『シチズンフォー スノーデンの暴露』

今日は、アカデミー賞を受賞したドキュメンタリーをひとつ、ご紹介♪

“エドワード・スノーデン”って名前は、ニュースで目にして知ってたんやけど、正直に言うと、その事件の内容はあまり記憶に残ってなくて、漠然と国家機密を暴露したひと、っていううような、むしろ悪役のイメージやったんよね。

作品の中のインタビューで本人も言ってたんやけど、人がクローズアップされることで、事件の本質がボヤける、まさに情報誘導に乗っかってしまってたのかもって思ったよ。

この“スノーデン事件”を報じたジャーナリストはピューリッツァー賞を受賞し、この映画もアカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞をはじめ、世界各地の映画祭で40以上の賞を受賞したんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.............................?!

シチズンフォー スノーデンの暴露 / Citizenfour   ★★★★☆   (2014年)

監督:ローラ・ポイトラス
出演:エドワード・スノーデン、グレン・グリーンワルド、ウィリアム・ビニー、ジェイコブ・アップルバウム、ユーウェン・マカスキル、ジェレミー・スケイヒル

アメリカ政府が、一般の人たちの通信データを違法に収集しているという事実を内部告発した、ひとりの元CIA職員とのインタビューを映したドキュメンタリー?!

国家を相手に、自らの身の危険を顧みずに内部告発という行動に出た男の思いと、政府が国民に黙って行っていることを公にする意味を問いかけてるんよ。

インターネットの普及で大きく変わった世の中で、自分たちの知らないところで情報が集められ、監視されている社会、その意味が語られるのを見ながら、少し恐ろしさを感じてもうた。

プライバシーの侵害が言論の自由を奪うことを意味し、そこには権力者による監視と統制社会が出現する可能性があるって事実は、普段、何気なくネットを使って仕事をしたり、プライベートで情報収集をしてる時には気にもせんわけやけど、実際にそこまで世の中は行ってもうてるって思うと、ちょっと衝撃かもね。

ひとりの男の勇気に拍手を送るとともに、人権を守るという意味でも、国家の横暴を許したらアカンなぁってことを考えさせる、なかなかの作品やった?!

2017年1月25日 (水)

『好きにならずにいられない』

今日は、北欧アイスランドの映画をひとつ、ご紹介♪

監督さんはフランス生まれなんやけど、両親がアイスランドのひとらしく、3歳の時にアイスランドに戻ったんやって。でもって、お父さんがアイスランドでは有名な作家らしいんよ。

長編デビュー作となった『氷の国のノイ』って映画で世界的に評価されて、この作品でもトライベッカ映画祭で観客賞を受賞したり、本国アイスランドのアカデミー賞にあたるエダ賞で12部門でノミネートを受けたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

好きにならずにいられない / Fusi   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダーグル・カウリ
出演:グンナル・ヨンソン、リムル・クリスチャンスドウティル、シグリオン・キャルタンソン、アルナール・ヨンソン

アイスランドのレイキャビックの空港で荷物の運搬係として働く男は、大好きなジオラマで男友達と遊ぶオタクな生活を送っていたが、たまたま出会った女性を好きになり.............ってな不器用な男の恋愛ドラマ?!

40過ぎで母親と同居する、太ったハゲの大男、恋人もいない孤独なオタク................う~ん、この設定ですでにハゲおやじは自分と主人公を重ねまくってるワケで..................(笑)

40を過ぎて、初めて恋をする彼の“ショッパイ”恋模様ってのを、なんや必要以上にリアルに見入ってもうたよ。

少し期待したり、思いっきり打ちのめされたり、静かな流れのなかで、さりげなく表現される、恋愛ベタな男の感情の起伏ってのが、(経験から)分かりすぎるくらいに伝わるもんやから、余計に痛かったかも(苦笑)

それでも、ひとつのキッカケから徐々に変わり始める、そんな男の姿を見てると、ちょっと考えてもうたなぁ。北欧のドラマってことで、地味な作りではあるんやけど、とっても正直で丁寧な作品やったね。

モテずに恋愛を諦めてる、自分みたいなダメ男たち限定で、おススメできるかもなぁ............なんて?!(笑)

2017年1月24日 (火)

『セトウツミ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の元ネタは、人気のコミックなんやってね。まぁ、毎度ながら漫画をほとんど読まないんで、まったく知らないんやけど。

監督の大森くんと言えば、あの麿 赤兒の息子で、大森南朋のお兄ちゃんなわけで、まほろ駅前シリーズの監督をしてると言えば、この作品のマッタリ空気感ってのも納得かもしれんね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

セトウツミ   ★★★☆☆   (2016年)

監督:大森立嗣
出演:池松壮亮、菅田将暉、中条あやみ、岡山天音、成田瑛基、鈴木卓爾、笠 久美、宇野祥平、牧口元美、奥村 勲

サッカー部をやめてブラブラしてるヤンチャな瀬戸くんと、塾に行くまでの時間をつぶしてるクールな秀才の内海くん、そんなふたりの男子高校生が、放課後に河原でムダ話をする様をフィーチャーしたドラマ?!

ただグタグタと会話をしてるだけなんやけど、まったくタイプの違うふたりが、絶妙な掛け合いで繰り広げる会話ってのが、ちょっとシュールなコミカルさがあって、悪くないんよなぁ。

なんと言っても、主演ふたりのキャスティングがエエ具合にハマってる時点で、作品としては成功やったね。池松くんは九州の出身みたいやけど、菅田くんや中条くんは関西人みたいやし、そこらあたりの違和感のなさってのもOKかも。

ユルすぎる雰囲気のなか、どうでもエエようで、少し気になる小話を、ああでもない、こうでもないって言いながら、適度に盛り上げつつ、絶妙に余韻が残る形でつないでいくあたり、侮れんワケよ。

どおってことない小品でありながら、妙な味わいがあって...........ちょっと新鮮な作品やった。でも、こんなコテコテの“関西ノリ”って、どこまで世間ではウケるんやろか?!

2017年1月23日 (月)

『ルーキー・ハウス・ガール』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

フェリシティ・ジョーンズと言えば、最近はスター・ウォーズの関連作品に主演したりして、すっかりメジャーな女優さんになってるけど、この作品が2011年の製作ってことで、完全にブレイクする前の出演なんよね。

未公開作品でありながら、さりげなくビル・ナイが出演してたり、えらい貫禄のある女優さんやと思ったら、かつて可憐さがウリやったらブルック・シールズやったりと、それなりに気合いが入ってるんよ。

ちなみに、ビルおじさんとフェリシティくんは、“MI5”シリーズで、この作品の後に共演をしてるんよなぁ................なんて言っても、知らんよね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

ルーキー・ハウス・ガール / Chalet Girl   ★★★☆☆   (2011年)

監督:フィル・トレイル
出演:フェリシティ・ジョーンズ、ビル・ベイリー、タムシン・エガートン、エド・ウェストウィック、ソフィア・ブッシュ、ブルック・シールズ、ビル・ナイ、ケン・デュケン、ニコラス・ブラウン

かつてスケボーの天才少女と呼ばれた女の子は、事故で母親を亡くしてから、ファーストフード店で働きつつ、職探し中の父親の面倒を見ていたのだが、生活費を稼ぐため、オーストリアのスキーリゾートにある金持ちの別荘で働くことに...................ってなドラマ?!

家主のいない暇な時間に、スノーボードを始めた彼女は、メキメキと上達するが.............ってな感じで、人生やり直し&恋愛ドラマをってね。

まだ初々しさの残るフェリシティくんが、心の傷を抱えた女の子を演じてて、その頑張る姿に注目ってことなんやろう。

話としては、スノボーってことろが今風(?)なんやろうけど、展開としては、ありがちなデキすぎたサクセスストーリーやった。ただ、嫌味なく、サラりと盛り上げてるあたりは、フェリシティくんの良さを引き出せてるってことなんと違うかな。

なんとなく分かったような、よう分からん邦題が気になりつつも、不覚にもウルっときたりもして、内容的にはボチボチと楽しめる感じやったね?!

2017年1月22日 (日)

『本能寺ホテル』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

監督の鈴木くんと、主演の綾瀬くんと堤くんの組み合わせといえば、同じような歴史絡みの『プリンセス トヨトミ』に引き続きってことで、豊臣の次は織田かってツッコミが聞こえてきそうやね(笑)

前回のときも、映画の本編以上に、綾瀬くんの“走る姿”ってのが下世話に(?)クローズアップされてたわけやけど、この監督さん、どうもそれに味をしめたのか、今回も存分に綾瀬くんを走らせとったよ。

まぁ、そんなどうでもエエ(?)ような“見どころ”は置いといて、作品の感想は.......................?!

本能寺ホテル   ★★★☆☆   (2017年)

監督:鈴木雅之
出演:綾瀬はるか、堤 真一、濱田 岳、平山浩行、風間壮夫、近藤正臣、田口浩正、八嶋智人、平岩 紙

恋人の両親に会うために京都にやって来たものの、ホテルの予約に手違いがあり、たまたま見つけた“本能寺ホテル”に泊まることになるのだが、そのホテルのエレベーターは、なぜか「本能寺の変」の前日の本能寺につながっていた.................ってなコメディ調のドラマ?!

突然のタイムスリップで、織田信長と出会った女の子は、信長の人となりを知るうちに、彼を死なせてはいけないと思い、奔走するのだが..............ってなことで、歴史をネタにして話が展開するんよ。

綾瀬くんの、ちょっとトボけた天然な感じを上手く使いながら、コミカルにってところは、キャラの設定として悪くなかったかな。それに、堤くんの堂々たる“信長っぷり”や、ホテル支配人役の風間くんや、さりげなく人生を語る近藤おじさんの脇での演技ってのが光ってた。

確かに“タイムスリップして信長に会いに行く”ってのはアホらしい話ではあるんやけど、そこに人生に迷う女性が、新たな一歩を踏み出すキッカケを、っていうテーマを持たせたことで、思ったほど悪くない作品に仕上がってた気がするんやけどね?!

特に絶賛するようなものではないんやけど、それなりに楽しめるレベルやったかな。

2017年1月21日 (土)

『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』

今日は、劇場で公開されてる作品のなかから、音楽ものをひとつ、ご紹介♪

音楽は、映画と同じくらいかそれ以上に好きなんやけど、ただ、クラシックとジャズに関しては、それほど詳しくないんよね。それでも、“マイルス・デイヴィス”ってトランペット奏者は知ってて、CDも何枚か持ってるんよ。

そんなマイルスをネタに映画を作ったドン・チードルと言えば、『ホテル・ルワンダ』での支配人役が有名かもしれんけど、アイアンマンのシリーズや、オーシャンズのシリーズにも出演したりしてる黒人俳優で、彼が初監督作品として、そんでもって自ら主演したのが、この作品なんよね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間 / Miles Ahead   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ドン・チードル
出演:ドン・チードル、ユアン・マクレガー、エマヤツィ・コーリナルディ、マイケル・スタールバーグ、レイキース・リー・スタンフィールド、ブライアン・ウルフマン・ブラック・ボウマン、クリスティーナ・マリー・カリス、レジナルド・スミス

数々の名声を手にした後、音楽活動を長く休止していたマイルス・デイヴィスが、演奏を再開するまでの空白期間の出来事をフィクションを交えて描いたドラマ?!

酒とドラッグに溺れ、精神的にも肉体的にもボロボロの日々を過ごしていたマイルスのもとに、 彼の復活を記事にしようと音楽雑誌の記者がやって来るが...........ってなことで、ジャズの巨匠の波乱の人生の1ページをってとこなんかな。

監督&主演を務めるドン・チードルの思い入れの強さってのは伝わってくるんやけど、正直、カー・チェイスや銃撃戦ってのは、必要やったのかってのが疑問やったね(苦笑)

単調な伝記ものにならんように、いろいろとドラマ性を持たせてってところなんやろうとは思うんやけど、恐らく“マイルスの映画”を観ようと思って作品に臨んだ観客からすると、ちょっと違和感があるんと違うかなぁってね。

贅沢に音源を使ってってところでは悪くないんやろうけど、内容としては、ちょっと疑問の残る作品やった............?!

2017年1月20日 (金)

『MARS~ただ、君を愛してる~』

今日は、邦画の恋愛ものをひとつ、ご紹介♪

これ、大人気の少女コミックの実写ものらしく、それを人気アイドルがイケメンぶりを発揮して、ドヤって感じの映画みたい(?)なんやけど、当然のことながら原作の少女コミックをハゲおやじが知る由もなく、ましてや某事務所のタレントにはまったく興味がなく、かなりハードルが高かったわ(笑)

ただ、気になったのは、あのグタグタ具合がかなり評判悪かったNHKの朝ドラで、脇役としてキラリと光ってた飯豊くんがヒロインを演じてるって点で、レンタルしてみたんよ。彼女、キャリアを見ると、戦隊モノで“キョウリュウバイオレット”ってのをやってたんやねぇ................。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

MARS~ただ、君を愛してる~   ★★★☆☆   (2016年)

監督:耶雲哉治
出演:藤ヶ谷太輔、飯豊まりえ、窪田正孝、山崎紘菜、稲葉 友、足立梨花、前田公輝、福原 遥、鈴木優華、馬場ふみか、橋本じゅん

心に深い傷を抱えた女の子は、高校の同級生の男の子と出会い、次第に惹かれていくのだが、そんなふたりの前に同じクラスの男の子が入ってきて..................ってな恋愛ドラマ??

彼女のなかの忘れられない心の深い傷と、彼の抱える心の闇、そして二人の仲を引き裂こうとする男の想い、そんなドロドロの恋愛模様をってね(苦笑)

なんや途中までは甘ったるい恋愛ドラマかと思ったら、いきなりサスペンス調になって、かなり展開がハゲしくて、思わずオイオイってな感じやったよ。

しかし、ヒロイン役の飯豊ちゃん、なかなかキュートやったわぁ........。地味な感じなんやけど、意外と表情豊かに演じてるあたり、まぁ、雰囲気の好みもあるんやけど、好感が持てたね。

でもって、窪田くんの恋愛ドラマにそぐわない、完全にイってもうてる目ってのが不気味で............作品のテイストに合ってるのかどうかは置いといて、存在感ってことだけやったらサスガやった。

もともと主演のアイドルくん目当ての作品なんやろうから、そこをとやかく言うてもしょうがないんやろうけど、ハゲおやじの僻みとしては、なんで不自然に日焼けしてメイクをバッチリ決めてるような、茶髪の男に惚れるんかってのが、よう理解できんのよ(苦笑)

オヤジ目線では、飯豊ちゃんの存在に癒されたわけで、作品全体としては、諸々かなりビミョーやった?!

2017年1月19日 (木)

『DOPE/ドープ!!』

今日は、ブラック・ムービーをひとつ、ご紹介♪

この作品、サンダンス映画祭で編集賞を受賞したらしく、それ以外の映画祭なんかでも賞を受賞したり、ノミネートされたりで、なかなか評判が良かったらしいんよ。

監督さんの以前の作品に主演したこともあってか、製作にはフォレスト・ウィテカーが参加してて、製作総指揮にはグラミー賞を受賞したこともあるファレル・ウィリアムスが加わってて、彼が作品に使われてるオリジナル音楽を作ったんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

DOPE/ドープ!! / Dope   ★★★☆☆   (2015年)

監督:リック・ファムイーワ
出演:シャメイク・ムーア、カーシー・クレモンズ、トニー・レヴォロリ、キンバリー・エリス、ゾーイ・クラヴィッツ、タイガ、シャネル・イマン、クィンシー・ブラウン、キース・スタンフィールド、ブレイク・アンダーソン

ロス郊外の貧民街で暮らす高校生は、90年代の音楽やファッションが大好きなオタクで、親友ふたりとパンクバンドを組んで楽しんでいたのだが..............ってなコメディ調のドラマ?!

ハーバード進学を夢見る真面目な男が、ある日、ひょんなことからドラッグディーラーの誕生パーティーに行くことになり、騒動の最中、大量の麻薬を持たされ、それを自分たちで売りさばくことに...........ってなことで、ドタバタとってね。

麻薬がらみのゴタゴタに巻き込まれ、必死に知恵を絞って難局を切り抜けようとするイケてない高校生たちの奮闘をコミカルにってことで、なかなかテンポよく、かつオフビートに楽しませてくてるんよ。

ちょっとヤリ過ぎな感はあるんやけど、適度にラップで盛り上げながら、最後はキレイに話をまとめるあたり、なかなかの味わいやったよ。

小粒ながらもキラリとしたものを感じさせる、悪くない作品やったと思うんやけどね?!

2017年1月18日 (水)

『美術館を手玉にとった男』

今日は、アートに関するドキュメンタリーをひとつ、ご紹介♪

この作品の監督のひとりはMOMAで働いてたことがあるらしく、もうひとりは画家なんやって。そんな彼らが美術館のキュレーターの目を欺いた贋作家に興味を持ったのは必然やったんやろね。

作品自体はナショナル・ボード・オブ・レビューでトップ5のドキュメンタリー作品に選ばれたりして、本国アメリカでは注目されたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

美術館を手玉にとった男 / Art and Craft   ★★★☆☆   (2014年)

監督:サム・カルマン、ジェニファー・グラウスマン
出演:マーク・ランディス、マシュー・レイニンガー

名画の贋作を作り続け、それを全米20州、46館の美術館に寄贈していた男がいる。そんな彼は、なぜそんな“慈善活動”を行っていたのか、本人へのインタビューから男の実像に迫ったドキュメンタリー?!

贋作を売りつければ詐欺になるが、それを寄贈していたために罪に問われることなく、多くの美術館はニセモノと気づかずに展示していた、そんな事実にまず驚いてまうやんね。

明らかに心を病んでいるものの、不思議なほど本人からは、誰かを欺いてほくそ笑むような悪意は感じられず、ただ、暇つぶしに気の向くままに筆を走らせ、デキあがったものを本物だと偽って美術館にあげていたってなことで、なんとも奇妙な話やわ。

なかなかニセモノと分からないんやったら、何億っていう金で買うひともいたやろうに、そうはしなかった辺りが、芸術家への憧れという純粋な気持ちが無意識のなかにあったからなのかもしれんね。

なんとなく、絵の価値を問う上で、少し皮肉めいたものを感じさせるあたり、興味深い作品やったかも?!

2017年1月17日 (火)

『SLUM-POLIS』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品は、大阪芸大に籍を置く監督さんの卒業制作として作られたものらしいんやけど、この二宮 健ってひとは、どうやら高校生の頃から映画を作ってるみたいで、若手でありながら映画祭でもかなりの評価を受けてるんやって。

そんな監督さんの作品に出演してるアベラヒデノブといえば、監督さんと同じ大阪芸大の出身らしく、ちょっと前におススメ映画として紹介した『7s[セブンス]』って作品で脚本と出演してるひとなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

SLUM-POLIS   ★★★☆☆   (2015年)

監督:二宮 健
出演:西村峰龍、アベラヒデノブ、小野亮子、木村知貴、川上一輝、サニー・フランシス、辻岡正人、内藤 章、宇野正剛

南海トラフ大地震により大きな被害を受けた西日本では、復興できない地域がコミューンとなって無法地帯と化していた。そんな場所で生きるふたりの若者は、行き場を失った娼婦の女と出会い、3人で暮らし始めるのだが..............ってなドラマ?!

麻薬取引に絡む裏の仕事をする男たちは、暴力団の麻薬輸送車を強奪する話を受け、計画を実行しようとするが...........ってなことで、荒廃した街で生きる若者たちの青春の刹那を描くってとこなんかな。

卒業制作として作られたってことらしく、さすがに低予算な感はアリアリなんやけど、例えば音楽の使い方や映像のこだわりとか、随所にセンスの良さが出てるんよ。

安っぽいバイオレンスものにすることなく、荒んだ環境で微かな夢や希望を胸に疾走する若者の姿を話のメインに置いて、切なく描ききったあたりも悪くなかったしね。

すべてが完璧とはいかないまでも、確かに評判通り、大きな可能性を感じさせる、そんな作品やった?!

2017年1月16日 (月)

『マックス&エリー 15歳、ニューヨークへ行く!』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、青春ロードムービー(?)をひとつ、ご紹介♪

この作品で主人公のひとりを演じてるイザベル・ファーマンって、あの『エスター』って作品でかなり印象的な主役の女の子を演じてた子なんやってね。当時12歳やったのが、成長してこうなったんかって、ちょっと驚いてもうた。

あと、個人的な興味としては、やっぱり「ダーク・エンジェル」以来、ずっと追いかけてるジェシカ・アルバが出演してるってところかな。いい作品に恵まれない、ちょっと残念なキャリアではあるんやけど、そんな彼女も結婚して子供もできてって思うと、自分も年取ったなぁって思ったよ。

というわけで、そんなどうでもいいような感傷にひたりながら、作品の感想は.......................?!

マックス&エリー 15歳、ニューヨークへ行く! / Dear Eleanor   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ケヴィン・コナリー
出演:リアナ・リベラト、イザベル・ファーマン、ルーク・ウィルソン、ジョシュ・ルーカス、ジョエル・コートニー、ジェシカ・アルバ、パトリック・シュワルツェネッガー、アイオン・スカイ

母親を交通事故で亡くし、幼い弟や妹の世話をしながらも、悲しみから立ち直れない女の子は、親友の提案で元大統領夫人の絵レノア・ルーズヴェルトに会いにニューヨークに行くことにしたのだが.................ってなロードムービー?!

父親に黙って、親友とふたり、車に乗ってアメリカ大陸を横断するのだが、途中でいろんな出会いや出来事が起こり、冒険旅行の末に彼女たちがたどり着いたのは..............ってなことで、青春ドラマなんかな。

どうも主人公のふたりがビジュアル的にイマイチなせいもあってか、脇役のジェシカくんの美しさが抜群に際立っとったよ(笑)

ジョシュ・ルーカスの枯れた渋みも捨てがたいんやけど、若くて活きのいいところでは、シュワちゃんの息子のイケメンぶりが注目なのかもね。

肝心の話の方も、それなりに友情やら母親への想いやらで、それなりにまとまってはいるんやけど、途中からジェシカに釘づけになってもうて、イマイチ入ってこんかった....................なんて(笑)

それにしても...........主人公ふたりのうち、ひとりは16歳って言ってたような..................?!

2017年1月15日 (日)

『ブルックリン』

今日は、アカデミー賞の候補にもなってた映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞で作品賞、主演女優賞、脚色賞にノミネートされ、イギリスのアカデミー賞では作品賞を受賞し、その他、世界各地の映画祭で絶賛されたみたいやね。

監督のジョン・クローリーはアイルランド出身のひとで、アンドリュー・ガーフィールドが主演の『BOY A』やエリック・バナが主演した『クローズド・サーキット』といった、なかなか見ごたえのある作品を世に送り出してるんよ。

ちなみに、主役を演じるシアーシャ・ローナンは、ニューヨーク生まれながら、アイルランド人の両親に連れられて、子どもの頃にアイルランドに移住したんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ブルックリン / Brooklyn   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジョン・クローリー
出演:シアーシャ・ローナン、エモリー・コーエン、フィオナ・グラスコット、ジム・ブロードベント、ジュリー・ウォルターズ、ドーナル・グリーソン、ブリッド・ブレナン、ジェシカ・パレ、ジェン・マーリー、マイケル・ゼゲン、ピーター・カンピオン、アイリーン・オヒギンズ

アイルランドの田舎町で暮らす女の子は、大好きな姉と母を残して、ひとりアメリカで暮らすことを決意して旅立つ。見知らぬ国での慣れない生活に辛い思いをするが、ひとりのイタリア系の青年と出会い、少しずつ変化が...............ってなドラマ?!

異国の地で歯を食いしばって頑張り、好きな人を見つけて新しい環境に順応したところで悲しい出来事が起こり、故郷アイルランドとニューヨークの間で、揺れる女心をってね。

50年代っていう時代を想像するに、主人公の人生の選択ってのは、なかなか勇気がいったやろうし、簡単ではないよなぁって思う。

そんな主人公を演じるシアーシャくんは、随分と雰囲気が変わった感じで、ちょっと別人みたいで驚いたんやけど、演技の方は相変わらず上手かったね。

このドラマは、きっと同じ女性の目から観ると、いろいろと感じるところもあるんやろうと思うんやけど、男目線でいうと、必ずしもスッキリとしたドラマやないところが、ちょっと消化不良な感じやったかなぁ?!

2017年1月14日 (土)

『MERU/メルー』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、山岳ドキュメンタリーをひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞のドキュメンタリー賞の候補に挙がってたらしく、サンダンス映画祭では見事に観客賞を受賞したんやって。

登場するコンラッド・アンカーって登山家は、かなり有名なひとらしく、作品のなかでもサラリと説明されてたんやけど、1920年代にエベレストで行方不明になった登山家ジョージ・マロリーの遺体捜索チームの一員として、彼の遺体を発見したひとらしいんよ。

ちなみに、このジョージ・マロリーってひとが、エベレストに登る理由を聞かれて、「そこにあるから(Because it's there.)」って答えたんやって。

というわけで、そんな山に魅せられた男たちの姿を追った作品の感想は.....................?!

MERU/メルー / Meru   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジミー・チン、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ
出演:コンラッド・アンカー、ジミー・チン、レナン・オズターク、ジェニ・ロウ=アンカー、ジョン・クラカワー、ジェレミー・ジョーンズ、グレース・チン、エイミー・ヒンクリー

ヒマラヤ山脈のメルー峰にある、未だに誰も到達したことのない頂を目指し、苦難を共にする3人の登山家チームの挑戦を追いかけたドキュメンタリー作品?!

難攻不落の断崖絶壁を必死に登る男たち、数々の困難をものともせず、過酷な状況のなかでも諦めることなく、一歩ずつ“夢”に向かって突き進む彼らの姿を映し出してるんよ。

プロカメラマンである登山家自らが登りながら撮影した映像は、さすがの迫力で、標高6千メートルの絶壁に吊るされたテントで過ごす彼らの執念のスゴさってのには驚かされてもうた。

単に山登りをリアルに映像にしたってだけやなく、究極の危険のなか、互いに命を預けて困難に挑戦する男たちの強い“絆”や“信頼”ってのが映し出されてるところが秀逸なんやと思う。

なぜそこまでして登ろうとするのかって思う一方で、誰も到達したことの場所で、誰も見たことのない景色を仲間と共有する、そんな何にも代えがたい達成感があるんやろうってのは、伝わってくるんよね。

しかし............もし自分がそこにいたらって思うと............やっぱりビビッてまうよなぁ.............?!(笑)

2017年1月13日 (金)

『ふきげんな過去』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる前田司郎ってひとは、井浦 新や窪塚洋介が出演した『ジ、エクストリーム、スキヤキ』って作品で監督デビューしたひとで、もともと劇作家として人気のひとなんやってね。

前作もそうやったんやけど、どうやら独特の感性を持ってるようで、何気ない会話の掛け合いなんかで個性を出せるあたり、なかなか興味深いものがあるんよなぁ。

というわけで、そんな監督さんの作品の感想は.................?!

ふきげんな過去   ☆☆   (2015年)

監督:前田司郎
出演:二階堂ふみ、小泉今日子、板尾創路、梅沢昌代、山田望叶、兵藤公美、山田裕貴、アハマッド・アリ、児玉貴志、黒川芽以、大竹まこと、きたろう、斉木しげる、相楽 樹

特にやりたいこともなく、ただボーっと退屈な夏休みを過ごす女子高生だったが、ある日、突然に死んだはずの叔母が現れ、家族は大騒ぎに。ワケありな叔母がしばらく同居することになり、自分の部屋に居候して迷惑するのだが..............ってなドラマ?!

ちょっと謎めいた叔母の存在が気になりつつも、漫然と日々を過ごす女の子の日常をってことで、いやぁ~、なんとも言えない不思議な作品やったよ。

これ、監督さん自らのオリジナル作品らしいんやけど、“家族”の会話の掛け合いが妙にシュールで、ええ具合にヒネリがあって秀逸なんよ。

でもって、主役の二階堂くんの、さりげなく味のある演技が上手くキャラにハマって、絶妙の雰囲気を作り出してるんよなぁ。

適度に雑にキャラを扱ってるあたり、気にしだすと違和感が出てまうんやけど、そんなテキトーさを流して観ると、結構、楽しめたりして。

なんかワケの分からん家族ドラマでありながら、どこか妙に引っ掛かる、なんとも表現しがたい、妙な魅力を持った作品やったね?!

2017年1月12日 (木)

『レジェンド 狂気の美学』

今日は、すっかり売れっ子俳優になったトム・ハーディの主演作をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるブライアン・ヘルゲランドてひとは、もともと脚本家として有名で、『L.A.コンフィデンシャル』って作品でアカデミー賞の脚色賞を受賞してて、クリント・イーストウッドの『ミスティック・リバー』の脚本でもアカデミー賞の候補になったんよ。

そんな監督さんの作品に主演してるトム・ハーディといえば、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』なんかでも主役を張ったりして、すっかり人気と実力を兼ね備えた役者になってきたやんね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

レジェンド 狂気の美学 / Legend   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ブライアン・ヘルゲランド
出演:トム・ハーディ、エミリー・ブラウニング、デヴィッド・シューリース、クリストファー・エクルストン、タラ・フィッツジェラルド、コリン・モーガン、ケヴィン・マクナリー、タロン・エジャトン、チャズ・パルミンテリ、クリス・メイソン、ポール・ベタニー

60年代にロンドンの裏社会を仕切っていた、実在の双子の“伝説”のギャングと彼らの周囲の人間関係を描いた犯罪ドラマ?!

冷静で商才のある兄と、精神疾患で破滅的な弟、そんな対照的な彼らの複雑な愛憎をってとこなんかな。

目を引くのは、何といっても一人二役を演じるトム・ハーディの存在感なわけやけど、観ててシミジミとエエ役者やなぁって感心してまうんよね。

ドラマとしては、犯罪に手を染めながらも、愛する人を想い、心の葛藤のなかで、兄弟の切っても切れない絆に苦しむ、そんな男の様を哀愁を込めてってことで、まぁ、全体としてはボチボチってとこやったよ。

ポール・ベタニーが出てきた瞬間は、ちょっと自分的には盛り上がったんやけど、なんとなく扱いが勿体なかったなぁ............(苦笑)

まぁ、メインはトム・ハーディなわけで、そんな彼の演技を堪能するという意味では、それほど悪くはないデキやったんと違うかな?!

2017年1月11日 (水)

『裸足の季節』

今日は、トルコ出身の新人女性監督さんの作品をひとつ、ご紹介♪

この作品、アカデミー賞やゴールデングローブ賞で外国語映画賞にノミネートされ、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では脚本賞や新人作品賞を受賞し、スペインのゴヤ賞で最優秀ヨーロッパ映画賞を受賞したりして、かなり評価されたらしいんよ。

トルコ出身のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督は、フランスで映画の勉強をしたらしく、カンヌ映画祭で今回、共同で脚本を執筆してるひとと出会ったことで、この作品が産まれたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

裸足の季節 / Mustang   ★★★☆☆   (2015年)

監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン
出演:ギュネシ・シェンソイ、ドア・ドゥウシル、エリット・イシジャン、イライダ・アクドアン、トゥーバ・スングルオウル、アイベルク・ペキジャン、ニハール・Gコルダシュ

トルコの田舎町で暮らす5人姉妹は、10年前に両親を亡くし、祖母と叔父に育てられていたが、年頃の彼女たちが男の子たちと遊んでいたのを知った祖母と叔父が激怒し、彼女たちを家の中に軟禁するのだが..............ってな青春ドラマ?!

“純潔”のまま嫁に出すという祖母や叔父の世代の考え方と、理不尽に自由を奪われることに反発する姉妹の気持ち、そんなせめぎ合いを映し出しながら、心の葛藤をってとこなんかな。

出演してる女の子たちはオーディションなんかで選ばれた新人らしいんやけど、映画初出演の彼女たちを上手く活かしてた。特に話の中心になる末っ子の女の子の演技は、ナチュラルに気持ちが表現できてて、なかなか悪くなかったね。

昔からの慣習と、それに反発する若い世代、話としてはすでに語り尽くした感があるものの、若いキャストを前面に出しながら、丁寧に作られてたかな?!

2017年1月10日 (火)

『任侠野郎』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、吉本がやってる沖縄国際映画祭の企画モノで、吉本と日本テレビがコラボして製作したものらしく、主演が“まさか”の蛭子さんで、しかも“伝説のヤクザ”を演じるなんて、どんだけ無謀なんやろうってね(笑)

それでも、この作品の脚本を書いてるのは『HK/変態仮面』でお馴染み(?)の福田雄一くんやし、そんな流れもあってか、柳楽くんや安田くんあたりも出演したりして、そこそこの気合いが垣間見えるんよ。

というわけで、そんな“マサカ”の作品の感想は.................?!

任侠野郎   ★★★☆☆   (2016年)

監督:徳永清孝
出演:蛭子能収、柳楽優弥、佐藤二朗、トリンドル玲奈、中尾明慶、安田 顕、大谷亮介、やべきょうすけ、橋本マナミ、北原里英、橘 ケンチ

自分の組の親分を殺された仇討ちに、敵対する組の組長を殺して服役していた男は、刑期を終えて戻ってきたところ、すでに組はなくなっていて、殺した相手は実は仇ではなく、別の組の陰謀だったと知るのだが.................ってな任侠ドラマ?!

いや、敢えて蛭子くんを主演に抜擢するくらいやから、適当なウケ狙いで作ってるんやろうって思ってたんやけど、意外とマジにやってるところに驚いてもうた(笑)

まぁ、言うても蛭子さんが主役なワケやから、例えば殺陣の動きが妙にギコちないとか、いろいろツッコミどころはあるんやけど、それでも真剣に演技してる様は、当然ながら絶賛するようなものではないんやけど、思ったほど違和感なかったかも。

シャレの延長で作られた企画モノとしては、案外、悪くなかったかな?!

2017年1月 9日 (月)

『4デイズ・イン・イラク』

今日は、ポーランドとブルガリアの合作映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとはWOWOWで放映された後に、企画もの上映会で公開されたらしいんやけど、本国ポーランドのカメリマージュ映画祭ってので“金のカエル(Golden Frog)”にノミネートされたんやって。

作品のベースになってる話は実話らしく、ポーランド軍とブルガリア軍が反乱軍の猛攻に耐え、戦略拠点を死守したんやけど、諸般の政治的な事情により公表されなかったってのを映画にしたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

4デイズ・イン・イラク / Karbala   ★★★☆☆   (2015年)

監督:クシシュトフ・ウカシェヴィッチ
出演:バルトーミェイ・トパ、アントニー・クロリコフスキ、アシーア・アデル、フリスト・ショポフ、ミハウ・ジュラフスキ

サダム・フセインが去り、混乱が続くイラクで、アメリカ主導で行われた平和維持活動のために多国籍軍に参加していたポーランド軍は、カルバラの市庁舎に駐留していたが、反乱軍の攻撃にあい、包囲されるのだが................ってな、実話を基にした戦争ドラマ?!

ポーランド軍とブルガリア軍のわずかな兵力、わずかな装備で、敵の攻撃に耐えながら活路を見出そうとする、そんな男たちの奇跡をってとこなんやろね。

隊を率いる男の苦悩や、命令違反で訴追される青年、それぞれのドラマを織り交ぜながら、“戦争”の姿を冷静に映し出すあたりは、なかなかリアルやったよ。

立場が違えば、いろいろと見方はあるんやろうけど、ただ、武器を取って殺し合うことが、なんの解決にもならんってことは、しみじみと感じてもうた。

争いに巻き込まれる市民の苦しみを思うと、なんや虚しくなってまうよなぁ.............?!

2017年1月 8日 (日)

『ウォークラフト』

今日は、CGを駆使したアクションものをひとつ、ご紹介♪

この作品、世間的には人気ゲームの映画化ってことで注目されてるんかもしれんけど、ゲームをまったくやらない者としては、むしろ“ダンカン・ジョーンズが監督した作品”って方に惹かれるんよ。

ダンカン・ジョーンズってひとはイギリス出身の監督さんなんやけど、お父さんが昨年亡くなった、歌手で俳優としても活躍したデヴィッド・ボウイで、自身の監督作としてもサム・ロックウェルを主役に迎えた『月に囚われた男』や、ジェイク・ギレンホールが主演の『ミッション:8ミニッツ』といった個性的な作品を作り上げてて、個人的にかなり期待してる監督さんなんよなぁ。

というわけで、そんな彼の新作の感想は......................?!

ウォークラフト / Warcraft   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ダンカン・ジョーンズ
出演:トラヴィス・フィメル、ベン・フォスター、ドミニク・クーパー、トビー・ケベル、ポーラ・パットン、カラム・キース・レニー、ベン・シュネッツァー、ダニエル・ウー、ロブ・カジンスキー、アンナ・ギャルヴィン、マッケンジー・グレイ、クランシー・ブラウン

強大な魔力を持つ指導者に率いられ、侵略のために人間界にやって来たオーク族と、平和を破られ、そんな彼らと対峙する人間との攻防を描いたファンタジー&アクション?!

人類を守ろうと奔走する男たちと、同じオーク族でありながら指導者の命に疑問を抱く男、人間に心を開くオーク族の血を持つ女、それぞれの想いが交錯しながら戦いの場へ..............ってなことで、CGアクションが展開するんよ。

もとになってるゲームをまったく知らんので、ゲームの世界観やキャラの活かし方がどこまで成功してるのかは分からんのやけど、アクション映画として見ると、それなりに各キャラのドラマがあって、ボチボチと盛り上げられてた感じやったよ。

ただ、個人的には、この手のCGメインの作品は、どうもリアリティの欠如が気になってもうて、すんなりと入り込めないんよね(苦笑)

いかにも続きを予感させるような終わりもあって、きっと興行成績しだいでは続きが作られそうな気はするんやけど、できれば監督さんには、別の作品に取り組んで欲しいなぁって思ったりして..................?!

2017年1月 7日 (土)

『バイオハザード:ザ・ファイナル』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、正月映画の目玉(?)のひとつを、ご紹介♪

シリーズの最初の作品が作られたのが2002年で、当時はTVゲームを映画にするってどないやのって意見もあったんやけど、気がつけば16年間かけて6作、それなりに稼いで、よう続いたよね。

もともとモデルやったミラ・ジョヴォヴィッチも、このシリーズのおかげで、すっかりアクション女優として認められて、ついでにダンナまで付いてきて、彼女にとっては人生を変える作品やったんやろなぁ。

そんな感慨に少し浸りつつ、シリーズラスト(たぶん......確証はないんやけど)の感想は......................?!

バイオハザード:ザ・ファイナル / Resident Evil: The Final Chapter   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、イアン・グレン、ショーン・ロバーツ、オーエン・マッケン、フレイザー・ジェームズ、ルビー・ローズ、イ・ジュンギ、ウィリアム・レヴィ、ローラ

ウィルスの副作用により、アンデッドなひとたちで埋め尽くされた世の中で、ウィルスを生み出したアンブレラ社の陰謀を止めるべく、最後の闘いに向かうのだが................ってな、アクション・シリーズの最終話(今度こそ、たぶん...........)?!

人類滅亡まであと数時間、ウィルス感染者を死滅させる薬を手に入れるため、敵の中枢に乗り込むが.............ってなことで、時折アンデッドなひとたちで怖がらせながら、アクションごりごりでってな感じかな。

もうすでに何でもアリな状態で、今更“話のスジが.......”なんてことを議論するもんでもないんやろうし、アクションを楽しめればってところなんやろうけど、いかんせんハンディを多用したアクションシーンが、異常に見づらくて、目が疲れてグッタリしてもうた(苦笑)

臨場感をってのは分かるんやけど、ここまでブレブレになると、観てる方も“苦行”でしかなく、これやと“アクションすげぇ~”ってことにはならないと思うんやけどね。

話としては、収まるところで丸く収まるんやろうってのは想像できるワケで、そういう意味では、こんなもんやろなぁ。

まぁ、夫婦共作(途中からやけど)で作り上げたシリーズを完走したってことで、賛否両論ありつつも、とりあえずお疲れさんやね!(笑)

<アンデッドな人たちとの過去の触れ合い>
『バイオハザード』
『バイオハザードII アポカリプス』
『バイオハザードIII』
『バイオハザードIV アフターライフ』
『バイオハザードV:リトリビューション』

2017年1月 6日 (金)

『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品でヒロインを演じてる高畑くんといえば、NHKの朝ドラでちょっと残念な評判やったばかりで、そのお相手はというと、なんや週刊誌でお金を積んで賞を獲ってるとかなんとかって噂の某事務所のイケメンくんらしく...............って、あまり言うとシバかれそうやなぁ(苦笑)

監督の三木くんは、どうやらTVを中心にホラーもので知られてるひとらしく、今回は毛色を変えて、甘い恋愛ものをってことらしい。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

植物図鑑 運命の恋、ひろいました   ★★★☆☆   (2015年)

監督:三木康一郎
出演:高畑充希、岩田剛典、ダンカン、阿部丈二、今井 華、谷澤恵里香、酒井敏也、木下隆行、宮崎美子、大和田伸也

なぜか全てが上手くいかない、そんな日々を送っている女の子は、ある日、家の前で動けない男を“拾い”、半年間だけ同居を認めるのだが..............ってな恋愛ドラマ?!

美味しい朝食のお礼に、突然に始まった同居生活、植物に詳しい彼に誘われて、“野草狩り”をして料理を作り、楽しい日々を送るのだが............ってなことで、突然の出会いから別れがあって、また..........ってな感じの、王道の恋愛ドラマやね。

そもそも見ず知らずの素性も分からん男をいきなり家に泊めて、一緒に暮らすってシチュエーションにビックリやし、食べるものにも困って、って言いつつ、どう見ても小キレイなイケメンで登場ってのも、オイオイって思うんやけど、そんなハゲおやじの呟きは、イケメンぶりを楽しむために観てる大多数のひとには、きっとどうでもエエことなんやろう(苦笑)

なんとなく読めてまう展開も、“安心感”ってことで、高畑くんの嫌味のない、いい人ぶりで何とかってところかな。

しかし、朝からバッチリとメイクをキメて、異常に白い歯で微笑みかける男を見て、背筋が凍ったりするのは、僻みまじりのオヤジだけなんやろね、きっと!?(笑)

2017年1月 5日 (木)

『きみがくれた物語』

今日は、ベストセラー作家のニコラス・スパークスの小説をネタにした恋愛ドラマをひとつ、ご紹介♪

ニコラス・スパークスの原作ものといえば、ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムスが共演した名作『きみに読む物語』ってのがあったけど、どうやら“あやかりたい”って気持ちが出過ぎたのか、どうしても“きみ”と“物語”って言葉はハズせんかったらしい(苦笑)

原題は“選択”って意味の“Choice”で、原作の翻訳本のタイトルは、“きみと歩く道(きみと選ぶ道)”ってことらしく、“きみ”は共通してるものの、きっと“物語”は配給する側の都合やったんやろね。

というわけで、感動の愛のドラマよ再び.................って期待したら、えらい目に遭ってもうた、そんな作品の感想は....................?!

きみがくれた物語 / The Choice   ★★☆☆☆   (2016年)

監督:ロス・カッツ
出演:ベンジャミン・ウォーカー、テリーサ・パーマー、トム・ウィルキンソン、トム・ウェリング、アレクサンドラ・ダダリオ、マギー・グレイス、ブラッド・ジェームス

モテ男の獣医は、隣に越してきた医大生が気になっているものの、なかなか距離を縮められずにいたが、次第に惹かれあう二人は結ばれ.............ってな恋愛ドラマ?!

いろいろと困難を乗り越えて、運命の出会いで互いに好きになり............ってな、いかにもな恋の話なわけやけど、ここまで共感できないのは久々やったよ(苦笑)

前半から、実に薄っぺらく、安っぽい恋の話を、まったく惹かれないセリフでやり取りしながら、センスのない音楽で中途半端に盛り上げつつ、完全に置き去りにされた状態で、勝手に盛り上がってる男女のデキあがったドラマを押し付けられる、これほどの苦痛はないんと違うかな。

強引にヒネリを加えて、“愛の奇跡”って言われたところで、共感度は限りなくゼロに近く、“どうぞご勝手に”って観る側に思わせてもうたら、恋愛ドラマとしての価値はないやんね。

いやぁ~、それにしてもヒドかった(苦笑)

2017年1月 4日 (水)

『素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店』

今日は、オランダの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてるマイク・ファン・ディムってひと、これが2作目の長編映画らしいんやけど、1作目ってのが『キャラクター』って作品で、実は90年代に作られたもので、カンヌ映画祭で賞を獲ったりしてるんよ。

実は、そんな作品で主演してたのが、この映画で執事役を演じてるベルギー出身のヤン・デクレールで、オランダ映画祭では助演男優賞にノミネートされてたらしい。

というわけで、そんな作品の感想は........................?!

素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 / De Surprise   ★★★☆☆   (2015年)

監督:マイク・ファン・ディム
出演:イェロン・ファン・コーニンスブルッヘ、ジョルジナ・フェルバーン、ヤン・デクレール、ヘンリー・グッドマン、エリザベス・アンデルセン

幼い頃のトラウマから、感情を持たずに無気力に生きてきた金持ちの男は、母親が亡くなったことで、世話をする相手もいなくなり、かねてからの計画どおり自殺をしようとするが上手くいかず、たまたま見つけた“人生の最後の旅”を世話する業者で、死ぬタイミングを指定しない“サプライズ”コースを申し込むのだが.............ってなコメディ調のドラマ?!

他人に自分の最後を委ねたものの、そこでひとりの女性と出会い、惹かれあううちに、なんとか“最後”を延期しようとするが.............ってなことで、ちょっと風変わりな話が展開するんよ。

人生に何も悔いはないはずが、ひとりの女性との出会いで心のなかに変化が生まれってな恋の話を、少し意外性のある設定を使って、ドタバタ気味に楽しませてくれるんよね。

ちょっと強引なヒネリではあるんやけど、それが嫌味にならないほどの軽妙さがあって、なかなか悪くなかったかな?!

2017年1月 3日 (火)

『二重生活』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

作品の元ネタは角川文庫から出てる小池真理子って作家さんの小説らしいんやけど、小池さんの小説の映画化というと、ちょっと前に紹介した成海璃子と池松壮亮が共演した『無伴奏』もそうらしい。

監督をしてる岸 善幸ってひとは、どちらかというとテレビで活躍してるらしく、NHKのテレビドラマで評価されてるみたいで、映画はこれが初めてってことらしい。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

二重生活   ★★★☆☆   (2015年)

監督:岸 善幸
出演:門脇 麦、菅田将暉、長谷川博己、リリー・フランキー、西田尚美、河井青葉、宇野祥平、烏丸せつこ、篠原ゆき子、岸井ゆきの

大学院で哲学を勉強している女の子は、教授のススメで修士論文のテーマとして他人を尾行し、観察することから、“在る”ことを考察することに............ってなドラマ?!

偶然、立ち寄った本屋で、妻子と幸せそうに暮らす近所に住む男を見かけ、そのまま彼の後を尾けると、別の女と密会する現場を目にし.............ってな感じで、他人のプライベートに入りこみ、戸惑いながらも止められない、そんな女子大生の目を通して、日常のなかの非日常をってとこなんかな。

街中で行き交うそれぞれの人が、どう思いながら、どう生きているのか、それを第三者が傍観するって視点が、話としては、なかなかやよね。

“満たされた気持ちで暮らしているひとなんていない”って言い放たれると、そうかもなぁって思ってもうたよ。

それにしても、門脇くんをキャスティングするときって、脱ぐことが前提になってるんやろか..................?!(笑)

2017年1月 2日 (月)

『トリプル9 裏切りのコード』

今日は、ゴリゴリの犯罪ドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場未公開かと思ったら、ちゃんと劇場でやってたらしく、よくよく見ると出演してる役者の顔ぶれが、なかなか豪華やったんで、少しビックリしてもうたんよ。

特に個人的には、ケイシーくんやウディおじさん、少し地味なところではクリフトン・コリンズくんあたりの一筋縄ではいかない役者が揃ってるってところが、妙に気になったんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

トリプル9 裏切りのコード / Triple 9   ★★★★   (2015年)

監督:ジョン・ヒルコート
出演:キウェテル・イジョフォー、アンソニー・マッキー、クリフトン・コリンズ・Jr、ケイシー・アフレック、ウディ・ハレルソン、ケイト・ウィンスレット、アーロン・ポール、ノーマン・リーダス、テリーサ・パーマー、ガル・ガドット、マイケル・ケネス・ウィリアムズ

アトランタの街で暗躍するロシアン・マフィア、彼らのために悪徳警官を中心としたグループが銀行強盗を実行し、マフィアを仕切る女ボスからは、更なる要求が.................ってなクライム・アクション?!

犯罪に加担せざるをえない状況のなか、突き付けられた不可能な依頼に、ある秘策の実行を思いついたのだが..............ってなことで、ノッケから小気味いいアクションでグイグイと引っ張り、なかなかツボを押さえた展開で夢中にさせてくれるんよ。

これ、何といってもキャストが豪華で、しかもケイシーくんやキウェテルくん、ウディおじさんといったクセと味のある役者が存分にキャラを出してるあたりがナイスやった。

ケイト・ウィンスレットなんか、まったく本人とは気づかないくらいに、ふてぶてしく悪役を演じてたもんね(笑)

話のオモシロ味と個性的な役者の踏ん張り、あまり期待せずに観たのもあったんかもしれんけど、この手のクライム・アクションとしては、かなりの良品やと思うんよね.................?!

2017年1月 1日 (日)

『エクス・マキナ』

2017年の最初の作品を何にしようかって思ってたら、ちょうど個人的に激プッシュ中のアリシア・ヴィカンダーの出演作があったんで、ここぞとばかりに、ご紹介♪(笑)

ご存じのとおり、すでにアカデミー賞助演女優賞を受賞して、世界的に知られた女優さんになってもうたんやけど、マッツ・ミケルセンと共演した『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』でそのキュートな美貌と演技に魅せられてから、ずっと作品を追いかけてる者として、彼女の出演作をおススメできるのが、嬉しいんよね。

ちなみに監督のアレックス・ガーランドくんは、ダニー・ボイル監督の『28日後...』の脚本を書いてるひとで、この作品が監督デビュー作になるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

エクス・マキナ / Ex Machina   ★★★★☆   (2015年)

監督:アレックス・ガーランド
出演:ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィカンダー、オスカー・アイザック、ソノヤ・ミズノ

世界有数のIT企業で働く男は、社内の懸賞で当選し、社長の持つ別荘で一週間過ごすことに。別荘では、社長が自ら手掛ける人口知能(AI)の極秘プロジェクトが進められており.............ってなSFドラマ?!

人口知能を持つロボットの実用化の実験で、ロボットをテストすることになった男は、“彼女”と会話をするうちに、次第に特別な感情を抱くのだが............ってなことで、人間とAIロボットの関係をってところかな。

この作品の秀逸なところは、いかにも“ありそう”なところでのリアリティがドラマにあって、そこに人間の感情や、その裏側を上手く話しに盛り込みながら、どこかシュールな展開に持ち込んでるところやろうと思う。

ロボット役を演じてるアリシアくんの“美しさ”ってのが、まさに適役なわけで、もちろん彼女の演技力があってのことなんやけど、この独特な世界を作り上げてるんよ。

テクノロジーの進化と、それに対比する人類のアナログな感情、なんか観終わった後にジワジワと考えさせる、そんな作品やったよ?!

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