『ザ・コンサルタント』
今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪
最近はバットマン役を射止めて、役者としてもノッテル(?)ベン・アフレックの主演作ってことで、年末から目にした予告編がなかなか雰囲気がよくて、気になってた作品なんよ。
監督のギャヴィン・オコナーくんは、日本ではまだそれほど知られた監督さんではないんやと思うんやけど、以前に紹介した劇場未公開作品の『ウォーリアー』やエドワード・ノートンとコリン・ファレル共演の『プライド・アンド・グローリー』みたいに、なかなか骨太な作品を世に送り出してるんよね。
というわけで、そんな作品の感想は..........................?!
ザ・コンサルタント / The Accountant ★★★☆☆ (2016年)
監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、ジョン・バーンサル、J・K・シモンズ、ジョン・リスゴー、ジーン・スマート、ジェフリー・タンバー、シンシア・アダイ=ロビンソン、アリソン・ライト、メアリー・クラフト
表向きは個人経営の会計事務所を営む男は、裏社会の会計処理も引き受け、匿名で政府機関に情報を流していた。ある日、不正会計の疑いがあるとのことで、成長著しいロボットメーカーの会計監査を請け負うのだが...................ってなサスペンス&アクションもの?!
数字に異常に強いが人付き合いが苦手な男は、真実を知ろうとするがゆえに、危険が迫り...............ってな感じで、なかなかスリリングな話が展開するんよ。
この作品、単なるドンパチやりまくるアクションにすることなく、登場人物のキャラの設定をしっかり練り込み、複雑な生い立ちや人間関係から話に深みを持たせてるあたりがエエんよね。
2時間を少し超える尺ながら、長さを感じさせないくらいに、グイグイと引っ張ってくれて、結構、楽しめる作品やったよ。
ただ、どうしてもスッキリせんのが、“アカウンタント=会計士”って原題を“コンサルタント”にする必要があったんかってこと。
確かに、いくつかのシーンでアナくんが“コンサルタント”って言葉を使ってるものの、それ以外はすべて“アカウンタント”って言ってるし、話のポイントも“会計士”なわけやから、まったく意味不明やと思うんよね........................(苦笑)
« 『TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ』 | トップページ | 『沈黙 -サイレンス-』 »
「ボチボチでんなぁ」カテゴリの記事
- 『タロットカード殺人事件』(2019.05.05)
- 『クレアの純真』(2019.05.06)
- 『ニキフォル 知られざる天才画家の肖像』(2019.05.04)
- 『コーヒーが冷めないうちに』(2019.05.03)
- 『そして、デブノーの森へ』(2019.05.02)