『TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ』
今日は邦画をひとつ、ご紹介♪
宮藤官九郎って、NHKの朝ドラがヒットして以来、すっかり世間的には大物脚本家(?)的な見方になってるんやけど、自分的には三谷幸喜と同じで、まったくセンスが嚙み合わない、そんな存在なんよなぁ。
三谷くんと一緒で、こうして作品を書いたり作ったりすれば、某事務所も前のめりで(?)乗っかってくるし、若手の注目株や売れっ子、中堅からベテランまで、役者が集まってくるんやから、製作する側からすれば重宝するんやろね。
というわけで、別にケナスためだけにレンタル屋で手にしたわけやない(と思ってはいる)んやけど、そんな作品の感想は........................?!
TOO YOUNG TO DIE ! 若くして死ぬ ★★★☆☆ (2016年)
監督:宮藤官九郎
出演:神木隆之介、長瀬智也、森川 葵、桐谷健太、清野菜名、尾野真千子、古館寛治、坂井真紀、宮沢りえ、皆川猿時、古田新太、荒川良々、烏丸せつこ、田口トモロヲ、マーティン・フリードマン、ROLLY、シシド・カフカ
修学旅行のバスが崖から転落して、気がつくと地獄にいた高校生は、片思いだった女の子にもう一度会うために、閻魔様の審問を受けて転生を試みるのだが.....................ってなコメディ?!
地獄のロックバンドのリーダーの助けを受けながら、転生を繰り返すうちに、彼のなかにも変化が芽生え.............ってな感じで、ロックを絡めながら、コミカルにってことなんやろね。
オリジナル脚本で豪華な役者を集めて、いかにも“らしい”作品なんやけど、如何せん、笑いのツボが絶対的に合わないもんやから、毎度のことながら、観てると徐々にシラけてまうんよなぁ(苦笑)
少しミュージカル的な要素も加えたりして、いろいろと工夫してるのは分かるんやけど、宮藤くんの作品ってのは、彼の書くものが好きでしゃぁない人か、出てるキャストに相当な思い入れがある人やないと、楽しめないんと違うかなぁなんて思ったりして?!
個人的に最も盛り上がったのは、久々に憂歌団の木村先生のブルースな歌声が聴けたところやろか.....................♪
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