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2017年2月

2017年2月28日 (火)

『夏美のホタル』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタになってるのが人気の作家さんが書いた小説なんやってね。残念ながら原作は読んだことがないんで、よう知らんのやけど。

出演が若手女優のなかでは人気の有村くんで、そこにソフトバンクの監督の息子と、UAの息子をそろえ、ベテラン3枚を添えてくるあたり、キャスティングはかなり気合いが入ってる感じやんね(笑)

それでも、監督さんが廣木くんってところで、かなり微妙な気分になったんやけど、それでも“ひょっとして”ってことで淡い期待を抱いて鑑賞したんよ。ちなみに、監督さんと有村くんは、『ストロボ・エッジ』でも組んでたっけ。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

夏美のホタル   ★★★☆☆   (2016年)

監督:廣木隆一
出演:有村架純、工藤阿須加、光石 研、吉行和子、小林 薫、淵上泰史、中村優子、村上虹郎

プロを目指して学校で写真を学ぶ女の子は、バイクを走らせ、かつて父親と訪れた田舎町に行き、ホタルを探すのだが................ってなドラマ?!

旅先で立ち寄った、昔ながらの小さな商店で、店主とその母親と出会い、しばらく泊めてもらうことになり..............ってなことで、人との触れ合いを通して、人生に迷う若者が、新たな一歩をって感じかな。

有村くんの魅力を前面に出しつつ、脇のベテランで人間ドラマに深みをもたせってな狙いなんやろうけど、う~ん、なんや落ち着きのない話で、タメがないもんやから、作り手が思うほど伝わってくるものがなかったね。

それにプロを目指す写真家志望の女の子って設定ながら、有村くんの撮影っぷりが、イマイチ真剣みとリアリティがなくて、単にシャッターを押してるだけではアカンと思うんよ(苦笑)

バイク乗りとして、有村くんと一緒にバイクでツーリングして、テント張ってキャンプしたいなぁって思ったけど、それ以上のモノは感じんかったね?!

2017年2月27日 (月)

『素敵なウソの恋まじない』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、イギリスの作品をひとつ、ご紹介♪

これ、実はTV映画として作られたものらしく、TV用にダスティン・ホフマンとジュディ・デンチをキャスティングして共演させてしまうBBCの気合いって、スゴイなぁって思うんよ(笑)

監督さんは、TVドラマを専門にしてるひとみたいで、よう知らんのやけど、製作総指揮と脚本に、『ラブ・アクチュアリー』『アバウト・タイム ~愛おしい時間について~』のリチャード・カーティスがクレジットされてるんよなぁ。

というわけで、たかがTV映画と侮れない作品の感想は..........................?!

素敵なウソの恋まじない / Roald Dahl's Esio Trot   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダーブラ・ウォルシュ
出演:ダスティン・ホフマン、ジュディ・デンチ、ジェームズ・コーデン、リチャード・コーデリー、ジミー・アキンボラ、リサ・ハモンド、ポリー・ケンプ、ケイティ・ライオンズ、ピクシー・デイヴィーズ、ララ・ロッシ

独り暮らしの初老の男は、ひとつ下の階に越してきた女性に恋をするが、彼女は飼っている1匹のカメに夢中だった。やっとの思いで彼女に話しかけると、カメの成長が遅いことに悩んでいると知り.................ってな恋のお話?!

好きなひとの気を引くために、彼女の悩みを解消しようと必死に考えて、ある計画を実行するのだが..............ってなことで、ベテランのダスティンおじさんとジュディおばちゃんの安定の演技で初老の男女の恋バナをってね。

話のスジとしては、さして目新しくない展開の、ある意味、オーソドックスな恋愛ものなんやけど、それを主演のふたりが適度にコミカルに演じてるあたりが、なかなかやったよ。

爆笑するような笑いがあるワケやなく、とびっきり胸キュンなロマンスがあるワケでもなく、それでいてどこか心地いい、ホッコリとした温もりと優しさを感じる、そんな作品やったね?!

2017年2月26日 (日)

『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、ティム・バートンの監督最新作をひとつ、ご紹介♪

予告編を観た限りでは、どにもユルそうな作りで、きっと子供向けのファンタジーなんやろうって思って、あえて映画館で観るつもりもなかったんやけど、たまたま行きつけの映画館の会員サービスデーで安い日に、スケジュール上、ピタっとはまったんで鑑賞してみたんよ。

ティム・バートンの監督作品というと、『シザーハンズ』『ビッグ・フィッシュ』は大好きなんやけど、その他は個人的に少し好みからハズれてる気がしてね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち / Miss Peregrine's Home For Peculiar Children   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ティム・バートン
出演:エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、テレンス・スタンプ、エラ・パーネル、サミュエル・L・ジャクソン、アリソン・ジャネイ、クリス・オダウド、フィンレー・マクミラン、ラフィエラ・チャップマン、ジョージア・ペンバートン、マイロ・パーカー、ジュディ・デンチ、ルパート・エヴェレット、ローレン・マクロスティ、キャメロン・キング

友だちもいない、冴えない高校生活をおくる青年は、ある日、祖父の家を訪ねると、何者かに襲われた彼は、目の前で息絶える。死の間際に残したメッセージが気になり、青年はかつて祖父が過ごしたという、ウェールズにある施設を訪れるのだが..............てなファンタジー&アドベンチャー?!

特殊な能力を持つ子供たちが一緒に暮らす家は、女主人に守られ、“ループ”と呼ばれる世界のなかで、同じ日を繰り返し生きていたのだが..............ってなことで、独特なファンタジーの世界をってね。

いやぁ、また監督さんらしい、ファミリー向けのトボけた作品なんやろうって思ったら、意外や意外、ちょっと切なく、それでいて温かい、なかなかのドラマが展開するんよ。

随所にプチ・グロな描写やダークなテイストを出しつつも、淡い恋心や冒険心、勇気や友情なんかをサラリと散りばめ、観る者を惹きつける内容やった。

タイムトラベルものの分かりにくさはあるんやけど、細かいところにこだわることも忘れさせてくれるくらい、ちょっと気に入ってもうたかな。

思わずを1個追加して、おススメしようかと思うくらい、ティム・バートン作品では、久々にツボにハマったかもしれんね?!

2017年2月25日 (土)

『たかが世界の終わり』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、フレンチな映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、38歳で亡くなったフランスの劇作家の戯曲をネタにしてるらしく、監督をしてるのは、カナダ出身の若干28歳の若手監督のグザヴィエ・ドランなんよ。

グザヴィエくんについては、以前にもその才能を絶賛させてもらってるんやけど、行きつけの隣駅のシネコンにも彼の熱烈なファンがいるのか、ありがたいことに、彼の新作が出ると公開してくれるんよね。

この作品でカンヌ映画祭のグランプリを受賞し、今年のフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞では、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、助演女優賞、外国語映画賞なんかにノミネートされたらしい。

ちなみに、主役を演じてるギャスパー・ウリエルくん、2003年に製作されたエマニュエル・べアールと共演した『かげろう』では、まだ10代ながらイケメンぶりが話題になったんやけど、その彼がこんな男前になったとは.............って、ちょっと感慨深かったりして。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

たかが世界の終わり / Juste La Fin Du Monde   ★★★☆☆   (2016年)

監督:グザヴィエ・ドラン
出演:ギャスパー・ウリエル、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、レア・セドゥ、ナタリー・バイ

売れっ子の劇作家は、病気に冒されていることを告げるため、疎遠にしていた故郷の家族を12年ぶりに訪れるのだが、久々に再会した家族は、それぞれに複雑な心境で................ってな家族ドラマ?!

家族の久しぶりの訪問を祝うはずが、会わないでいた時間の長さのせいか、どこかギコちない空気が漂い、兄からは厳しく責められ、険悪な雰囲気になるが...................ってなことで、母と兄、その妻である義姉、そして家を出た時はまだ幼かった妹と、それぞれの思いが交錯するんよね。

グザヴィエくんの凄いところは、接写を多用しながら、その被写体である人物の心の揺れを、表情から繊細に引き出し、カメラに納めているところで、言葉でぶつかりながらも、消えない家族の絆のようなものを感じさせるんよ。

まだ20代の若いカナダ人の監督のもとに、ヴァンサンくんやマリオンくん、ナタリーおばちゃんが集結するって時点で、かなりスゴいんやけど。

作品としては、すべてを語らないところで、少しモヤモヤが残ってまうあたりで、ちょっと万人受けせんかなぁと思いつつも、監督さんの才能を感じさせるには、十分やったんと違うかな?!

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グザヴィエ・ドランの過去作品
『マイ・マザー』(2009年)
『胸騒ぎの恋人』(2010年)
『わたしはロランス』(2012年)
『トム・アット・ザ・ファーム』(2013年)
『Mommy/マミー』(2014年)

2017年2月24日 (金)

『日本で一番悪い奴ら』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この話、実話を基にしてるらしく、本人が書いた自伝をネタに脚本が書かれてるんやって。北海道警の不正を明らかにして、組織ぐるみの問題を問いかけたものの、ウヤムヤになってもうたみたいやね。

作品を監督してる白石くんと言えば、山田孝之やピエール瀧が出演した『凶悪』で秀逸なドラマを撮ったひとで、ちょっと期待したんやけど................。

ちなみに、主演の綾野くんは、この作品の演技で日本アカデミー賞なる“大そう”な賞の主演男優賞ってのに選ばれたらしい...................う~ん、ナゼ(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

日本で一番悪い奴ら   ★★★☆☆   (2016年)

監督:白石和彌
出演:綾野 剛、YOUNG DAYS、矢吹春奈、中村獅童、ピエール瀧、青木崇高、植野行雄、中村倫也、田中隆三、勝矢、斎藤 歩、瀧内公美、木下隆行、音尾琢真

現役の警察官でありながら、覚せい剤の保持と使用で逮捕された、北海道警察の実在の男の転落人生を描いた犯罪ドラマ?!

犯罪から市民を守りたい、そんな気持ちをもってなったハズが、犯罪捜査のためという理由で裏社会と関係を持ち、いつしか違法捜査にてを染めて、やがて自らも覚せい剤に手をだした、そんな男の警察官人生をってね。

検挙率という点数稼ぎのために、いろいろと工作して摘発する、なんやドラマだけの話かと思ったら、ホンマにそんなことがあるんやってのが驚きやんね。

主演の綾野くんは、それなりに熱演してるんやけど、作品全体の雰囲気が中途半端にコミカルになってるせいか、デフォルメされてる感が強くて、実話をベースに言いながら、リアリティがないんよなぁ。

ウソのようなホンマの話ってところで、オモシロおかしくってことなんやろうけど、思ったほどオモシロ味が感じられないところが、2時間を超える尺の割に...........ってとこなんかもね?!

2017年2月23日 (木)

『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この話、どうやら実話を基にしてるらしく、出演者のひとりであるアハメッド・ドゥラメくんが、実際に高校1年生のときに体験した話を、監督さんにメールで伝えて、こうやって1本の映画になったんやって。

そのドゥラメくんは、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で有望若手俳優賞にノミネートされたらしく、自らの手で成功を手にしたってところなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ / Les Heritiers   ★★★★☆   (2014年)

監督:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
出演:アリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ、ノエミー・メルラン、ステファヌ・バク、ジュヌヴィエーヴ・ムニッフ、アドリアン・ハルドゥバエ、モハメッド・セディッキ、コロ・ドゥラメ、ウェンディー・ニエト、ラキー・サル

公立高校の1年生の落ちこぼれクラスは、いつも生徒たちが悪ふざけやケンカをし、問題ばかりを起こしていた。生徒たちを信じ、情熱を注いていた担任の歴史教師は、生徒たちにアウシュヴィッツの大虐殺についての歴史コンクールへの出場を持ちかけるのだが....................ってな、実話を基にしたドラマ?!

真面目に勉強をしようとしない、どこか諦めてる生徒たちに、過去の悲劇の歴史を通して、今を考えさせる、そんな体験によって変わっていく生徒たちの姿をってことで、なんやね熱かったわ!(笑)

決して繰り返してはいけない歴史上の出来事、そこで若者や子供たちに何が起こったのか、そんなことを真剣に調べ、学び、考えることで、自分たちが何をすべきか、何ができるかを自問し、成長していく、そんな様子が伝わってくるところがエエんよね。

子供たちを信じて、彼らの可能性を引き出しながら、大切なことを伝える、教師の情熱に心打たれるわけやけど、こうして歴史が受け継がれることで、未来に希望がつながる、そんな気がするんよなぁ。

この国の教育は、次の世代に何を伝えてるんやろう、大切なことを受け継いでるんやるか、なんてことを考えてもうたよ?!

2017年2月22日 (水)

『ジャングル・ブック』

今日は、今年のアカデミー賞にノミネートされてる作品をひとつ、ご紹介♪

アカデミー賞といっても主要部門やなくて、視覚効果賞ってのにノミネートされたんよ。対抗が『ドクター・ストレンジ』(個人的には本命)や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』他やから、どうかなぁとは思うんやけど、観たかんじでは、勝負できるかも。

監督さんは、“アイアンマン・シリーズ”ですっかり監督業でも売れっ子になりつつあるジョン・ファヴローくんで、『スウィンガーズ』の頃から役者としての彼を知ってる者としては、まさかディズニー映画で監督をするようになるとは........................ね(笑)

というわけで、劇場公開時には、なかなかの評判やった作品の感想は.....................?!

ジャングル・ブック / The Jungle Book   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ジョン・ファヴロー
出演:ニール・セティ、(声の出演)ビル・マーレイ、ベン・キングズレー、スカーレット・ヨハンソン、ルピタ・ニョンゴ、イドリス・エルバ、クリストファー・ウォーケン、ジャンカルロ・エスポジート

ジャングルのなかで取り残された幼児はオオカミに育てられ立派に成長するが、人間を毛嫌いするトラに目を付けられ、命を狙われることに。育ててくれたオオカミたちに迷惑がかかると、少年は群れを離れる決心をするのだが...............ってな、よく知られた古典を実写化した作品?!

野生のなかで育った少年が、冒険をしながら周囲の動物たちとの触れ合いで成長する、そんな様を描くってとこなんかな。

この作品、ウリはなんと言っても映像なんやろうと思う。リアルにしゃべる動物たちを見てると、映像の技術ってここまで進化したんやなぁって、つくづく感心してもうたよ。

しかも、そんな動物たちの声を豪華な面々が演じてるあたり、さすがのディズニーが金かけて本気で実写化してきたんやなっていう気合いを感じたね(笑)

もちろん作品の性質からして家族向けではあるんやけど、“孤独なハゲおやじ”でも、それなりには楽しめるクオリティは、あったかな?!

2017年2月21日 (火)

『葛城事件』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、劇場で公開されたときに、えらい評判になってて、気にはなってたものの、結局、タイミングが合わずにスルーしてもうたんよ。でもって、レンタルが開始になったんで、早速、手にしてみたってわけ。

観終わって思ったんやけど、この作品に優秀賞を出せないところに、日本アカデミー賞なる賞のアホさ加減が如実に出てるんやと強く感じたね。

今回の他の優秀賞を眺めてみても、作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞(三浦友和)、助演男優賞(若葉竜也)あたりは、他の受賞者よりも遥かに役者魂を感じるし、綾野くんや勘違いアイドルや、松山くん、東出くんなんかを選んでる理由が、一般の映画を愛する者からすると、まったく理解できないんよなぁ。

そんな愚痴を言い出したら、どうもエンドレスになりそうなんで、日本映画の将来を思うなら、どうかこの作品を観て、考えて欲しいって願うんやけどね?!

葛城事件   ★★★★☆   (2016年)

監督:赤堀雅秋
出演:三浦友和、若葉竜也、田中麗奈、南 果歩、新井浩文、内田 慈、児玉貴志、黒田大輔、佐藤直子、かんのひとみ、谷川昭一朗、大方斐紗子、市川しんぺー、粕谷吉洋、中野英樹、五味多恵子

殺人事件を起こし、死刑判決を受けた息子を持つ父親は、周囲の非難に耐えつつも、必死に家を守っていたのだが................ってな、殺人事件の加害者とその家族を描いたドラマ?!

なぜ男は人を殺したのか、その答えを、崩壊した家族の過去を紐解きながら語るってところなんやろね。

いやぁ~、邦画でここまでグッと話に飲み込まれてもうたのは、久しぶりかもしれんね。事件のキッカケは、人を殺した本人だけにあるのか、そんなところから家族の関係を照らしつつ、事件の全体像を徐々に明らかにしていく、なんやスゴイ説得力やったよ。

そんなドラマを成立させてるのは、何と言っても三浦くんの半端ないオヤジっぷりであり、次男を演じる若葉くんの病んだ演技なんやと思う。

もちろん観てて気持ちのエエ話ではないんやけど、ひとつの作品の世界のなかで、演じ手と作り手がぶつかり合いながら、ひとつの形を築きあげてるところに、観る側としてグッと引き込まれてまうんやろうと思う。

単純な死刑廃止論への問いの投げかけというよりも、家族のあり方にも踏み込んだドラマは、重くズッシリとくるんよなぁ?!

2017年2月20日 (月)

『愛の監獄』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

監督さんは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』に出演してたスペイン出身の女優アストリッド・ベルジュ=フリスベが主演した作品でデビューして、これが2作目の監督作ってことらしいんよ。

この作品の注目は、ヒロインを演じるアデル・エグザルコプロスっていう女優さんで、彼女、以前に出演した『アデル、ブルーは熱い色』って作品での演技が世界的に絶賛されて、フランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で有望若手女優賞を受賞しただけやなく、LA批評家協会賞で女優賞を受賞したりしたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は............................?!

愛の監獄 / Eperdument   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ピエール・ゴドー
出演:アデル・エグザルコプロス、ギョーム・ガリエンヌ、ステファニー・クレオ、マリー・リヴィエール、アリエノール・ポワッソン、セルマ・マンソーリ

罪を犯して刑務所に入ることになった女の子は、そこで刑務所の所長をする男と出会う。彼もまた、妻子がありながら、彼女に惹かれるものを感じ...............ってな禁断の愛を描くドラマ?!

所長と収容されている囚人、あってはならない関係と分かっていながら、強く惹かれあうふたりの気持ちは止めることができず................ってなことで、泥沼の恋愛をってね。

まぁ、客観的に見れば、家庭を顧みずに若い娘に夢中になって身を滅ぼすアホな中年オヤジの話ってことなんやけど、アデルくんの小悪魔っぷりやと、正直、分からんでもないか(苦笑)

下世話な恋の話ではあるんやけど、設定上の“禁断っぷり”や、キレイごとを言うようやけど、ふたりの間に“愛”を感じてとれるあたりに、なんとなく救いを感じてもうたよ。

それにしても............“愛の監獄”って邦題、文字にするとエライ迫力やわぁ............話の内容に、それほど“監獄”感はないんやけどね..............?!(笑)

2017年2月19日 (日)

『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』から始まり、『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』、そして『相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』ときて、劇場版の第4弾は、シリーズ史上最も.......................タイトルが長いがな(笑)

TVシリーズは、初代相棒の寺脇くんからミッチーに交代した時点で、ほとんど観なくなったんやけど、3代目がまさかの犯罪者になって、いやっ、さすがにどうなのって気にもなったし、反町くん............う~ん...............ってのもあって、それほど前のめりな気分にはなれなかったんやけど、なんとなく気になってもうてね。

考えたら、2000年に土曜ワイド劇場の単発2時間ドラマから始まって、ここまで人気を保ち続けて、こうして毎回、映画もボチボチと人気になるって、大したもんやと思うんよ。

というわけで、そんなシリーズ最新作の感想は.......................?!

相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断   ★★★☆☆   (2017年)

監督:橋本 一
出演:水谷 豊、反町隆史、石坂浩二、川原和久、山中崇史、山西 惇、六角精児、仲間由紀恵、及川光博、菅原大吉、加賀丈史、北村一輝、山口まゆ、益岡 徹、神保悟志、小野 了、片桐竜次、江守 徹、鈴木杏樹

何者かに乗っ取られた外務省のホームページに、7年前に起こった在イギリス日本領事館での集団毒殺事件の生存者で、事件の直後に行方不明となった女の子の映像と、身代金の支払いを要求する声明が出され、特命係は事件の究明に乗り出すのだが....................ってな、シリーズ劇場版の第4弾?!

人質の保護を優先しながらも、わずかな手掛かりを調べ上げながら、犯人のリーダーを捕まえようとするが、事件には思わぬ背景が...............ってなことで、“相棒”コンビが大活躍ってね。

話のスケールとしては、ひとつの事件を深く掘り下げ、上手く広げながら、映画にするのに相応しい感じやったよ。

だいたいのスジは、ある程度の段階で読めるんやけど、そこからヒネリを加えて惹きつけるあたりが、このシリーズの面白さやと再認識できたしね。

ただ、どうしても“都合の良さ”ってのがあって、思わずツッコミを入れたくなるような場面がチラホラと..........まぁ、それもキャラ立ちした面々の適度な絡みで許せてしまうんやけど(笑)

目新しさはないものの、2時間という尺のなかで十分に楽しませてくれるという点では、及第点のデキやったんと違うかな?!

2017年2月18日 (土)

『X-MEN:アポカリプス』

今日は、マーベル・コミックの人気(?)シリーズの最新作をひとつ、ご紹介♪

この作品、オリジナルの3部作が終了し、その後を受けて始まった『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』に続く新たな3部作の締めってことになるらしい。

監督は、前作に続いてブライアン・シンガーが再びメガフォンを取るってことで、それほどヒドイことにはならんやろうって安心感はありつつも、彼にはそろそろアメコミものから離れて、オリジナル作品を撮って欲しいって思うんよなぁ。

なんてことを考えつつ鑑賞した作品の感想は..............................?!

X-MEN:アポカリプス / X-Men: Apocalypse   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ブライアン・シンガー
出演:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、オスカー・アイザック、ジェニファー・ローレンス、ニコラス・ホルト、ローズ・バーン、タイ・シェリダン、ソフィー・ターナー、オリヴィア・マン、エヴァン・ピーターズ、コディ・スミット=マクフィー、トーマス・レマルキス、ラナ・コンドル

地下で眠っていた、人類史上初のミュータントが目覚め、新たに選ばれた4人の従者を引き連れ、世界の滅亡と再建を目指そうとするのだが.................ってな、新たなシリーズ3部作の最終章?!

ミュータントの教育に力を注ぐ“プロフェッサー”と、追跡を逃れて妻子と静かに暮らす“マグニートー”、そんな彼らが最強のミュータントの野望に巻き込まれ..............ってなことで、今回も人類滅亡の危機を回避すべく、大活躍ってね(笑)

プロフェッサーとマグニートーそれぞれの苦悩やら、各キャラの小話やらを散りばめ、“実はそんな事情が..............”的なエピソードで盛り上げてくるあたり、なかなか憎い演出やった。

なにより、プロフェッサーのハゲが、演じてるパトリック・スチュワートおじさんに髪がなかったからやなかったとは...............ハゲおやじもビックリってね(笑)

なんや、すでに時代が行ったり来たりしてて、なんでもアリな状況のなか、イマイチ前後の絡みが曖昧になってて、どうもスッキリせんのよね。それでも友情と絆を前面に出したストーリーは、例によって2時間を超える尺のなかでも、ある程度の説得力はあったかもなぁ?!

しかし、新シリーズになってキャストも変更され、メインキャラになった(させられた?)関係で、まったくキャラが変わってしまったミスティークは、オリジナルのシリーズとは完全に別人になってもうてる気がするんやけど................まぁ、余計なお世話なんやろうけど(苦笑)

2017年2月17日 (金)

『高台家の人々』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、元ネタは人気の少女マンガなんやってね。まぁ、例によって、最近はサッパリ漫画は読まないんで、まったく知らないんやけど。

監督の土方くんは、どうやらフジテレビお抱えの作り手さんみたいで、ドラマの演出を中心に、たまにこうやって映画の監督をやってるみたいやね。

この作品のキャスティングで言うと、一定の人気のある綾瀬くんに、セクシーなイケメン(?)の斎藤くんを当て、若手の坂口くんに朝ドラのシャーロットくんを加えて、なかなかの気合いかな。個人的には、相変わらず夏帆くんに注目してたりして...............(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

高台家の人々   ★★★☆☆   (2016年)

監督:土方政人
出演:綾瀬はるか、斎藤 工、大地真央、市村正親、水原希子、間宮祥太朗、坂口健太郎、堀内敬子、夏帆、シャーロット・ケイト・フォックス、大野拓朗、塚地武雅、飯豊まりえ

妄想ばかりしていて、人付き合いが苦手な女の子は、同じ会社に勤める、おお金持ちの子息でイケメンのエリートの男と付き合うことになるのだが................ってなコメディ調の恋愛ドラマ?!

代々、他人の心が読める“テレパス”という特殊能力を持つがゆえに、人間不信だった男が心を開いたのは妄想女子.........ってなことで、“綾瀬ワールド”炸裂な恋バナをってとこなんやろね。

スッカリ天然キャラが知れ渡った綾瀬くんの雰囲気を活かしつつってところで、原作はまったく知らん立場で言えば、上手く雰囲気を作ってたんと違うかな。

確かに他人の頭のなかを覗くことができれば.........って思いつつも、むしろ自分の場合はボロカスに言われてるのを知って、凹みまくるんかもしれんなぁ...............逆に、このハゲおやじのダークすぎる妄想は、ひと様には見せられへんし.............(苦笑)

それにしても綾瀬くん、最近、やたらと走らされてる気がするんやけど...........気のせい??

2017年2月16日 (木)

『ダーク・プレイス』

今日は、なかなか良質なミステリーものをひとつ、ご紹介♪

この作品、ちょっと前に話題になったデヴィッド・フィンチャーが監督した『ゴーン・ガール』と同じ原作者ギリアン・フリンのベスト・セラー小説がネタになってるってことで、注目されたらしいんよ。

監督のジル・パケ=ブランネールってひとはフランスの出身で、クリスティン・スコット・トーマスが主演した『サラの鍵』って作品で世界的にも評価されたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ダーク・プレイス / Dark Places   ★★★★☆   (2015年)

監督:ジル・パケ=ブランネール
出演:シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、タイ・シェリダン、コリー・ストール、クリスティナ・ヘンドリックス、クロエ・グレース・モレッツ、スターリング・ジェリンズ、アンドレア・ロス、ショーン・ブリジャース、シャノン・クック、アディ・ミラー、ドーラ・マディソン

8歳のときに母と姉ふたりが殺されるという事件を経験した女は、自分の証言もあり、その後28年もの間、犯人として刑務所で過ごす兄について、実は無実ではと信じる人たちと出会い、長く封印していた過去と向き合うことに..................ってなドラマ?!

謝礼が目当てで立ち寄ったサークルのメンバーから、事件の話を聞きながら、更なる報酬が欲しくて、渋々、刑務所の兄と再会するが...............ってなことで、関係者を探しながら、次第に記憶が過去が明らかになっていくんよ。

タイトルとパッケージでホラー系かと思ったら、これがなかなか重たいミステリー&サスペンスに仕上がってた。

もちろん、主演のシャーリーズくんの相変わらずの演技の安定感があってのことなんやけど、28年前の“あの日”、何が起こったのかっていうテーマで、徐々に謎解きされていく展開に、思いっきり引き込まれてもうたよ。

クロエくんがタバコを吸いながら、ちょっとハスッパな女の子を演じてるのが、個人的には少しがっかりやったんやけど..................(苦笑)


2017年2月15日 (水)

『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』

今日は、イギリスの映画をひとつ、ご紹介♪

監督のジュリアン・ジャロルドくんと言えば、キウェテル・イジョフォーが出演してた『キンキーブーツ』って作品で注目されて、アン・ハサウェイが主演した『ジェーン・オースティン 秘められた恋』を撮ったひとなんよね。

この作品の注目は、エリザベス女王を演じるサラ・ガドンって若手の女優さんなんやけど、実はカナダ出身のひとらしく、イギリスとは関係なかったりして。

妹役を演じてるベル・パウリーって女優さんは、『ミニー・ゲッツの秘密』って作品でインディペンデント・スピリッツ賞で主演女優賞にノミネートされたりして、こちらの方が注目されてるのかも。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出 / A Royal Night Out   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジュリアン・ジャロルド
出演:サラ・ガドン、ベル・パウリー、ジャック・レイナー、エミリー・ワトソン、ルパート・エヴェレット、ロジャー・アラム、ジャック・ラスキー、ティム・ポッター、マーク・ハッドフィールド、ジャック・ゴードン、アナベル・レヴェントン

ドイツが降伏し、ヨーロッパでの戦争が終わったことを祝う特別な夜に、国王から特別に外出の許可を得たイギリス王室のふたりの王女エリザベスとマーガレットは、大騒ぎのロンドンの街に繰り出すが...................ってなドラマ?!

パーティーを抜け出した妹を探しに出た姉は、ひとりの空軍兵士と出会い、強引に妹探しを手伝ってもらううちに.......ってなことで、一夜限りの大冒険をってところなんやろね。

う~ん、おそらく狙いとしては『ローマの休日』的は線で、若き王女の恋バナでロマンチックにって感じやと思うんやけど、どうも世間知らずのアホな妹に振り回されて、アタフタする姉の夜回り記みたいになってもうてて、まったく響くものがなかったわ(苦笑)

売り出し中のサラ・ガドンのキュートさを前面にってのも、この内容では、むしろどうなんやろうって思ってもうた。まぁ、そもそものところで、エミリー・ワトソンが国王の嫁さん役で“したり顔”で偉そうなところで、イラっとしてもうたんやけどね。

単なる夜遊びを追いかけてるだけで、ロマンチックさも、盛り上がりもさしてないドラマは、ちょっとキツかったかも..............?!

2017年2月14日 (火)

『放課後たち』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、若手の有望監督さんと、それほど知られてない役者さんを集めて作られた4つのエピソードをひとつにまとめたオムニバス映画なんよね。

エピソードのひとつに出演してる広瀬すずと言えば、先日、発表された今年の日本アカデミー賞で主演女優賞と助演女優賞に選ばれて、かなりネット上では“ゴリ押し”やらなんやらと選考への疑問の声が挙がってたんやけど、個人的には案外、納得してるんよ。

まぁ、そもそものところで、“日本アカデミー賞なんぼのもんじゃい!”ってはあるんやけど、“広瀬すず”っていう女優としての才能は、純粋に彼女の演技を観てると、世間から批判されるほど悪くはないし、むしろ、同世代の他の役者と比べると、はるかに上手いと違うかな。

宮﨑あおいを批判するひとたちへの気持ちと同じなんやけど、役者のなかには、“雰囲気を持ってるひと”ってのがいて、それは例えば、何気ない目線や、立ち居振る舞いのなかで自然と出てくるものが、他と違ってたりするんよ。

おそらく、そういう人たちは、独特の感受性のなかで、その役に素直に同化してるんと違うかと思うんやけど、ごく稀にそういうものを持ち合わせてるひとがいてるんよね。

広瀬くんがそうかは、まだハッキリとは言えんけど、彼女の演技を観てると、その可能性を非常に強く感じさせてくれると自分は思うんよなぁ。

まぁ、久しぶりに熱くなってもうたけど、とりあえず作品の感想は.........................?!

放課後たち   ★★★☆☆   (2013年)

監督:笹木彰人、勝又 悠、日原進太郎、倉本雷大
出演:木村和可、小畑美邦、藤江れいな、森田哲矢、本井博之、延増静美、広瀬すず、落合モトキ、青木珠菜、菅原江利、織坂茉由、清水彩香、星野りいな、牧田龍彦、優希あおい

引きこもりの男の子を励ましに来た謎の女、家庭教師の大学院生に恋した女子高生、司法試験のために勉強を続ける男の家庭教師への秘めた気持ち、女子中学生の淡い恋、“家庭教師と生徒”という設定で作られた4話オムニバスもの?!

“広瀬すずのデビュー作”ってことで、どうやらソフト化されたみたいで、そんなメインの広瀬くんは、さすがに初々しさが目に付くものの、彼女らしい演技をしてて、なかなかやったよ。

4つのエピソードのうち2つは意味不明(?)で、痛々しかったんやけど、あとの2つは、構成や映像に工夫があり、それなりに甘酸っぱい青春の恋心をうまく短い話に盛り込んでて、悪くなかったかな。

若手監督さんと若い役者の展示会のような意味合いなんで、彼ら作り手さんたちが、それぞれどう成長していくかってのを見る上での参考にってところなんやろなぁ?!

そういう意味で、これを観て広瀬くんを使ってみたいって思うひとの気持ちは、分かる気がするね。

2017年2月13日 (月)

『ブレイキング・マネー ~堕ちた大富豪の華麗なる大逆転~』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、イギリスのコメディものをひとつ、ご紹介♪

ヴァディム・ジーンって監督さんの過去作品を検索したら、恋愛映画でおススメしたことのある、若き日のジェラード・バトラーが出演してた『ワン・モア・キス』って作品の監督さんやった。

監督デビュー作がヴェネチア映画祭で賞をもらったみたいなんやけど、結局ずっと未公開作品を作り続けてるみたいやね、しかもコメディかぁ..................(苦笑)

というわけで、ちょっと懐かしい再会(?)となった作品の感想は...................?!

ブレイキング・マネー ~堕ちた大富豪の華麗なる大逆転~ / Breaking The Bank   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ヴァディム・ジーン
出演:ケルシー・グラマー、タムシン・グレイグ、ソーニャ・キャシディ、マシュー・ホーン、ジョン・マイケル・ヒギンズ、アンドリュー・サックス

妻の一族が200年もの間営んでいる老舗の銀行の会長に就任した男は、損失をカバーする目的で行った投資で失敗し、ホームレスに................ってなコメディもの?!

銀行のトップから、無一文で妻にも捨てられ、すべてを失った男は、どん底から這い上がって、妻を守ろうとするのだが.............ってなことで、金融の世界を舞台に、失った愛を取り戻せってね。

まぁ、ドタバタのコメディの部類に入るんやけど、それでも主人公のキャラに憎めないものがあって、ありきたりで、くだらないながらも、そこそこ楽しめたかな。

負け犬になり下がった男が、傲慢な悪党たちを相手に、一発逆転の勝負を仕掛ける、そんな展開は、判官びいきの心をくすぐるんよね。

それにしても、原題は銀行を潰したって意味での“ブレイキング・ザ・バンク”なんやけど、“ブレイキング・マネー”って..................お金を壊す??(苦笑)

2017年2月12日 (日)

『メカニック:ワールドミッション』

今日は、“ハゲ必須”のジェイソン・ステイサムの新作をひとつ、ご紹介♪(笑)

この作品、2011年に作られた『メカニック』ってのの続編になるんやけど、もともとはチャールズ・ブロンソン主演の同名作のリメイクってことやったと思うんやけど、ジェイソンくん主演でシリーズ化ってことなんかな?

今回は、前作の監督サイモン・ウエストくんから、ドイツ人のデニス・ガンゼルってひとに代わってるんやけど、この監督さん、以前に『THE WAVE ウェイブ』っていう、なかなか秀逸な作品を作ってるんやけど、これがハリウッド・デビューってことらしいんよ。

というわけで、いろいろと期待した作品の感想は....................?!

メカニック:ワールドミッション / Mechanic : Resurrection   ★★★☆☆   (2016年)

監督:デニス・ガンゼル
出演:ジェイソン・ステイサム、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ヨー、サム・ヘイゼルダイン、ジョン・セナティエンポ、ラータ・ポーガム、トミー・リー・ジョーンズ、ヴィタヤ・パンスリンガム

身を隠してブラジルで悠々自適の生活を送っていた殺し屋の男だったが、因縁の男が執拗に彼を追いかけてきて、仕方なく彼の依頼で3人の相手を殺すことになるのだが..................ってなアクションもの?!

いずれも接触困難な相手を、限られた時間内に始末しなければならず、緻密な計画で仕事を実行し.............ってなことで、いやぁ~、今回もジェイソンくんの“セクシーすぎるハゲ”っぷりが全開やった(笑)

しかも今回はヒロインがあのジェシカくんってことで、サービスショットもあったりで、ふたりを観てるだけでお腹いっぱいになってもうたよ。

肝心の話の方はというと、なんや、取ってつけたようなエピソードのつなぎ方で、ちょっと無理やり映画を作ってる感がなぁ..............(苦笑)

正直、ジェイソンくんのカッコ良すぎるハゲっぷりと、自分みたいな大のジェシカくん好き以外やと、それほど楽しめないかもね。

しかし............東南アジアで2件と東欧で1件、これで“ワールドミッション”って邦題として付けるのは、少し勇気がいったんと違うかなぁ...........まぁ、余計なお世話なんやろうけど?!

2017年2月11日 (土)

『マグニフィセント・セブン』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、名作のリメイクものをひとつ、ご紹介♪

この作品、ご存じのとおり名作西部劇の『荒野の七人』をリメイクしたもので、宣伝では、その元ネタになってる黒澤 明の『七人の侍』と両方のいいところを取り入れて作られてるって言ってるやんね。

まぁ、その通りなのかどうかは、観るひとそれぞれなんやろうとは思うんやけど、ほとんど西部劇が流行らない昨今のハリウッドで、こうして再びっていう意気込みは感じたかな。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

マグニフィセント・セブン / The Magnificent Seven   ★★★☆☆   (2016年)

監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、クリス・プラット、ヴィンセント・ドノフリオ、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マーティン・センスマイヤー、イ・ビョンホン、ヘイリー・ベネット、ピーター・サースガード、マット・ボマー、ショーン・ブリジャース、カム・ジカンディ、ヴィニー・ジョーンズ、ルーク・グライムス

鉱山の開発のために町を奪おうとする男に目の前で夫を殺された女は、町を守り、復讐をしようと腕利きの男に町を守ってほしいと依頼するのだが..............ってな、名作西部劇のリメイクもの?!

賞金稼ぎにギャンブラー、ハンターにインディアンなど、寄せ集められた“最強”の男たちが、極悪人に苦しめられる人たちを救うべく、無謀な戦いに挑むのだが.............てなことで、オリジナルのテイストを活かしつつ、リニューアルしてってとこなんかな。

ワケありでちょい悪な男たちが、弱き者たちを助けながら、命を懸けて悪党をぶっ叩く、そんなヒロイズムを派手なアクションを前面に出してってことで、それなりに楽しめるデキにはなってたね。

まぁ、なんでアジア人やらネイティブ・インディアンまで入ってるかってのが、いかにも現代的なアレンジってことなんやろう(苦笑)

ただ、どうしても7つのキャラが出るほどまでは描いてないために、そこまで感情移入するようなものではないんよなぁ。

久々にドストレートな西部劇ってところでは、ちょっと思うところはあるんやけど、作品として成功かって言われると、少し首を傾げるかもしれんね?!

2017年2月10日 (金)

『秘密 THE TOP SECRET』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、原作は人気のコミックなんやってね。まぁ、言わずもがなで、ほとんど漫画を読まないオヤジには、まったく馴染みのない話なんやけど(笑)

監督の大友啓史といえば、もともとNHKのディレクターやったひとで、ドラマ「ハゲタカ」でえらい評価されて、最近では“るろうに剣心”のシリーズがヒットして、なんや調子に乗ってる感じやね。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

秘密 THE TOP SECRET   ★★★☆☆   (2016年)

監督:大友啓史
出演:生田斗真、岡田将生、栗山千明、大森南朋、椎名桔平、松坂桃李、吉川晃司、大倉孝二、織田梨沙、リリー・フランキー、木南晴夏、三浦誠己、平山祐介、泉澤祐希、望月 歩、小市慢太郎、前野朋哉

死んだ人間の脳のなかに残る映像を取り出し、捜査に使う特別捜査機関は、一家惨殺事件の犯人である父親の死刑執行を受けて、行方不明となっている一家の長女を探すべく、彼の脳内捜査を行うのだが................ってなSFサスペンス?!

取り出された映像から事件は思わぬ方向に行き、大量殺人事件の犯人との接点も見つかり..............ってなことで、ドロドロと展開していくんよ。

えらい長い尺を使って、話を複雑にしながらドヤって感じなんやけど、背景やら人物やらを十分に説明することなく、分かったような分からん話を強引に突き進めるもんやから、どうにも違和感しか残らんでなぁ.............(苦笑)

主演のふたりのチープな演技は想定内としても、大森くんまでなぜか空回りしまくりで、なんやボロボロやったね。

原作を知ってると感じ方も違うんやろうけど、なんか長時間付き合わされた挙句に、どうにもチマチマとした範囲でワケの分からんドラマを見せつけられると、疲労感がドッと出てもうて、グッタリしてもうたよ?!(苦笑)

2017年2月 9日 (木)

『スーサイド・スクワッド』

今日は、劇場で公開時に結構な話題になってた(?)アメコミものをひとつ、ご紹介♪

最近、すっかりアベンジャーズのシリーズを垂れ流し状態のマーベル・コミックに対抗すべく、悪役を集めて大騒ぎってのをDCコミックが狙ったのが、どうやらこの作品ってことらしい。

監督のデヴィッド・エアーってひとは、もともと『ワイルド・スピード』の脚本を書いてたひとらしく、ちょっと前にはブラッド・ピット主演の『フューリー』って戦争ものがあったっけ。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

スーサイド・スクワッド / Suicide Squad   ★★★☆☆   (2016年)

監督:デヴィッド・エアー
出演:ウィル・スミス、ジョエル・キナマン、ヴィオラ・デイヴィス、マーゴット・ロビー、ジャレッド・レトー、ジェイ・コートニー、ジェイ・ヘルナンデス、アドウェール・アキノエ=アグバエ、スコット・イーストウッド、福原かれん、アダム・ビーチ、ジム・パラック、コモン、コリーナ・カルデロン、エズラ・ミラー、ベン・アフレック

スーパーマンがいなくなった後、もし超人的な力を持った悪が現れた時の対処策として、悪をもって悪を征すということで結成された服役中の悪党たちだったが................ってな、ちょっと異色の(?)ヒーローもの?!

ひとクセもふたクセもある面々が、どういうワケか世界平和のために駆り出され、強力な魔女と戦うハメに..........ってことで大暴れってね。

う~ん、それなりにヒネリのある設定で意外性はあるんかもしれんけど、どうにも強引な感じが強すぎるのか、なんかスッキリせんのよ(苦笑)

まぁ、アメコミのヒーローものなんて、どれも同じように何でもアリな感じなわけで、今さらとやかく言うようなことでもないんやけど。

それにしても...........なんで片言の日本語しか話せんひとたちを日本人役で出演させてるんやろなぁ..........ドン引きしてもうたわ(苦笑)

2017年2月 8日 (水)

『ペレ 伝説の誕生』

今日は、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

ブラジルといえば、サッカー(フットボール)の強豪国で、ワールドカップでは毎回、優勝候補にあがってるわけやけど、実は初めて優勝したのは1958年のことで、その時にメンバーとして初めて選ばれたのが、若干17歳の少年やったペレやったんやね。

実は本名は“ペレ”やなくって、なんでそう呼ばれるようになったかとか、いろいろとエピソード満載の知られざるサッカー界のレジェンドの真実(?)をってね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ペレ 伝説の誕生 / Pele: Birth of A Legend   ★★★★☆   (2016年)

監督:ジェフリー・ジンバリスト、マイケル・ジンバリス
出演:ケヴィン・ヂ・パウラ、レオナルド・リマ・カヴァーリョ、セウ・ジョルジ、マリアナ・ヌネス、ロドリゴ・サントロ、ディエゴ・ボネータ、ヴィンセント・ドノフリオ、コルム・ミーニイ

裸足で洗濯物を丸めて作ったボールを蹴っていた少年が、17歳でワールドカップに出場し、ブラジルに初優勝をもたらした、そんな“サッカーの王様”ペレの伝説の始まりを描いたドラマ?!

貧しい生活のなかでも夢を追い続け、困難を乗り越えて、そして世界の舞台でブラジルに奇蹟をもたらした、そんな少年の生き様に胸が熱くなってもうたよ。

なんと言っても、1958年のワールドカップ決勝のシーンが、あまりにも美しすぎて、なんや感動しすぎて涙腺が緩んでもうてなぁ..........(笑)

どこまでがホンマの話なのかは分からんけど、こうやって見ると、ひとつの才能とそれを支える家族の愛情、そして彼を信じるひとたちと、それに応える気持ちが、こうして伝説を生みだしたのかもしれんね。

こんなことが実際に起こるってのがスポーツの奇蹟であり、素晴らしいところやなぁって、シミジミと考えてもうたよ!?

ちなみに、作品のなかでも語られるブラジルサッカーの肝であるジンガに興味があるひとは、『GINGA ジンガ』ってドキュメンタリーを観てみるとエエかもね。

2017年2月 7日 (火)

『団地』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

阪本順治の作品っていうと、たまにオッと驚かされるようなエエ作品を作ってるかと思うと、サッパリな作品も多くて、個人的なイメージでは、当たりハズレが多い監督さんなんよなぁ。

主演の藤山直美といえば、関西では有名で人気やった喜劇俳優の藤山寛美の娘なんよね。普段は父親と同じ舞台で頑張ってるんやけど、最近はNHKの朝ドラに出演したり、女優として頑張ってる感じなのかも。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

団地   ★★★☆☆   (2015年)

監督:阪本順治
出演:藤山直美、岸部一徳、石橋蓮司、大楠道代、斎藤 工、濱田マリ、宅間孝行、三浦誠己、原田麻由、冨浦智嗣、麿 赤兒、滝 裕可里、竹内都子

長年続けていた漢方の薬局を、あるキッカケで廃業し、団地に越してきた中年夫婦。夫は裏山を散歩して一日を過ごし、妻はスーパーでパートの仕事をするのだが......................ってなコメディ調(?)のSF??

団地という、少し閉鎖的な世界のなかで暮らす夫婦とその周囲の人たちの関係を使って、少しオフビートな人間ドラマをSF織り交ぜって.........ワケ分からんな(笑)

いやっ、主演の藤山直美って時点で、コテコテのゴリゴリなキャラを前面に、大阪のおばちゃんの強引な笑いで楽しませてくれるもんやとばっかり思ったら、まさかの、団地から世界を飛び越えて...............やもんね。

主人公の夫婦をはじめ、ベテランの役者さんたちの演技はエエんやけど、まさかの展開に、オイオイってツッコミを入れつつ、少し置き去りにされてもうた気分やったよ?!

2017年2月 6日 (月)

『ヒップスター』

今日は、音楽をネタにした映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、シネマカリテの企画上映“カリコレ”で上映されたらしいんやけど、デスティン・ダニエル・クレットン監督ってのが『ショート・ターム』って作品で世界的に評価されて、その作品で主演したブリー・ラーソンが、その後の活躍でアカデミー賞主演女優賞を受賞したってこともあったりして、おそらくそんな流れで彼の長編デビュー作をってことやったんやろうと思う。

主演のドミニク・ボガートってひと、結構、舞台の方で活躍してるみたいで、大ヒットしたミュージカル「レント」なんかに出演してたらしく、同じくミュージカルの「ジャージー・ボーイズ」に出演してた際に、監督さんがその演技を見て、この作品の主役に抜擢したんやって。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ヒップスター / I Am Not A Hipster   ★★★☆☆   (2012年)

監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:ドミニク・ボガート、アルヴァロ・オーランド、タミー・ミノフ、ローレン・コールマン、キャンディス・フェイ、マイケル・ハーディング、タニア・ヴェラフィールド、アダム・シャピロ

インディーズのシンガーソングライターとして地元サン・ディエゴで人気となっている男は、母親の死を乗り越えられず、生きる気力を失いつつあったが、そんな彼のもとに3人の妹を連れて父親がやって来て................ってなドラマ?!

音楽の才能を発揮しながらも、人間としてはサイテーの自分に自己嫌悪を感じ、超ネガティブな考えから脱することができない男が、愛する妹たちと時間を過ごし、母の死からこじれていた父との関係に向き合いながら、少しずつ変わっていく様を..............ってね。

音楽がネタになってるだけに、主役の歌唱力ってのが問われるわけやけど、ドミニクくんの歌いっぷりの良さってので、うまく作品が成立してたよ。

ボロボロの精神状態でなんとか日々をやりきる、そんな脆さを内包した孤高のミュージシャンの苦悩ってのが、痛いほど伝わるあたり、なかなかやった。

ひとりのミュージシャンの心の傷と屈折した感情、そして自己の解放と新たな一歩、小粒なドラマながら、音楽でも楽しませてくれて、なかなか悪くないデキやったかな?!

まぁ、原題は“ヒップスター(流行の先端をいくヤツ)やない”って否定してるのが邦題で“ヒップスター”ってなるところが、ちょっとスッキリせんのやけど...........(苦笑)

2017年2月 5日 (日)

『恋妻家宮本』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の元ネタになってる小説を書いた重松 清って、実は個人的に最近ハマってるんよ。特に思春期の苦悩をテーマにしたものが多いんやけど、基本的には様々な人間関係を深く丁寧に描いてるところが、読んでて胸に響くんよなぁ。

主演の阿部ちゃんといえば、同じ重松作品では『青い鳥』ってので、この作品と同じ中学校の教師役を演じてたやんね。あの時は笑いなしやったけど、ええキャラ演じとったんよ。

というわけで、原作がごっつい良くて、いろいろと期待はしたんやけど...................そんな作品の感想は......................?!

恋妻家宮本   ★★★☆☆   (2016年)

監督:遊川和彦
出演:阿部 寛、天海祐希、工藤阿須加、早見あかり、富司純子、菅野美穂、相武紗季、入江甚儀、佐津川愛美、奥貫 薫、佐藤二朗、紺野彩夏、渡辺真起子、豊嶋 花

ひとり息子が結婚して家を出て、ふたりだけの生活になった夫婦だったが、夫は本棚の本に挟んで隠してあった妻の署名入りの離婚届を見つけてしまい、ハゲしく動揺するのだが.................ってな夫婦コメディ?!

熟年離婚の危機に直面し、戸惑う男は、妻の気持ちが分からず、ただ考えるだけで、何もできずにいるが............ってなことで、阿部くんと天海くんの掛け合いで楽しませてってところやね。

正直に言うと、原作を読んだ者からすると、設定も話の内容も大幅に.........というか、ほとんど原形をとどめないほど変更されてるところに戸惑うんやけど、ただ小説に着想を得て作った、まったく別物として考えれば、主演のふたりのコンビは悪くなかったかな。

まぁ、原作は夫婦の物語のほか、男の友情やら親子のドラマ(映画でも少し入ってたけど)やら、いろんな人間関係を笑いと感動で描いてただけに、少しもったいない気はするんやけど..........まぁ、尺の問題やキャスティング等いろいろと“大人の事情”があるんやろうけど...........(苦笑)

ただ、タイトルから“ファミレス”をはずしておきながら、ハンパなく“デニーズ推し”してくる共同製作の電通のいやらしさってのは、ちょっと鼻につくんよなぁ............?!

2017年2月 4日 (土)

『ドクター・ストレンジ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アメコミのヒーローものをひとつ、ご紹介♪

監督をしてるスコット・デリクソンといえば、“悪魔のイナバウアー”でお馴染み(?)のホラー映画『エミリー・ローズ』で評価され、キアヌ・リーヴス主演のリメイクもの『地球が静止する日』で大コケし、エリック・バナ主演の前作『NY心霊捜査官』で復活をとげた(?)ひとなんよ。

ちょっと冷静に見ると、ホラーでしかヒットしない、なんてことも言えなくもなく、今回のまさかのマーベル・コミックの新ヒーローものに抜擢ってのは、ちょっとどうかって、余計なお世話ではあるんやけど、心配もあったりしてね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ドクター・ストレンジ / Doctor Strange   ★★★☆☆   (2016年)

監督:スコット・デリクソン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、ベネディクト・ウォン、ベンジャミン・ブラット、スコット・アドキンス、マイケル・スタールバーグ

神経外科医として名声を手にしていた男は、交通事故で両手に重い障害を抱え、何度も手術をしたものの効果がなく、最後にネパールのカトマンズにある寺院の噂を聞き、門を叩くのだが....................ってなマーベル・コミックのヒーローものの実写映画?!

絶望のなかから魔術を知り、修行にのめり込むが、邪悪な魔術に魅せられた男に攻撃され..........ってなことで、人類存亡の危機に立ち向かうってね。

この作品、映像的な部分でいうと、なるほど今年のアカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされただけあって、なかなかの斬新さと迫力があったよ。

キャスティングでいうと、マッツおじさんの扱いに少し中途半端さを感じつつも、カンバーバッチくんの演技には安心感があるし、ティルダくんの相変わらずの存在感が秀逸で、あと、個人的にはレイチェルくんのキュートさを満喫できて、かなり満足やった(笑)

作品としては、ストーリーにそれほど目新しさはなく、思いっきり盛り上がる感じではなかったんやけど、飽きさせられることなく楽しめるだけのクオリティーは、十分にあったんと違うかな?!

2017年2月 3日 (金)

『新宿スワンII』

今日は、劇場公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

人気漫画を映画化し、監督を園 子温が務めるってことで話題になった(?)『新宿スワン』の続編を、同じスタッフとキャストで再びってことらしい。

前作を思いっきりけなしつつ、その続編と言われてまったく映画館で観るつもりはなかったんやけど、たまたま1日4本の固め観のスケジュール上、他にハマるものがなくて鑑賞したってわけ。

まぁ、余計なお世話と分かっていながらも、本気で大好きな園監督の“三池崇史 化”を憂いているワケで、なんでこの路線かってのでモヤモヤが続いてるんよね。

ところで、今回のヒロインは広瀬すずの姉のアリスくんなんやけど、最近はバラエティなんかでも評判らしく、妹以上に人気が.........なんて書いてあるのを目にしたりして。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

新宿スワンII   ★★★☆☆   (2017年)

監督:園 子温
出演:綾野 剛、伊勢谷友介、深水元基、浅野忠信、村上 淳、金子ノブアキ、広瀬アリス、高橋メアリージュン、笹野高史、中野英雄、要 潤、椎名桔平、吉田鋼太郎、豊原功補、桐山 漣、山田 優、上地雄輔、中野裕太

ライバル関係にあったふたつのスカウト会社が合併し、人員の余剰対策として横浜に進出することになり、主人公は会社の命令で先陣を切って乗り込むものの、独占状態の地元業者と対立し...................ってなアクション映画の続編?!

スカウトのハゲしい対立抗争にヤクザが絡み、そんなケンカバトルに恋やら友情を散りばめてってなところなんやろね。

個人的には、原作もまったく知らんわけで、主役の綾野くんや伊勢谷くんにはサラサラ興味もないなかで、監督さんの作品の常連である深水くんや村上くんを目当てに観てるんよ。

敢えて、なぜこのシリーズに監督さんが固執してるのかってのが、よう理解できんのやけど、ただ単なるエンタメ重視の娯楽アクション映画のなかでも、それなりに“色”を出して作ってるのは分かったかな。

まぁ、それでも商業的な意味だけでやってるんやったら、ちょっと残念な気はするんやけど............?!

あと、歌自体は悪くなかったんやけど、自分の作品が完全にソニー・ミュージックの宣伝に利用されてるってのは、これは監督さんの本意なんかなぁ.............。

2017年2月 2日 (木)

『生きうつしのプリマ』

別に狙ったワケではないんやけど、なぜか今週は“ドイツ週間”になってもうたようで、もうひとつオマケでご紹介っと♪

監督のマルガレーテ・フォン・トロッタってひとは、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞したことがあったり、カンヌ映画祭でパルム・ドールに2度ノミネートされたりと、ドイツの女性監督を引っ張てきたような存在らしいんよ。

最近の作品では、実在の人物を描いた『ハンナ・アーレント』ってのがあって、この作品にも出てるバルバラ・スコヴァが主人公を演じて、なかなか評価されたんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

生きうつしのプリマ / Die Abhandene Welt   ★★★☆☆   (2016年)

監督:マルガレーテ・フォン・トロッタ
出演:カッチャ・リーマン、バルバラ・スコヴァ、グンナール・モラー、マティアス・ハービッヒ、アウグスト・ツィルナー、トム・ベック、ロバート・ジーリンガー、リュディガー・フォグラー

一年前に亡くなった母とそっくりのオペラ歌手を見つけた父親の頼みから、彼女に会いにニューヨークにやって来た娘は、自分の知らなかった父と母の過去を知ることに................ってな家族ドラマ?!

気まぐれなオペラ歌手に振り回され、なかなか核心を掴めずにいたが、やがて事態は思わぬ方向に...............ってなことで、家族の驚きの秘密を..............ってとこなんかな。

なんとなくドイツ映画でこのテーマってなると、勝手に過去の歴史的な悲劇から、こじれた家族の歴史が紐解かれっていう展開を想像してたんやけど、それよりももっと普通のオチやったところで、少し肩透かしやったよ(笑)

それほど悪いデキってわけではないんやけど、どうも登場人物の実年齢と役年齢に違和感があって、すんなりと関係を受け入れられへんところが、もう少しキャスティングを考えた方がエエんと違うかなぁって思ってもうた。

感動を期待して観てまうと、チョッとちゃうなぁって思うんやろなぁ..............?!

2017年2月 1日 (水)

『帰ってきたヒトラー』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国ドイツでは、ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞にノミネートされたらしいんよ。

監督さんは、日本での作品の公開はこれが初めてらしんやけど、すでに脚本でドイツ映画賞を受賞したりしてるらしく、これまでの作品もサンダンス映画祭やロカルノ映画祭など、世界各地で評価されてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

帰ってきたヒトラー / Er Ist Wieder Da   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダーヴィト・ヴネント
出演:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、カッチャ・リーマン、クリストフ・マリア・ヘルプスト、ラース・ルドルフ、ミヒャエル・ケスラー、フランツィスカ・ヴルフ、トマス・ティーマ

ひょんなことからアドルフ・ヒトラーが現代にタイムスリップして来るが、まさか本人と思わない周囲の人たちは、ヒトラーになりきっているソックリさんだと思いこみ、テレビに出演させるが、すぐに人気者となり、マスコミを通して彼の言動に注目が集まり..........ってなコメディ調の少しシュールなドラマ?!

テレビ局をクビになったばかりのプロデューサーの男とドイツ国内を見て周りながら、人々と対話をし、ドイツの未来を語るヒトラーの言葉に、多くの人々が共感し...........ってなことで、“もしもヒトラーが現代にいたら”っていう、ちょっとナンセンスなキワドい設定を使って、現代社会に問題提起をってとこなんかな。

なぜヒトラーのような人間が現れ、世界を恐怖に陥れたのかっていう疑問に対して、実は何か特別なことがあったわけやなくて、その時代のなかで、ちょっとした人々の無関心やったり、耳障りのいい言葉に魅せられたりっていう、小さなことがキッカケで、いつしか取り返しの付かない事態になったってのを、オモシロおかしく描いてるんやろね。

メディアやいろんな媒体で情報が発信される現代のほうが、ひょっとしたらもっと可能性があるんと違うかって思わせるあたり、ちょっと考えさせられてもうたよ。

各国で右よりの政党に支持が集まるのを見てると、すでに世の中は、こうやって非現実的なドラマを笑ってる場合やないんかもしれんね...............この国も同じやし(苦笑)

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