『マグニフィセント・セブン』
今日は、劇場で公開中の作品のなかから、名作のリメイクものをひとつ、ご紹介♪
この作品、ご存じのとおり名作西部劇の『荒野の七人』をリメイクしたもので、宣伝では、その元ネタになってる黒澤 明の『七人の侍』と両方のいいところを取り入れて作られてるって言ってるやんね。
まぁ、その通りなのかどうかは、観るひとそれぞれなんやろうとは思うんやけど、ほとんど西部劇が流行らない昨今のハリウッドで、こうして再びっていう意気込みは感じたかな。
というわけで、そんな作品の感想は.......................?!
マグニフィセント・セブン / The Magnificent Seven ★★★☆☆ (2016年)
監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、クリス・プラット、ヴィンセント・ドノフリオ、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、マーティン・センスマイヤー、イ・ビョンホン、ヘイリー・ベネット、ピーター・サースガード、マット・ボマー、ショーン・ブリジャース、カム・ジカンディ、ヴィニー・ジョーンズ、ルーク・グライムス
鉱山の開発のために町を奪おうとする男に目の前で夫を殺された女は、町を守り、復讐をしようと腕利きの男に町を守ってほしいと依頼するのだが..............ってな、名作西部劇のリメイクもの?!
賞金稼ぎにギャンブラー、ハンターにインディアンなど、寄せ集められた“最強”の男たちが、極悪人に苦しめられる人たちを救うべく、無謀な戦いに挑むのだが.............てなことで、オリジナルのテイストを活かしつつ、リニューアルしてってとこなんかな。
ワケありでちょい悪な男たちが、弱き者たちを助けながら、命を懸けて悪党をぶっ叩く、そんなヒロイズムを派手なアクションを前面に出してってことで、それなりに楽しめるデキにはなってたね。
まぁ、なんでアジア人やらネイティブ・インディアンまで入ってるかってのが、いかにも現代的なアレンジってことなんやろう(苦笑)
ただ、どうしても7つのキャラが出るほどまでは描いてないために、そこまで感情移入するようなものではないんよなぁ。
久々にドストレートな西部劇ってところでは、ちょっと思うところはあるんやけど、作品として成功かって言われると、少し首を傾げるかもしれんね?!
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