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2017年2月 6日 (月)

『ヒップスター』

今日は、音楽をネタにした映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、シネマカリテの企画上映“カリコレ”で上映されたらしいんやけど、デスティン・ダニエル・クレットン監督ってのが『ショート・ターム』って作品で世界的に評価されて、その作品で主演したブリー・ラーソンが、その後の活躍でアカデミー賞主演女優賞を受賞したってこともあったりして、おそらくそんな流れで彼の長編デビュー作をってことやったんやろうと思う。

主演のドミニク・ボガートってひと、結構、舞台の方で活躍してるみたいで、大ヒットしたミュージカル「レント」なんかに出演してたらしく、同じくミュージカルの「ジャージー・ボーイズ」に出演してた際に、監督さんがその演技を見て、この作品の主役に抜擢したんやって。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ヒップスター / I Am Not A Hipster   ★★★☆☆   (2012年)

監督:デスティン・ダニエル・クレットン
出演:ドミニク・ボガート、アルヴァロ・オーランド、タミー・ミノフ、ローレン・コールマン、キャンディス・フェイ、マイケル・ハーディング、タニア・ヴェラフィールド、アダム・シャピロ

インディーズのシンガーソングライターとして地元サン・ディエゴで人気となっている男は、母親の死を乗り越えられず、生きる気力を失いつつあったが、そんな彼のもとに3人の妹を連れて父親がやって来て................ってなドラマ?!

音楽の才能を発揮しながらも、人間としてはサイテーの自分に自己嫌悪を感じ、超ネガティブな考えから脱することができない男が、愛する妹たちと時間を過ごし、母の死からこじれていた父との関係に向き合いながら、少しずつ変わっていく様を..............ってね。

音楽がネタになってるだけに、主役の歌唱力ってのが問われるわけやけど、ドミニクくんの歌いっぷりの良さってので、うまく作品が成立してたよ。

ボロボロの精神状態でなんとか日々をやりきる、そんな脆さを内包した孤高のミュージシャンの苦悩ってのが、痛いほど伝わるあたり、なかなかやった。

ひとりのミュージシャンの心の傷と屈折した感情、そして自己の解放と新たな一歩、小粒なドラマながら、音楽でも楽しませてくれて、なかなか悪くないデキやったかな?!

まぁ、原題は“ヒップスター(流行の先端をいくヤツ)やない”って否定してるのが邦題で“ヒップスター”ってなるところが、ちょっとスッキリせんのやけど...........(苦笑)

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