『ドクター・ストレンジ』
今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アメコミのヒーローものをひとつ、ご紹介♪
監督をしてるスコット・デリクソンといえば、“悪魔のイナバウアー”でお馴染み(?)のホラー映画『エミリー・ローズ』で評価され、キアヌ・リーヴス主演のリメイクもの『地球が静止する日』で大コケし、エリック・バナ主演の前作『NY心霊捜査官』で復活をとげた(?)ひとなんよ。
ちょっと冷静に見ると、ホラーでしかヒットしない、なんてことも言えなくもなく、今回のまさかのマーベル・コミックの新ヒーローものに抜擢ってのは、ちょっとどうかって、余計なお世話ではあるんやけど、心配もあったりしてね(笑)
というわけで、そんな作品の感想は.........................?!
ドクター・ストレンジ / Doctor Strange ★★★☆☆ (2016年)
監督:スコット・デリクソン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、ベネディクト・ウォン、ベンジャミン・ブラット、スコット・アドキンス、マイケル・スタールバーグ
神経外科医として名声を手にしていた男は、交通事故で両手に重い障害を抱え、何度も手術をしたものの効果がなく、最後にネパールのカトマンズにある寺院の噂を聞き、門を叩くのだが....................ってなマーベル・コミックのヒーローものの実写映画?!
絶望のなかから魔術を知り、修行にのめり込むが、邪悪な魔術に魅せられた男に攻撃され..........ってなことで、人類存亡の危機に立ち向かうってね。
この作品、映像的な部分でいうと、なるほど今年のアカデミー賞で視覚効果賞にノミネートされただけあって、なかなかの斬新さと迫力があったよ。
キャスティングでいうと、マッツおじさんの扱いに少し中途半端さを感じつつも、カンバーバッチくんの演技には安心感があるし、ティルダくんの相変わらずの存在感が秀逸で、あと、個人的にはレイチェルくんのキュートさを満喫できて、かなり満足やった(笑)
作品としては、ストーリーにそれほど目新しさはなく、思いっきり盛り上がる感じではなかったんやけど、飽きさせられることなく楽しめるだけのクオリティーは、十分にあったんと違うかな?!
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