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2017年2月 1日 (水)

『帰ってきたヒトラー』

今日は、ドイツの映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、本国ドイツでは、ドイツのアカデミー賞にあたるドイツ映画賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞にノミネートされたらしいんよ。

監督さんは、日本での作品の公開はこれが初めてらしんやけど、すでに脚本でドイツ映画賞を受賞したりしてるらしく、これまでの作品もサンダンス映画祭やロカルノ映画祭など、世界各地で評価されてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

帰ってきたヒトラー / Er Ist Wieder Da   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ダーヴィト・ヴネント
出演:オリヴァー・マスッチ、ファビアン・ブッシュ、カッチャ・リーマン、クリストフ・マリア・ヘルプスト、ラース・ルドルフ、ミヒャエル・ケスラー、フランツィスカ・ヴルフ、トマス・ティーマ

ひょんなことからアドルフ・ヒトラーが現代にタイムスリップして来るが、まさか本人と思わない周囲の人たちは、ヒトラーになりきっているソックリさんだと思いこみ、テレビに出演させるが、すぐに人気者となり、マスコミを通して彼の言動に注目が集まり..........ってなコメディ調の少しシュールなドラマ?!

テレビ局をクビになったばかりのプロデューサーの男とドイツ国内を見て周りながら、人々と対話をし、ドイツの未来を語るヒトラーの言葉に、多くの人々が共感し...........ってなことで、“もしもヒトラーが現代にいたら”っていう、ちょっとナンセンスなキワドい設定を使って、現代社会に問題提起をってとこなんかな。

なぜヒトラーのような人間が現れ、世界を恐怖に陥れたのかっていう疑問に対して、実は何か特別なことがあったわけやなくて、その時代のなかで、ちょっとした人々の無関心やったり、耳障りのいい言葉に魅せられたりっていう、小さなことがキッカケで、いつしか取り返しの付かない事態になったってのを、オモシロおかしく描いてるんやろね。

メディアやいろんな媒体で情報が発信される現代のほうが、ひょっとしたらもっと可能性があるんと違うかって思わせるあたり、ちょっと考えさせられてもうたよ。

各国で右よりの政党に支持が集まるのを見てると、すでに世の中は、こうやって非現実的なドラマを笑ってる場合やないんかもしれんね...............この国も同じやし(苦笑)

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