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2017年3月22日 (水)

『ティエリー・グルドーの憂鬱』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、主演のヴァンサン・ランドンがフランスのアカデミー賞にあたるセザール賞で見事に主演男優賞に輝き、カンヌ映画祭でも最優秀俳優賞に選ばれたんやって。

セザール賞では、作品賞と監督賞にもノミネートされたみたいで、以前におススメ恋愛映画として紹介した『愛されるために、ここにいる』が長編2作目やった監督さんも、着実に実力をつけてきたってことなんかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

ティエリー・グルドーの憂鬱 / La Loi Du Marche   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ステファヌ・ブリゼ
出演:ヴァンサン・ランドン、マチュー・シャレール、カリーヌ・ドゥ・ミルベック、サヴィエル・マチュー、ノエル・マリオット

妻と障害を持つ息子の3人で暮らす男は、会社の人員整理で失業し、なんとか再就職先を探そうと奮闘しているが、職業安定所のススメで取得したクレーン操縦士の資格だけでは、建設業で働くチャンスもなく、苛立ちだけが募るのだが................ってな、社会の底辺でもがく男の心の葛藤をってね?!

家族を養うためには、自分が稼がなければと分かりつつも、不況のなかで新しい仕事は簡単には見つからず、問題ばかりが起こり...............ってなことで、日常を切り取りながら、苦悩の日々を描くってところなんかな。

淡々と苦しい生活の現状を追いかける作りは、ある意味、フランス映画らしいテイストではあるんやけど、フランス人以外の目線では、なかなか切実に伝わってきにくいから、万人受けはせんよなぁって思う。

家族を守るために生活をっていう気持ちと、それでも自分のなかで譲れない一線、そのハザマで苦悩する男の気持ちをさりげなく映し出す作品は、悪くはないんやけど、ちょっとクセがありすぎるのかもね?!

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