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2017年3月 5日 (日)

『素晴らしきかな、人生』

今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

なんか最近、エドワード・ノートンがメジャー作品にチョコチョコ顔を出すようになって、嬉しいんよ。『アメリカン・ヒストリーX』『ファイト・クラブ』なんかで分かるように、演技は抜群なんやけど、どういうわけか、イマイチ評価されてなかったように思う。

マイナー映画でも『プライド&グローリー』のように、せっかくの素晴らしい演技が劇場未公開で終わってもうたりしながら、ようやく『ムーンライズ・キングダム』あたりから復活し、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で久々にアカデミー賞でノミネートされたんよね。

というわけで、この作品も主役の元ラッパーよりもノートンくん目当てで観た感想は...................?!

素晴らしきかな、人生 / Collateral Beauty   ★★★☆☆   (2016年)

監督:デヴィッド・フランケル
出演:ウィル・スミス、エドワード・ノートン、ケイト・ウィンスレット、マイケル・ペーニャ、ヘレン・ミレン、キーラ・ナイトレイ、ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモア

広告代理店を経営する男は、最愛の娘を亡くし、別人のようになってしまい、自暴自棄な日々を過ごしていた。一緒に会社を経営する親友たちは、会社を存続させるために、ある計画を思いつくのだが................ってな喪失と再生のドラマ?!

周囲を遮断し、自分の殻の中にこもって、心の中の苦しみをどうすることもできず、漫然と日々をやり過ごす男と、そんな彼の周囲の人たちのそれぞれの人生の悩みをってとこなんかな。

いやね、悪くない話なんやろうけど、取っ掛かりからして、どうもシックリとこないんよ。何のために行動するのかっていう部分が、どうしても邪魔してもうて、素直に話に入っていけない時点でアカンかったわ。

それに、登場人物それぞれの悩みを解決って構成になってることで、話のメインがボケてもうて、どこで勝負したいのかがサッパリで、ストレートに伝わってこんのよ。

まぁ、悪いデキではないんやろうけど、エドワードくんにケイトくん、キーラくんにペーニャくんと、これだけ好きなキャストが集まって期待しただけに、物足りなさが際立ってもうて..........。

あと、決定的なのは、このどうにも合わない邦題やわ。全体を漠然と捉えれば“人生賛歌”なんかもしれんけど、原題に込められた意味とはかけ離れてもうてるだけに、痛さ満点やね(苦笑)

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