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2017年5月14日 (日)

『時計じかけのオレンジ』

今日は、クラッシックな作品をひとつ、ご紹介♪

スタンリー・キューブリックと言えば、もう改めての説明は不要なくらい、有名な監督さんなわけやけど、とりわけこの作品はカルト的な人気があって、同じ監督さんのSF映画としては、『2001年宇宙の旅』とは違った趣で、評価されてるんよなぁ。

以前にもどこかで書いたかもしれんけど、個人的にもキューブリックは特別な存在で、自分が初めてひとりで映画館で金を払って鑑賞した映画が、彼の『フルメタル・ジャケット』っていう戦争映画やったんよ。

ちなみに、この作品はアカデミー賞では作品賞、監督賞、脚色賞、編集賞の4部門でノミネートされたんやけど、その年はウィリアム・フリードキン監督、ジーン・ハックマン主演の『フレンチ・コネクション』が賞をかっさらっていったんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

時計じかけのオレンジ / A Clockwork Orange   ★★★★☆   (1971年)

監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、オーブリー・スミス、マイケル・ベイツ、エイドリアン・コリ、スティーヴン・バーコフ、ウォーレン・クラーク、ポール・ファレル

仲間を引き連れて、浮浪者を襲ったり、他人の家に押し入っては暴力やレイプを繰り返していた男は、仲間に裏切られた挙句に、殺人の罪で刑務所に。しかし、凶暴な犯罪者を洗脳実験により無害にする実験の被験者となり、出所するのだが..............ってな、SFもの?!

傍若無人な犯罪者から、善人に作り替えられた男に、ふたつの人格を対比させながら、独特の世界観で描かれたドラマなんよね。

この作品、70年代はじめに作られ、当時からその芸術性が高く評価されてるわけやけど、なるほど、監督さんの独特の感性が前面に出てて、かなりのインパクトやった。

ひどく猥雑で、暴力的、それでいて繊細でシュール、そんな不思議なドラマには、作られてから46年経ったいま観ても、ハッとさせられる新鮮さがあるんよなぁ............やっぱりキューブリックは天才なんやろね?!

[スタンリー・キューブリックのその他の作品]
『博士の異常な愛情』

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