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2017年5月12日 (金)

『永い言い訳』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の演技で日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞にノミネートされた竹原ピストルってひと、『青春☆金属バット』『フリージア』『海炭市叙景』といった熊切和嘉が監督する作品で名前を見かけたんやけど、元々は“野狐禅”っていうバンドで音楽活動をしてたんやってね。

監督の西川美和というと、オダギリジョーと香川照之が共演した『ゆれる』って作品で注目されて、笑福亭鶴瓶が主演した『ディア・ドクター』ってので評価されたひとやんね。

というわけで、そんな作品の感想は..................?!

永い言い訳   ★★★☆☆   (2016年)

監督:西川美和
出演:本木雅弘、竹原ピストル、深津絵里、池松壮亮、藤田健心、白鳥玉季、山田真歩、黒木 華、堀内敬子、康すおん、戸次重幸、淵上泰史、小林勝也、岩井秀人、松岡依都美、ジジ・ぶぅ

親友と旅行に出かけた妻が、突然、バス事故に巻き込まれて亡くなってしまう。作家をしている夫は、その時、別の女性を家に連れ込み、不倫していて、そんなこともあって、妻を失っても素直に悲しめない自分がいて................ってなドラマ?!

子供もいない、少し冷めた夫婦関係で、悲劇に悲しむふりをする男は、妻の親友の夫で、ふたりの子供を抱えて途方に暮れる男に、子どもの世話をしようと持ち掛けるが..............ってなことで、戸惑う男の自分を見つめる日々をってとこなんかな。

事故の被害者でありながら、対照的なふたりの男を映しながら、不器用な男たちの、それぞれの苦しみを描いてるんやろなぁ。

役柄的に抑えた表現になってるんやろうけど、正直、主人公を演じるモッくんの演技に少し物足りなさを感じてもうた。もうちょい、感情の揺れや心の奥をさらけ出すような展開になれば、受け止め方もより深くなったような気はするね。

それでも、得意の人間描写から、ひとのタテマエとホンネを映し出そうとする監督さんの演出はなかなかで、これを作品賞や監督賞に選ばない日本アカデミー賞ってのは、どうなんやろうって思ったよ?!(苦笑)

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