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2017年6月

2017年6月30日 (金)

『オケ老人!』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督をしてる細川くんは、これが長編映画2作目らしいんやけど、その彼のデビューさくは、阿部サダヲが主演した『ぱいかじ南海作戦』ってコメディ調の作品でデビューしたひとなんよ。

どうやら大人計画って劇団に所属してるってこともあり、今回も、どちらかと言うとコメディ寄りの作品ってことで、そっちのノリで勝負してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

オケ老人!   ★★★☆☆   (2016年)

監督:細川 徹
出演:杏、笹野高史、小松政夫、左 とん平、藤田弓子、黒島結菜、石倉三郎、光石 研、坂口健太郎、茅島成美、喜多道枝、森下能幸、フィリップ・エマール、飛永 翼

ちょっとした勘違いで、老人ばかりの、まともに演奏もできない楽団に入団してしまった高校教師は、辞めると言い出せず、挙句の果てに指揮者の代役を頼まれ..................ってな音楽コメディ?!

みんなが好き勝手に演奏し、音もそろわない、どうしようもない素人楽団だったが、少しずつ変わっていくなかで、音楽を諦めようと思った彼女も気持ちにも変化が..............ってなことで、コメディ調の流れで、爽やかな感動をってとこなんかな。

主演の杏くんの、2枚目半(?)なキャラ設定が、うまくマッチしてるところで、嫌味のないドラマに仕上がってた。まぁ、ベテランの役者さんたちが、それぞれに“さりげなく”味を出してるあたりで、作品として上手くまとめられてるってところが、見どころかもしれんなぁ。

この手のドラマとしては、さして目新しさはなく、多少の“やり過ぎ感”と、容易に想定できるオチで、それほど感動ってのはないんやけど、娯楽作品としては、それなりに楽しめる内容やったかな?!

2017年6月29日 (木)

『ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気』

今日は、実話をもとにしたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、同性愛者の苦悩を描いてるんやけど、実は出演者のひとり、エレン・ペイジは、これを機に、自分が同性愛者であることをカミング・アウトしたらしんよ。

ここでは、彼女自らが演じるだけやなくて、プロデューサーとしても名前が入っていて、どうやら相当な気合いを入れて、作品を完成させたみたいなんよ。

というわで、そんな作品の感想は...................?!

ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気 / Freeheld   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ピーター・ソレット
出演:ジュリアン・ムーア、エレン・ペイジ、マイケル・シャノン、スティーヴ・カレル、ガブリエル・ルナ、ルーク・グライムス、トム・マッゴーワン、アンソニー・デサンド、スキップ・サダス、ケヴィン・オルーク、ウィリアム・サドラー、ジョシュ・チャールズ

20数年、同性愛者であることを隠しながら、刑事として優秀なキャリアを築いてきた女性は、ひとりの女性と出会い、公にパートナーとして登録し、家を買って同居を始めたのだが、そんな矢先に病気が見つかり.................ってな、実話を基にしたドラマ?!

幸せな日々が始まったばかりの時に見つかった病魔、残りわずかの命となったときに、同性愛者として平等な権利が認められない事実に納得ができない彼女は、必死に声をあげるが.................ってなことで、なかなかグッとくる話なんよ。

なんと言っても、ジュリアン・ムーアの気合いの入った演技が迫力あったわ。彼女の女優魂を見せつけられたようで、ちょっと感動してもうた。

世間の偏見と向き合い、それでも愛するひとを想いながら、必死になって正義を訴える、そんな主人公の姿は、グッと心に響くんよ。

ホンマに残念なのは、この意味不明な邦題やよね。マイリー・サイラスの主題歌が、作品をイメージしてるんかどうかは知らんけど、原題を完全に無視してカタカナ邦題を付けるのに、その主題歌をカタカナ表記した挙句に、チープなオマケまでつけるセンス、まったく理解できんかった(苦笑)

こんなワケの分からん方法でカタカナ邦題を付けるの、ホンマにやめて欲しいと切に願うんやけどね?!

2017年6月28日 (水)

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』

今日は、ちょっと青春映画(?)をひとつ、ご紹介♪

リチャード・リンクレイターって監督さん、結構、好きなんよ。ジャック・ブラック主演の『スクール・オブ・ロック』で思いっきりハマってもうて、最近では『ビフォア・ミッドナイト』あたりの会話のやり取りなんかも好きなんよ。

この作品は、監督さんの初期の作品『バッド・チューニング(Dazed and Confused)』ってやつとセットになる位置づけで作られたものらしいんよね。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に / Everybody Wants Some !!   ★★☆☆☆   (2016年)

監督:リチャード・リンクレイター
出演:ブレイク・ジェナー、ゾーイ・ドゥイッチ、グレン・パウエル、オースティン・アメリオ、ワイアット・ラッセル、ライアン・グスマン、ウィル・ブリテン、テンプル・ベイカー、タイラー・ホークリン、ターナー・カリーナ、フォレスト・ヴィッカリー

高校を卒業して、大学の野球部に入る青年は、授業が始まるまでの数日間、野球部の寮で出会ったチームメイトと、残り数日の夏休みを楽しむのだが..............ってな、青春映画?!

とりあえず、酒飲んで、クラブに行って、女の子をひっかけて、ワイワイガヤガヤと恋や友情やらで大騒ぎする若者たちの様子をってところなんやろなぁ。

いやぁ~、ただひたすら、バカ騒ぎして、パーティーに明け暮れる若者、それを映されても、ちょっと辛かったわぁ(苦笑)

それなりに、会話のなかで、さりげなく人生を語るような、そんなところはありながらも、基本はドタバタとアクティブに行動するアメリカの若者をってところで、特に共感するものもなく、どこをどう楽しんでエエんか、分からんままに最後までいってもうたって感じやったよ。

アメリカの若者の生態を知りたいっていう需要があったら、ちょっと興味深い内容なのかもしれんけど、そうやなかったら...............?!(笑)

2017年6月27日 (火)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』

今日は、シリーズもののアニメ第4弾を、ご紹介♪

80年代前半に公開された機動戦士ガンダムの前日譚を描いた“THE ORIGINシリーズ”全6話の第4話がこの作品なんよ。

『THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』『THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』、そして『THE ORIGIN III 暁の蜂起』ときての第4弾で、どうやらここまでを“シャア・セイラ編”ってことで、彼らの過去を描くってコンセプトらしい。

この歳でガンダムに熱くなってるってのも、ちょっとどうかと思いつつ、それほどガンダムの描く世界ってのは、心に残るもんやったんやなぁって、改めて感じるやんね。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜   ★★★☆☆   (2016年)

監督:安彦良和
出演:(声の出演)池田秀一、早見沙織、柿原徹也、銀河万丈、浦山 迅、三宅健太、古谷 徹、中 博史、喜山茂雄、坂口候一、福圓美里、渡辺明乃

武装蜂起は成功したものの、それを理由に除隊処分となったシャアは、南米ブラジルのマナウスのカジノで、不思議な少女と出会うのだが..............ってな、シャア誕生を描いたシリーズの第4弾?!

シャアとララァの出会い、ジオンの独立から戦争へ、そしてガンダムの開発、そんな1年戦争の開戦までの話が語られてるんよ。

エピソード自体は、なるほどって部分もあれば、ちょっと強引なところもありで、まぁ、多少のビミョーさってのはあるんやけど、最初の三部作につながるドラマって思うと、やっぱり気になるやんか(笑)

正直、少しキャラの設定に違和感があって、どうなんやろうって思うところが、残念やったかなぁ。あと、80年代前半に作られたときよりも、格段に映像が立体的になってるおかげで、なんか初期のモビルスーツが立派すぎるってところも、戸惑ってまう部分もあったりで、複雑な気分やったよ(苦笑)

まぁ、そんなことを言いつつも、やっぱり次が早く観たくなるわなぁ..............?!

2017年6月26日 (月)

『ヒットマン:インポッシブル』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、ハンガリー映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、シカゴ国際映画祭ってので新人監督賞を受賞したり、ギリシアのテッサロニキ国際映画祭でコンペティション部門のゴールデン・アレクサンダー賞を受賞したりして、世界的に評価されたらしいんよ。

監督のアッティラ・ティルってひとは、もともと役者として活躍してたらしいんやけど、初監督作品が海外でも話題になったらしく、この作品が長編2作目ってことになるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

ヒットマン:インポッシブル / Tiszta Szivvel   ★★★☆☆   (2016年)

監督:アッティラ・ティル
出演:サボチ・チューローチ、ゾルタン・フェンヴェシ、アダム・ファケテ、デュシャン・ヴィタノヴィッチ、モーニカ・バルシャイ、リディア・ダニス

障害により車椅子で生活をしている青年は、刑務所を出たばかりの車椅子の男と出会い、彼と親しくなるうちに、同じく障害者の親友と一緒に、男の“仕事”を手伝うのだが.............ってなアクション&ファンタジーもの?!

不自由な体で、いろいろと想像を膨らませて漫画を描いている青年は、車椅子の殺し屋の仕事の手伝いをしながら、スリルを楽しんでいたが...........ってことで、なかなか異色な設定やったよ。

現実と妄想を巧みに操りながら、話の根底には、障害を持つ不自由な体で生きることの苦悩と、それと親に対する複雑な気持ちってのをテーマとして扱いつつも、それをシリアスになりすぎないタッチで、ドラマに仕上げてるあたりが秀逸やった。

そんな作品も、明らかに原題では“ヒットマン”でも“インポッシブル”でもないところを、なんでこんなテキトーすぎる邦題になったんやろうって、くやしさすら感じてもうたよ(苦笑)

2017年6月25日 (日)

『ゴールド/金塊の行方』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、実際の事件をモチーフにしたドラマをひとつ、ご紹介♪

この作品、90年代なかばに、カナダの BRE-X MINERALS LTD. って会社が起こした、金鉱詐欺事件ってのをネタにして話を作り上げてるらしいんよ。

インドネシアのボルネオ島にある場所から、大量の金鉱が見つかったってことで、カナダの証券市場やニューヨークのNASDAQを巻き込む大騒動になったらしく、かなり大きなニュースになったんやって。

というわけで、そんな事件を時代や設定を大幅に変えて描いた作品の感想は..................?!

ゴールド/金塊の行方 / GOLD   ★★★☆☆   (2016年)

監督:スティーヴン・ギャガン
出演:マシュー・マコノヒー、エドガー・ラミレス、ブライス・ダラス・ハワード、トビー・ケベル、クレイグ・T・ネルソン、コリー・ストール、ステイシー・キーチ、ブルース・グリーンウッド

祖父の代から続く採掘会社を営む男は、事業がうまくいかず、経営危機に陥り、すがる思いでインドネシアの地質学者を訪問し、一緒に金の鉱脈を探そうと提案する。困難を乗り越え、ついに巨大な金鉱を探し当てた彼らは、投資家たちから注目を浴びるのだが................ってな実際に起こった事件をネタにしたドラマ?!

倒産寸前から起死回生の一打で成功を手にしたものの、やがて衝撃の事実が発覚し..............ってなことで、事件の中心にいた男の浮き沈み人生をってとこなんかな。

例によってマシューくんの気合いがハンパないんよ。落武者風の見事なハゲ頭に、どっぷりしたオヤジ腹を揺らして、金鉱ビジネスで弾ける男を熱演してるんよなぁ。

話としては、夢を追い続けるひとりの男と、金(かね)のナル木を求めて群がる投資家やビジネスマンの攻防を描きつつ、それに翻弄される人間模様をってところなんかもね。

“事件簿”としては、それなりに興味深いものがあったんやけど、映画の作品としては、マシューくんの演技以外には、あまり残るものはなかったかもなぁ?!

2017年6月24日 (土)

『台北ストーリー』

今日は、渋谷のミニシアターで上映中の台湾映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、台湾のエドワード・ヤン監督の長編2作目の作品で、製作されたのは1985年なんやけど、監督さんの生誕70年、没後10年を記念して、古いフィルムを修復して、上映にこぎつけたんやって。

エドワード・ヤンってひとは、台湾ニューシネマの代表として、日本でもコアな人気があって、彼がカンヌ映画祭で監督賞を受賞した『ヤンヤン 夏の想い出』って作品には、イッセー尾形も出演してたりするんよね。

主演を務めてるホウ・シャオシェンってひとも監督として有名で、ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞したり、カンヌ映画祭で監督賞を受賞してるんやけど、エドワード・ヤン監督とは盟友で、この作品も彼のために、ホウ・シャオシェンがお金を集めて、製作にこぎつけたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

台北ストーリー / 青梅竹馬   ★★★☆☆   (1985年)

監督:エドワード・ヤン
出演:ホウ・シャオシェン、ツァイ・チン、クー・イーチェン、ウー・ニェンツェン、ウー・ヘイナン、メイ・ファン、リン・シュウレイ、クー・スーユン、チェン・シューファン

不動産関係の会社で働く女は、昇給を見越して、彼と暮らす部屋に移り住んだものの、会社が買収されたことで仕事を失い、彼の義兄を頼ってアメリカに移住しようと計画するが、男の方は決断をすることができず...............ってな、ある一組のカップルの関係を描いたドラマ?!

幼なじみで、いろいろありながらも長く付き合っているふたりだったが、少しずつ歯車が狂いだし、次第に関係が壊れていくのだが...............ってなことで、思うようにいかない人生にもがく男女を描くってとこなんかな。

漠然と“結婚”を意識しながらも、気がつくと考えや気持ちがズレてしまった男と女、そんな男女の微妙な距離感ってのを、さりげなく印象に残るカットを使って、繊細に描いてるんよ。

ドラマとしては、淡々と流れる感じで、単調さが気になりつつも、それを映像や音楽といった細かい演出で彩って、観る側を惹きつけるあたりが、この監督さんの上手いところなんやと思う。

すれ違う男と女の気持ち、カタルシスの滲む人間模様、間違いなく万人受けするようなモノではないんやけど、しみじみと噛みしめると味の出る、そんな作品やったね?!

2017年6月23日 (金)

『22年目の告白-私が殺人犯です-』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、もともとはチョン・ビョンギルって監督さんが作った『殺人の告白』っていう韓国映画があって、それを今回、リメイクして作られたらしいんよ。

監督の入江くんといえば、個人的に“サイタマのラッパー”シリーズが大好きやったんやけど、なんかいつのまにかメジャー作品を撮るようになって、なんとなく少し違和感があるんよね。

というわけで、今回は主演の顔ぶれを見て、どうなんやろうって思いつつも、それなりにいい評判を耳にしたこともあり、少し期待して観た作品の感想は................?!

22年目の告白-私が殺人犯です-   ★★★☆☆   (2017年)

監督:入江 悠
出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、仲村トオル、野村周平、石橋杏奈、平田 満、岩松 了、岩城滉一、早乙女太一、竜星 涼

身近なひとを目撃者にして、目の前で首を絞めて殺す、そんな残忍な方法で5人の犠牲者を出した連続殺人事件が発生してから22年が経過し、時効が成立したことで、突然、自分が犯人だと名乗る男が告白本を出版し、公の場に姿を現すのだが.................ってなサスペンスもの?!

突然、目の前に姿を現した殺人犯、被害者の家族たちは彼に復讐をしようとし、先輩の刑事を目の前で殺された刑事もまた、複雑な気持ちで犯人の男と向き合うが..............ってなことで、緊迫のドラマをってなとこかな。

オープニングのシーケンスがなかなか秀逸で、これはひょっとしてって期待したんやけど、最後までたどり着くと、やっぱりなんや微妙なデキやった(笑)

まず、ヒネリを加えた話はある程度までは認めるんやけど、どうにも設定に無理がありすぎるところで、ツッコミが止まらなくて.........。

それに、主役の彼、ホンマに誰か彼に言ってあげた方がエエと思うんよ、舞台の演技を映画に持ち込むなって。普通の会話で声を震わせてしゃべることで、“オレの演技ドヤ!”って言われても、失笑しか出んから(苦笑)

全体的には悪い作品ではないんやろうけど、個人的にはやっぱり...............アカンかった?!

2017年6月22日 (木)

『イエスタデイ』

今日は、ちょっと珍しいところでノルウェー映画をひとつ、ご紹介♪

ノルウェー映画といっても、実は監督さんはデンマークのひとらしく、テンプル騎士団のシリーズもの(日本では1作だけ『アーン 鋼の騎士団』ってのが、DVDスルーで出てたらしい)なんかで名前が知られてるらしいんよ。

この作品自体は、ノルウェーのアカデミー賞にあたるアマンダ賞でひとつ受賞して、脚本賞なんかにノミネートされたらしく、それなりに評価されたみたいやね。

というわけで、そんな作品の感想は...................?!

イエスタデイ / Beatles   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ペーテル・フリント
出演:ルイース・ウィリアムズ、スサンネ・ブーシェ、ホーヴァルド・ヤクヴィッツ、オーレ・ニコライ・ヨルゲンセン

ビートルズが大好きで、友だち3人と一緒にバンドを組むことになった高校生の男の子は、クラスに転入してきた女の子のことが気にはなっているのだが...............ってな、ビートルズの曲を使った、青春の恋愛ドラマ?!

ちょっと思わせぶりで、ツンデレな彼女に振り回されながらも、ビートルズに夢中な彼は、仲間たちとバンドの練習をしたりしながら、青春の日々を過ごし........ってな、ちょっと甘酸っぱい恋の話をってね。

ビートルズの曲を上手く使いながら、高校生の日常を切り取り、淡い恋物語を軽妙にってテイストは、なかなか悪くなかったかな。

ちょっと“ありきたり”な感じに物足りなさはあるんやけど、ウブな高校生のナイーヴな恋バナは、青春の日々ってのをうまく彩ってた。

しかし................、Yesterdayは確かに印象的に使われてたけど、流れる曲のひとつであって、それをあえて原題を無視して邦題に選んだ理由ってのは..........なんなんやろね? まったく理解できへんかったわ(苦笑)

2017年6月21日 (水)

『ガール・オン・ザ・トレイン』

今日は、サスペンスものをひとつ、ご紹介♪

この作品で主役を務めてるエミリー・ブラントってイギリスの女優さんは、『プラダを着た悪魔』でブレイクしたんやけど、なかなかの演技派っていうイメージなんよね。

で、今作でもイギリスのアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされたんやけど、一方でスペイン版のラジー賞であるジョガ賞(YOGA Awards)ってので、外国語映画部門の最悪女優賞を受賞したんやって(笑)

というわけで、評価が分かれる(?)作品の感想は..................?!

ガール・オン・ザ・トレイン / The Girl On The Train   ★★★☆☆   (2016年)

監督:テイト・テイラー
出演:エミリー・ブラント、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・ベネット、ルーク・エヴァンス、ジャスティン・セロー、エドガー・ラミレス、アリソン・ジャネイ、リサ・クドロー、ダーレン・ゴールドスタイン、ローラ・プリポン

毎日、往復で使う電車の車窓から眺めていて気になっていた家に住む“理想の夫婦”、その家の妻が別の男と抱き合っているのを目にした女は、思わず途中下車するが、気がつくと血を流して自分の部屋にいたのだが、ニュースでその家の女性が行方不明と知り...................ってなサスペンスもの?!

離婚した元夫が忘れられず、アル中の生活をする彼女と、元夫と結婚して子供を授かった女、そんな彼女の子供の乳母をする女、3人の女性の絡み合う因縁を描くってね。

欠落した記憶と行方不明になった女、やがて事件は思わぬ方向にってことで、なかなかヒネリの利いた話やったかな。

まぁ、犯人探しという意味では、それほど大きな驚きはないんやけど、ちょっと種明かしに強引な感はあるものの、話の持って生き方という点では、悪くなかったんと違うかな。

要するに、“酒は飲んでも飲まれるな”ってことなんかなぁ...........なんて(笑)

2017年6月20日 (火)

『お父さんと伊藤さん』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の原作は、中澤日菜子ってひとが書いてるんやけど、小説現代の長編新人賞ってのを受賞したらしく、小説のもともとのタイトルは違ったらしいんよ。劇作家として知られたひとみたいで、別の小説もTVドラマ化されたようで、映像化に向いた作品を書くのが上手いんかもなぁ。

監督のタナダくんといえば、永山絢斗と田畑智子が主演した『ふがいない僕は空を見た』や永作博美が主演した『四十九日のレシピ』、大島優子が主演の『ロマンス』といった作品のひとで、たまに印象的な作品を作るってのが、個人的なイメージかな。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

お父さんと伊藤さん   ★★★☆☆   (2016年)

監督:タナダユキ
出演:上野樹里、リリー・フランキー、渡辺えり、安藤 聖、藤 竜也、長谷川朝晴

バイト先で知り合った、ちょっとダメ男の年上のオヤジ“伊藤さん”と同棲している女だったが、ある日、兄夫婦と同居していた父親が転がり込んできて、妙な同居生活がスタートし.............ってなコメディ調の家族ドラマ?!

40年間、教師をしていた厳格で気難しい父親、小言ばかり言われて、気まずい生活をしながらも、恋人の伊藤さんは、なんとなくお父さんとも気が合うようで..............ってなことで、ちょっと奇妙な関係をってね。

父親役の藤おじさんの味のある演技に、かなり“とぼけた”役柄のリリーくんが絡みってあたりが、この作品の見どころやろなぁ。

問題は、主役を張ってる上野くんの演技に、どれだけ耐えられるかってことで、いつもどおり一本調子な、成長のないあたりに、なんやイライラしてもうた(苦笑)

ちょっと調子ハズレなテンポで、微妙な距離感の人たちの関係をってあたりは、なかなかオモロイとは思うんやけど、上野くんの演技力に対する先入観のせいか、どうしても主役が別のヒトやったら、っていうのが最後まで抜けきらんかったわ............?!

2017年6月19日 (月)

『アウトロー 強奪者』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、かなりの低予算で作られてるらしいんやけど、それでも世界の様々な映画祭で賞をもらったりしてて、インデペンデント系の作品としては、かなり評価されたらしいんよ。

監督さんは、これまで短編映画を何作か撮ってたみたいなんやけど、長編作としては、どうやらこの作品がデビュー作ってことみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

アウトロー 強奪者 / Tercer Grado   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジェフリー・カウパー
出演:ヘスス・ヨベラス、サラ・カサスノバス、フランク・フェイス、フェラン・ラオス、ハビエル・ベルトラン、ミコ・ハーリー、ジョニー・メルヴィル

外出許可を得て、刑務所から数日の外泊を許されて出てきた男は、偶然、現金輸送車を襲う強盗事件に居合わせてしまう。とっさに逃げる犯人を追いかけ、盗んだ金を横取りしようと考えるのだが...................ってな、犯罪アクションもの?!

犯人たちの車を追跡し、車のなかにある金を奪うチャンスをうかがうが、思い通りにはいかず................ってなことで、強盗犯と横取り野郎のスリリングな攻防をってとこなんかな。

この作品、どうやら思いっきり低予算で作って、アイデアで勝負って感じみたいなんやけど、ちょっと細部のツメが甘いようで、もうひとつ盛り上がりきらんかったわ。

なんか、アッサリと金を奪われてみたり、都合よく話が展開するのを見てると、どうも物足りなさばかりが目立ってもうて、少し踏み込めんかったかもなぁ...........?!

それにしても..............強奪者は、まぁ、話の展開上、間違ってはいないんやろうけど、“アウトロー”? どちらも原題とは、まったく合ってないんやけど(苦笑)

2017年6月18日 (日)

『パトリオット・デイ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかからひとつ、ご紹介♪

監督をしてるピーター・バーグってひとは、もともとは俳優さんやったんやけど、最近ではすっかり監督さんとしての評価を高めてる感じやね。

主演のマーク・ウォールバーグと監督さんの関係は、『ローン・サバイバー』から始まり、『バーニング・オーシャン』、そんでもってこの作品と、すっかり仲良しコンビになってもうてるみたいなんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

パトリオット・デイ / Patriots Day   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ、ケヴィン・ベーコン、ジョン・グッドマン、ミシェル・モナハン、J・K・シモンズ、アレックス・ウォルフ、マイケル・ビーチ、テモ・メリキゼ、ジェームズ・コルビー、ジミー・O・ヤン、レイチェル・ブロズナハン、メリッサ・ブノワ、デヴィッド・オーティス

2013年4月15日の“パトリオット・デイ”に開催されたボストンマラソンで起こった爆弾テロ、多くの負傷者を出した事件の前日から、犯人逮捕までの軌跡を描いたドラマ?!

レース中に突然、ゴール付近で爆発した2つの爆弾、警察とFBIは、監視カメラの映像をたよりに、犯人の特定を急ぐのだが...............ってなことで、実際の事件の裏側をってとこなんかな。

その場に居合わせたがために犠牲になった人たち、警備にあたってた警察官、捜査の陣頭指揮をとる捜査官、そんでもって事件を起こした犯人、そんな関係者たちの、それぞれにとっての“ターニングポイント”をってとこなんかもなぁ。

タイトルから、なんか愛国心をゴリ押ししてくる内容かと思ったら、それほどでもなく、むしろ事件の事実をなぞってっていう作りは、面白味に欠けるとも言えるんやけど、案外、悪くなかったかも。

ただ、なにかしら感動を期待して観てると、ちょっとそこまでの盛り上がりっていうのはないかもしれんね。

まぁ、ほどほどの演出が良心的な作りの証ってことなんかもしれんけど、正直、多少の物足りなさのようなものは感じたかな?!

2017年6月17日 (土)

『LOGAN/ローガン』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アメコミ・ヒーローものをひとつ、ご紹介♪

ヒュー・ジャックマンが、このマーヴェルのウルヴァリンを最初に演じたのが、2000年に作られた『X-MEN』なわけで、彼が32歳の時から、かれこれ17年間、頑張ってきたんやなぁ。

このシリーズのおかげで人気俳優になったってのも事実やけど、どうしても役のイメージが強すぎて、他の作品でシリアスなキャラを演じてみても、どこか観客がウルヴァリンの彼を重ねてまうっていうのもあるやんね。

そういう意味でも、これからのキャリアを考えたら、ファンからしたら寂しいんやけど、そろそろタイミングやったってことなんやろなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

LOGAN/ローガン / Logan   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン、ダフネ・キーン、パトリック・スチュワート、リチャード・E・グラント、ボイド・ホルブルック、スティーヴン・マーチャント、エリザベス・ロドリゲス、エリゼ・ニール、エリック・ラ・サール、レニー・ロフティン、クインシー・ファウス、ジェームズ・ハンディ、レイ・ガジェゴス

ミュータントが死滅しようとしているなか、ローガン(ウルヴァリン)は素性を隠して、リムジンの運転手をしながら、年老いたプロフェッサーXの世話をしていたが、そんな彼にひとりの娘をカナダ国境まで連れて行って欲しいと頼む女性が現れ.....................ってなアクション・ドラマ?!

治癒能力も弱まり、肉体の衰えを感じながらも、行きがかり上、ひとりの少女を守ることになり..............ってなことで、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンの見納めで、ひとつの時代の終焉ってとこなんかなぁ。

ウルヴァリンの最後の雄姿をってことで、そんな感傷を抱きながら観れば、刹那な感動がってことなんかもしれんけど、個人的には、どうしても強いウルヴァリンってのが好きなわけで、ローガンが老眼になってもうたなんて、ダジャレのような展開やと、なんか期待したのとは違う寂しさばっかりが募ってもうて........(苦笑)

それに、仕方ないとは言え、世代交代をして、次につなげるっていうマーヴェルの戦略ってのがミエミエなところが、なんか下世話やなぁってね。

2017年6月16日 (金)

『四月は君の嘘』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、例によって人気のマンガを映画化したものらしく、TVアニメとしても放映されてたみたいなんやけど、まぁ、ハゲおやじの知らん世界やわな(笑)

ただ、舞台になってるのが江の島周辺の湘南やったりして、見覚えのある風景でプチ盛り上がりつつも、う~ん、その方向にチャリで全力疾走して、どこのホールを目指してるんやってなツッコミを思わず入れてもうたりして...............。

というわけで、いろいろと見どころ満載(??)な作品の感想は....................?!

四月は君の嘘   ★★★☆☆   (2016年)

監督:新城毅彦
出演:広瀬すず、山﨑賢人、石井杏奈、中川大志、板谷由夏、壇 れい、甲本雅裕、本田博太郎

かつて天才と呼ばれた青年は、ピアノが弾けなくなり、普通の高校生として、毎日を過ごしていたが、幼馴染のデートに付き合って知り合ったヴァイオリニストの女の子との出会いがキッカケで、再びピアノを弾くようになり...............ってな青春ドラマ?!

ちょっと強引な彼女に振り回され、そのおかげで再び鍵盤に向かうようになり、彼女を意識するようになるが..........ってな感じで、主演のふたりの人気に乗っかりってなことなんかな。

自由奔放で天真爛漫、ちょっと小悪魔的なヒロインを演じる広瀬くんは、個人的には茶髪がどうも浮いてるようで、ビジュアルが.............(笑)

ドラマの内容としては、どこか既視感があって、しかも、どこが悪いのかも分からないまま、違和感ばかりが残ってもうてなぁ。

そんな主役ふたりより、むしろ脇キャラの石井くんの、よく見ると普通なんやけど、どこか魅力的なところが、どうも気になってもうてなぁ(笑)

まぁ、それなりに感情的に盛り上がる部分もあり、悪くないんやろうけど、高校生で青春してた(?)時代からは、少しだけ(?)遠くなったオヤジ的には、ボチボチやったかなぁ?!(苦笑)

2017年6月15日 (木)

『ストーンウォール』

今日は、ローランド・エメリッヒ監督の新作をひとつ、ご紹介♪

エメリッヒと言えば、ドイツ出身の監督さんで、『インデペンデンス・デイ』で一躍有名になったひとで、そのせいかSFのファンタジー&アクションものっていうのがイメージやったんやけど、この作品では少し毛色の違った雰囲気にしてあるんよね。

ちなみに、この作品で描かれてるのは、“ストーンウォールの反乱”って言うらしく、ニューヨークにあるゲイバーストーンウォール・インってところを舞台に、同性愛者たちが警察相手に抵抗運動した事件みたいで、これをキッカケに同性愛者たちの世間の偏見との戦いが始まったっていうことらしんよ。

というわけで、そんな作品の感想は.........................?!

ストーンウォール / Stonewall   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ジェレミー・アーヴァイン、ジョニー・ボーシャン、ジョーイ・キング、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ロン・パールマン、マット・クレイヴン、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、カール・グルスマン、ベン・サリヴァン、アンドレア・フランクル

同性愛が病気とみなされていた60年代のアメリカで、インディアナの田舎町で暮らす青年は、ゲイだと周囲にバレて、親に家から追い出され、ニューヨークのグリニッジ・ビレッジにやって来たが.................ってな、同性愛者の戦いを描いたドラマ?!

故郷を追われた孤独な青年が、同性愛者として逞しく生きる人たちと出会い、苦悩しながらも変わっていく様をってとこなんかな。

マイノリティとして虐げられ、それでも自分らしさを失わずに前を向いて生きていく、なんや大変な時代やったんやって、しみじみと感じてもうたよ。

ドラマとしては、公権力による横暴に対抗した、歴史的な出来事をってことなんやろうけど、思ったほどインパクトがなくて、少し肩透かしやったかな(苦笑)

抑圧からの解放と自由への戦い、そんな話を友情エッセンスで飾ってってところで、まぁ、悪くはないんやけど、もうひとつピンとくるものがなかったね...............?!

2017年6月14日 (水)

『涙するまで、生きる』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

ヴィゴ・モーテンセンって役者さんは、アメリカ人でありながら、ヨーロッパ映画に出演してフランス語を話したりして、ちょっと異色なんよね。どうもお父さんがデンマークのひとらしく、そこらへんでコスモポリタンなところが、彼のバックグラウンドとして、そうさせてるのかも。

この作品は、ヴェネチア映画祭で、金獅子賞はノミネートどまりやったんやけど、その他の賞をいくつかもらったらしく、それなりに評価を受けたみたいやね。

もともと脚本家として名が売れてるらしいんやけど、監督としての次回作は、この作品でも重要な役を演じたレダ・カテブくんとマティアス・スーナールツが共演する犯罪ドラマを予定してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

涙するまで、生きる / Loin Des Hommes   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ダヴィド・オロファン
出演:ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ、ジャメル・バレク、ヴァンサン・マルタン、ヤン・ゴヴァン、ニコラ・ジロー、ジャン=ジェローム・エスポジト、アンヘラ・モリーナ

フランスからの独立のためのゲリラ戦が繰り広げられるアルジェリアで、山間部の小さな学校で教師をしている男のもとに、殺人を犯して逮捕された男が憲兵により連行され、裁判のために町に連れていくよう頼まれるのだが...................ってなドラマ?!

同じ村の男たちから追われる彼には、死刑になると分かっていても、裁判を受ける理由があり、行きがかり上、そんな彼を町まで連れていく男の胸中にも複雑な気持ちが..........ってことで、ふたりの男の絆をってとこなんかな。

これ、なぜヴィゴおじさんをキャスティングしたかがよく分かるくらい、何とも言えない、苦み走ったドラマやったね(笑)

古い慣習に縛られ、苦悩する男と、自分の国にいながら、居場所を失う男、そんな刹那な男たちが、危険な旅をするうちに強い気持ちで結ばれってところに、なんや理不尽さのなかの、人と人の“つながり”ってのが描かれてるんよな。

地味な話ではあるんやけど、静かに、ズシリと語り掛けてくるあたりは、なかなか見ごたえのある作品やったよ........まぁ、邦題の意味は不明なんやけど?!(苦笑)

2017年6月13日 (火)

『インターン!』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品の監督さんって、どんなひとなんかなぁって調べてみると、どちらかというと映画よりもTVの世界で活躍してるひとみたいで、最近だと「表参道高校合唱部!」の演出をしてたりしたらしく、更にビックリしたのは、あの小川範子のダンナさんなんよ!

なんて言ったところで、「ダレ?」って言われそうやけど、子役俳優から金八先生で妊娠する中学生の役を演じて注目され、“はぐれ刑事”シリーズでは、藤田まことの娘役をやってたひとなんよなぁ。

そんな同年代以上にしか分からないサプライズは置いといて、ちなみにこれ、おそらく新木優子のバーターで岡本杏里がキャスティングされてるっていう、“星くず”プロモーションの宣伝映画なのかもね(笑)

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

インターン!   ★★★☆☆   (2016年)

監督:吉田秋生
出演:新木優子、岡本杏里、風間トオル、青木玄徳、佐野 岳、鈴木友菜、栗原 類、泉 はる、もちろー、中村龍介、上野なつひ、土平ドンペイ、小西キス

大学で募集していたIT企業のインターンに申し込んだ女の子だったが、説明会の日に事故に巻き込まれ、彼女の身代わりに、その会社の社長が大けがを負い、意識不明となるが...............ってな自分探しドラマ?!

突然現れた死神に、助かりたければ女子大生の未来を変えろと言われた男は、彼女の親友に憑依し、彼女がインターンを経て、入社切符を手にできるよう、必死にアドバイスをすのだが...............ってなことで、人生のターニングポイントをってとこなんやろね。

まず、全体の作りが、いかにもな低予算で、安っぽいテイストがプンプンと漂っとった(笑)

まぁ、定番の“乗り移り(入れ代わり)モノ”ということで、さして目新しさもなく、想定内のドラマが展開するんやけど、安っぽさは置いといて、映画としてどうかは別に、ドラマとしては、それほど悪くはなかったかも。

ちょっと自己啓発の教育ビデオに娯楽要素を加えたでぇっていう作りに、違和感はあるんやけど、ボンヤリと生きていた女子大生たちが、考え方を変えて、人生を前のめりにって話は、それなりに楽しめたりして.........................?!

2017年6月12日 (月)

『スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ』

今日は、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

この作品、実は監督のアルベルト・ロドリゲスってひとが、以前に絶賛させてもらった『マーシュランド』って作品を作ったひとで、そんな彼の新作ってことで、個人的にごっつい気になってたんよ。

どうやら、この作品もスペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で脚色賞を受賞したみたいで、作品賞や監督賞、主演男優賞といった主要部門でノミネートされたんやって。

これ、90年代スペインの社会労働党政権の末期に起こった、実際の汚職事件をネタにしてドラマが作られてるみたいなんよね。

というわけで、そんな作品の感想は..........................?!

スモーク・アンド・ミラーズ 1000の顔を持つスパイ / El Hombre De Las Mil Caras   ★★★☆☆   (2015年)

監督:アルベルト・ロドリゲス
出演:エドゥアルド・フェルナンデス、ホセ・コロナド、カルロス・サントス、マルタ・エトゥラ、フィリッペ・レボット、イスラエル・エレハルデ、アルバ・ガローチャ、エンリク・ベナベント、ルイス・カイェホ

武器の密売などをしていた男のもとに、治安警察隊の長官が自分の財産と身柄を守って欲しいとの依頼をしてきた。裏社会のフィクサーとして、逮捕される前に彼を国外に逃がし、その資産をスイスの口座から移すのだが.............ってな、実際にスペインであった汚職事件の裏側を描いたサスペンスもの?!

公金の横領疑惑で政治的スキャンダルになった男を匿い、国家を手玉に取った男を、その右腕として働いた男の目線で描くってなことで、なかなか緊迫のドラマが展開するんよ。

捜査の網をかいくぐりながら、依頼人を守りつつも、更なる策略で事を自分の思い通りの方向に動かす、そんな男の姿は、狡猾でスリリングやった。

実際の事件を知らないだけに、ちょっと人間関係やら事件のインパクトってのが分かりづらくて伝わりきらんところが歯がゆいんやけど、ドラマの作り方や纏め方に、この監督さんならではのセンスを感じて、なんや益々彼の次が気になってもうた!?

2017年6月11日 (日)

『ジュリエッタ』

今日は、スペイン映画をひとつ、ご紹介♪

ペドロ・アルモドバル監督といえば、日本でもよく知られてるスペイン人監督のひとりで、監督としてカンヌ映画祭やイギリスのアカデミー賞で賞を獲ってるんやけど、脚本家としてもアカデミー賞やヴェネチア国際映画祭で受賞したりしてるんよね。

個人的には、フランスのアカデミー賞のセザール賞で外国語映画賞を受賞し、カンヌ映画祭で監督賞をもたらした『オール・アバウト・マイ・マザー』で知って以来、少し過去に遡ったりしながら彼の作品を追いかけてるんやけど、世間的な評価と比べると、いつも少し物足りなさを感じてる気がするんよなぁ。

というわけで、今回も期待半分、不安半分で鑑賞した作品の感想は......................?!

ジュリエッタ / Julieta   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ペドロ・アルモドバル
出演:エマ・スアレス、アドリアーナ・ウガルテ、ダニエル・グラオ、プリシラ・デルガド、ブランカ・パレス、ダリオ・グランディネッティ、インマ・クエスタ、ミシェル・ジェネール、アグスティン・アルモドバル、ピラール・カストロ、ナタリー・ポーサ、スシ・サンチェス、ラモン・アギーレ、エステル・ガルシア

恋人とポルトガルへ移住することを考えていた女性は、ある日、かつての娘の親友と再会し、長らく音信不通となっている娘と会ったと聞かされ、マドリードに留まり、かつて娘と暮らした同じアパートに住むことにするのだが...................ってな家族ドラマ?!

家を出て、理由も告げずに姿を消してしまった娘と、ずっと忘れようとしてきたものの、娘に会いたいという気持ちを思い出してしまった母親、夫との出会いからの半生を振り返りながら、その思いをノートに綴り..............ってなことで、母から娘の熱い気持ちをってとこなんかな。

う~ん、なんやろう。母娘の絆の物語ってことなんやろうし、分からんでもないんやけど、ハゲおやじ目線で観てるせいか、それほど伝わってくるものがないんよね(苦笑)

必ずしも、すべてを語り尽くす必要もないし、あえて観る側に考える余地を残すってのも映画の作り方として理解できるんやけど、どうも、アルモドバル作品によくある、中途半端さってのが鼻についてもうて、なんや、最後はイラっとしてもうた。

恐らく、同性の立場で、母であり、娘の気持ちを考えながら観ると、違った印象になるんやろうけど、個人的には、残念ながら特別な感情は作品からは沸いてこんかったなぁ...............?!

2017年6月10日 (土)

『メッセージ』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、アカデミー賞の音響賞を受賞した作品をひとつ、ご紹介♪

これ、アカデミー賞では、作品賞、監督賞、脚色賞なんかにもノミネートされてて、ヴェネチア映画祭でも金獅子賞の候補作やったらしいんよ。

監督をしてるドゥニ・ヴィルヌーヴといえば、最近ではエミリー・ブラントが主演した『ボーダーライン』とかで知られてて、個人的には、何と言っても衝撃的なラストが印象的やった『灼熱の魂』なんかが好きで、ヒュー・ジャックマンがシリアスに演じてた『プリズナーズ』も評判が良かったんよなぁ。

ちなみに、ヴィルヌーヴ監督の次の作品は、ライアン・ゴズリングが主演し、ハリソン・フォードが共演する、カルト的人気のある“ブレードランナー”の新作なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は..............................?!

メッセージ / Arrival   ★★★★   (2016年)

監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、フォレスト・ウィテカー、マーク・オブライエン、マイケル・スタールバーグ、フランク・スコーピオン、ツィ・マー

突然に現れた謎の飛行物体に世界中がパニックになるなか、アメリカ政府は、言語学者と物理学者に飛行物体の中にいる異星人とのコミュニケーションをさせ、彼らの目的を探ろうとするのだが.................ってなSFドラマ?!

地球上の12か所に現れた異星人に対し、各国はそれぞれコンタクトをし、情報を共有しながら、まったく言葉の通じない相手とのコミュニケーションの方法を模索するが..................ってなことで、いやぁ~、なんか凄いテンションのドラマやった。

この作品が秀逸なのは、まず、しっかりとした“世界”が存在することと、音響を効果的に使いながら、ハイテンションで緊迫感を持たせつつ、観る者をグイグイとその世界に引き込むところなんよ。

冷静にみると、それほどドラマチックな展開やないんやけど、次に何かが起こるっていう期待感を適度に煽りながら、巧みに盛り上げてるんよなぁ。

そんでもって、この監督さんらしい、いつもながらの程よい“ヒネリ”で、やられたなって気分にしてくれたりして(笑)

まぁ、おそらく万人受けするような作品ではないんやけど、ただ、トータルで作品としてみたときに、この完成度の高さってのは十分に評価できるし、全部の候補作を観たわけやないんやけど、個人的にはアカデミー賞の作品賞って言われても違和感はなかったね?!

2017年6月 9日 (金)

『淵に立つ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、カンヌ映画祭で審査員賞を受賞したらしく、例の日本映画プロフェッショナル大賞なるもので年間2位になったんやって。

主演の古館くんは、この監督さんとは劇団青年団ってので一緒やったらしく、『東京人間喜劇』『歓待』『おだやかな日常』、そして『ほとりの朔子』と、多くの作品に出演してるんよなぁ。

というわけで、そんな作品の感想は......................?!

淵に立つ / Harmonium   ★★★☆☆   (2016年)

監督:深田晃司
出演:古館寛治、浅野忠信、筒井真理子、太賀、真広佳奈、三浦貴大、篠川桃音

町工場を営む男のもとに現れた、かつての知り合い。刑務所から出たばかりの彼を、妻にことわりもなく、住み込みで働かせることにしたのだが...............ってなドラマ?!

最初は嫌がっていた妻も、ひとり娘にオルガンを教えたりする姿をみて、次第に心を許すようになるが..............ってなことで、ひとりの男の登場によって、歯車を狂わされる家族の様子をってとこなんかな。

う~ん、なんやろう。こういう繊細な描写を求められる作品を観ると、浅野くんの演技力って、どうなんやろかっていう疑問を、毎回のように感じてまうんよなぁ(苦笑)

静かな狂気のようなものを体現してってことなんやろうと思うんやけど、それが伝わるかって言うと、個人的にはそうはならんのよね。

それぞれに傷を持った大人たちが、生きている日常を淡々と描くことで、異常さを表現してってことなんやろうけど、古館おじさんと筒井くんが頑張ってただけに、ちょっと惜しい作品やったかなぁ.............?!

2017年6月 8日 (木)

『ミス・シェパードをお手本に』

今日は、BBC製作のイギリス映画をひとつ、ご紹介♪

これ、脚本を書いてるアラン・ベネットってひとの実体験をもとにしてるらしく、劇作家やった彼が、ひとりのホームレスの女性との交流を舞台にしたものを、今回、原作者の脚本で映画化したらしんよ。

主役を演じてるマギー・スミスは、この作品の演技でイギリスのアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされて、ゴールデン・グローブでもノミネートされたんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ミス・シェパードをお手本に / The Lady In The Van   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ニコラス・ハイトナー
出演:マギー・スミス、アレックス・ジェニングス、ロジャー・アラム、フランシス・デ・ラ・トゥーア、クレア・フォイ、デボラ・フィンドレイ、グウェン・テイラー、クレア・ハモンド、リチャード・グリフィス、ドミニク・クーパー、ジェームズ・コーデン、スティーヴン・キャンベル・ムーア

オンボロのバンで暮らす老女は、ロンドンの 高級住宅街の路上に車を止めて、気ままな暮らしをしていたが、そんな彼女と知り合った作家は、自宅の玄関先の駐車スペースに、彼女のバンを一時的に止めることを許可するのだが..............ってな、作家と老女の交流を描いたドラマ?!

優しく声をかけると、悪態をついてくる、そんな、ちょっと気難しくて頑固な彼女に困りながらも、気づいたら15年の月日が経ち..........ってなことで、これ実話を基にした話なんやって。

なんと言っても、主役を演じるマギーおばちゃんのホームレス役ってのが、やっぱり貫禄があって、細かい仕草やらで味のある演技を見せてくれるんよね(笑)

多くを語らないなかで、彼女の歩んだ人生の浮き沈みと刹那ってのが、しんみりとってところが、さりげなくエエんかもなぁ..................。

ただ、“お手本”にすることで、何か感動的な盛り上がりがあるかっていうと、そういう話やないもんやから、この邦題はちょっと違ってるんやろうと思う(苦笑)

原題の“バンで暮らす女性”、それがこの話であり、あえて余計なことを加えてタイトルを変えてまうことで、方向性がズレてもうてる気がするんやけどね?!

2017年6月 7日 (水)

『シークレット・オブ・モンスター』

今日は、アメリカ人の監督さんによるヨーロッパ映画をひとつ、ご紹介♪

監督をしてるブラディ・コーベットってひと、これが長編デビュー作になるんやけど、これまでは役者として知られてて、実写化した『サンダーバード』やったり、ラース・フォン・トリアー監督の『メランコリア』や、ベニチオ・デル・トロと共演した『エスコバル 楽園の掟』なんかに出演してたんよ。

この作品、ベネチア映画祭で賞をもらったり、インデペンデント・スピリット賞でノミネートされたりと、初めての長編作とはいえ、いろいろと評価されたらしく、そんなこともあってか、来年公開予定の監督第2弾では、ルーニー・マーラやジュード・ロウが出演予定なんやって。

というわけで、そんな作品の感想は....................?!

シークレット・オブ・モンスター / The Childhood Of A Leader   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ブラディ・コーベット
出演:トム・スウィート、ベレニス・ベジョ、リーアム・カニンガム、ステイシー・マーティン、ヨランド・モロー、ジャック・ブーデ、ロバート・パティソン、レベッカ・ダイアン

第一次世界大戦後のフランスで、アメリカ政府の大臣補佐をする父の仕事の関係でパリ郊外にやって来た家族、息子は父や母に反抗的になり.............ってなドラマ?!

慣れない環境のなかで、家族を困らせる息子、そんな彼と周囲との出来事を綴りながら、やがて独裁者となる男の少年時代を......ってね。

いやぁ、この作品、オープニングから、何とも言えない胸騒ぎのする音楽で、独特の雰囲気を作り出してるんよ。話の内容としては、冷静に見ると他愛もないようなエピソードなんやけど、監督をしてるブラディくんの音使いのセンスは、なかなか個性的やった。

リーダー(この場合、独裁者)になる人物の子ども時代はどうやったのか、そんな様子を描きながら、狂気の生まれる素地をって着想は、悪くなかったかな。

しかし、確かに“モンスター”になるであろう子どもってことなんやろうけど、敢えて原題と違うタイトルをカタカナ英語で付ける意味が、ハゲおやじには、どうにも理解できんのよなぁ.......(苦笑)

2017年6月 6日 (火)

『過激派オペラ』

今日は邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品で監督をしてる江本さんってひとは、自ら“毛皮族”っていう劇団を立ち上げて、その過激な舞台で演劇界では注目されてるみたいで、この作品も自ら書き下ろした小説を映画化したものらしいんよ。

結構な肌の露出もある作品ながら、出演者は若手の女優さんが集まってて、森田くんあたりは戦隊モノ出身で、“アイドリング”ってのでアイドル活動もしてたくらいやもんね。

というわけで、いろいろと話題を振りまいた(?)作品の感想は......................?!

過激派オペラ   ★★★☆☆   (2016年)

監督:江本純子
出演:早織、中村有沙、森田涼花、桜井ユキ、後藤ユウミ、佐久間麻由、石橋穂乃香、趣里、今中菜津美、増田有華、遠藤留奈、宮下今日子、高田聖子、安藤玉恵、岩瀬 亮、梨木智香、平野 鈴

仲間と一緒に新しく女だけの劇団を立ち上げることになった女性演出家は、出演者をオーディションし、初公演に向けて始動するのだが................ってな、明るいエロスと青春ドラマ?!(笑)

同性愛者の演出家は、オーディションで自分の好みの女を主演に抜擢し、彼女に交際を迫るが...........ってことで、エロな恋愛と演劇にかける青春をってなとこなんやろね。

“15分に1度の剝き出しの愛”ってことで、出だしからの濃厚な(?)絡みから、かなりエロに弾けてた(笑)

ただ、ジメジメしたエロというよりは、どこか明け透けで、それがエエんか悪いんかは別にして、あまり“いやらしさ”は感じなかったかな。

劇中劇にしても、どこかガチャガチャした落ち着きのなさが気にはなるものの、気持ちをぶつけてくるような、粗削り感は嫌いやなかったかも。

まぁ、どうしても話題先行な感があって、何か感情に訴えかけてくるものがあるかどうかって言われると、それほどでもなかったかなぁ...................?!

2017年6月 5日 (月)

『ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族』

今日は、劇場で未公開の作品のなかから、コメディ系のヤツをひとつ、ご紹介♪

この作品、本国アメリカでは結構な評価やったみたいで、主演のアンディ・ガルシアはサテライト賞のコメディ部門で主演男優賞にノミネートされたらしいんよ。

監督のレイモンド・デ・フェリッタってひとは、短編映画でアカデミー賞にノミネートされたことがあるらしく、サンダンス映画祭で観客賞を受賞したこともあるんやって。

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ファミリーズ・シークレット 秘密を抱えた家族 / City Island   ★★★☆☆   (2009年)

監督:レイモンド・デ・フェリッタ
出演:アンディ・ガルシア、ジュリアナ・マルグリーズ、エズラ・ミラー、ソミニク・ガルシア=ロリド、スティーヴン・ストレイト、エミリー・モーティマー、アラン・アーキン

俳優になる夢を諦めきれず、妻に内緒で演技教室に通う男、その娘はストリッパーのバイトをし、息子はデブ専で近所に住む巨漢の女性に夢中で............ってな秘密を抱えた家族のドタバタを描いたコメディもの?!

勤め先の矯正施設に、窃盗などの罪を犯した自分の息子がいることを知り、本人に黙って身元引受人になり、家に住まわせるが、それがキッカケで家族の秘密が明らかになり............ってな感じで、崩壊しかけの家族の再生をコミカルにってね。

夫婦の仲も冷え切り、子どもたちもバラバラ、そんな家族が“息子”の同居で大騒ぎっていう話は、それなりに楽しめるデキやったよ。

マーロン・ブランドを真似るアンディくんとか、ちょっとコアな笑いもありつつ、それなりに家族の再生を描いたりして、コメディだけでは終わらんところが好感が持てるんやろなぁ。

まぁ、それほど絶賛するようなものではないんやけど、程よく楽しめるドラマという点では、悪くないと思うんやけどね?!

2017年6月 4日 (日)

『ジェーン』

今日は、西部劇をひとつ、ご紹介♪

この作品、完成するまでに、えらい苦労したらしんよ。そもそもはリン・ラムジーっていう女性監督が作るハズで、マイケル・ファスベンダーが出演する予定やったんやけど、監督さんと揉めて降板すると、撮影開始の直前に、その監督さんも降板してもうたんやって。

でもって、ユアン・マクレガーが演じてる悪役を、最初はジュード・ロウがやる予定やったのが、監督降板によって彼も降板することになり、ブラッドリー・クーパーが代わりに演じることになったんやけど、それも撮影が遅れたことでスケジューリングができず、結局、降板することになったらしい。

さらに、ノア・エメリッヒの役をやるハズやったジョエル・エガートンがファスベンダーの役をやることになり、あれやこれやで、ようやく完成したものの、パリでのプレミア上映の直前にテロ事件が起こって、上映が延期され.......................映画作るのって、ホンマ大変やね(苦笑)

ちなみに、代役監督のギャヴィン・オコナーといえば、今年はじめに公開された『ザ・コンサルタント』のひとで、ジョエル・エドガートンが主演した『ウォリアー』やエドワード・ノートン主演の『プライド&グローリー』っていう秀逸な作品を作ったひとでもあるんよなぁ。

というわけで、そんな苦労して完成した作品の感想は...................?!

ジェーン / Jane Got A Gun   ★★★☆☆   (2016年)

監督:ギャヴィン・オコナー
出演:ナタリー・ポートマン、ジョエル・エドガートン、ノア・エメリッヒ、ユアン・マクレガー、ボイド・ホルブルック、ロドリゴ・サントロ、ジェームズ・バーネット、サム・ウィン

夫が悪名高いギャングともめて、銃で撃たれて帰ってきた。彼らが追ってくると知った妻は、かつて婚約していた男に助けを求め、自らも銃を取って戦いの準備をするのだが...............ってな西部劇?!

かつて自分も辛い目にあわされたギャングを相手に、家族を守るために立ち上がった母親の勇ましい姿をってとこなんかな。

いやぁ~、ナタリーくん、キリッとした表情で、荒野に生きる気丈な女っていう役柄が、清々しいくらいに様になってるんよなぁ(笑)

ずっと彼女の出演作を追いかけてるファンとしては、あまりの凛々しさに惚れ惚れしてもうたよ!?

話の方はというと、ちょっと“ありきたり”な西部劇のストーリーで、しかも、“登れても降りれない崖”の上に、なぜか人と馬が......とか、細かいところでツッコミを入れたくなるような感じやったよ(苦笑)

夫のため、娘のため、そんな母性の強さを西部劇のなかで表現するっていう意味では、悪くないのかもしれんけど、残念ながら、それ以上に感じるものはなかったね?!

2017年6月 3日 (土)

『美女と野獣』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、興行収入トップを快走するディズニー作品をひとつ、ご紹介♪

“美女と野獣”といえば、アカデミー賞の作曲賞や主題歌賞を獲得した、大人気のアニメ映画で、今回はそんな人気コンテンツを、ディズニーが忠実に実写化したってことで、ディズニー好きの評価を得てるらしい。

アニメ版は、なんとなく鑑賞した記憶はあるものの、それほど感動したような気もせず、そこまで観たいとは思わなかったんやけど、主演がエマ・ワトソンってところに惹かれて、話題性に負けて、鑑賞したってわけ。

ということで、そんな作品の感想は.........................?!

美女と野獣 / Beauty And Beast   ★★★☆☆   (2017年)

監督:ビル・コンドン
出演:エマ・ワトソン、ダン・スティーブンス、ルーク・エヴァンス、ケヴィン・クライン、エマ・トンプソン、イアン・マッケラン、ユアン・マクレガー、スタンリー・トゥッチ、ジョシュ・ギャッド、ネイサン・マック、オードラ・マクドナルド

魔女によって野獣にされてしまった王子は、定められた期限までに誰かを愛し、愛されなければ、元の姿に戻ることができない。そんなある日、城に迷い込んだ男の身代わりとして、彼の美しい娘が城にとどまることになり..............ってなミュージカル&ファンタジーもの?!

醜い自分を愛する相手などいないと諦めていた王子だったが、一緒に魔法によって家財道具に姿を変えられた家臣たちの助けもあり、次第に彼女との距離は縮まるのだが.............ってなことで、ディズニーの人気アニメを実写でってね。

これ、何と言ってもヒロイン役を演じてるエマくんがキュートで、しかも、なかなか歌が上手いところが、男目線でいうと、ナイスやったなぁ(笑)

彼女の芯が強いキャラってのが、あえて野獣を好きになるっていう、ストーリーのキモの部分にリアリティを持たせてるのかもね。

外見でひとを判断せず、心の美しさに惚れる、そんな男女の愛の物語ってことで、話としてはロマンチックで、エエなぁって思うんやけど、ただ、どうしても野獣という仮の姿のもとは、イケメンの王子なんやって思うと、もともとの姿がハゲおやじな男としては、結局はデキすぎた話やなぁって、ヒガミ半分に思ってまうってところが、自分の度量の狭さを痛感させられてもうてなぁ...........(苦笑)

しかし、これがヒットすると、ディズニーも次は“アナ雪”の実写化かって思うんやろね.................?!

2017年6月 2日 (金)

『ちょっと今から仕事やめてくる』

今日は、劇場で公開中の作品のなかから、邦画をひとつ、ご紹介♪

この作品、公式ホームページを見ると、原作は“すべての働く人が共感して泣いた”ベストセラーってことなんやけど、まぁ、中間管理職のハゲおやじにも感じるものがあるんかって思って、ちょっと気になったってわけ。

キャスティングをみても、とりあえずはイケメンで人気の若手を並べて、ちょっと下心ミエミエな作りになってるところで、不安な気持ちになったんやけど(苦笑)

というわけで、そんな作品の感想は.....................?!

ちょっと今から仕事やめてくる   ★★★☆☆   (2017年)

監督:成島 出
出演:工藤阿須加、福士蒼汰、黒木 華、吉田鋼太郎、森口瑤子、池田成志、小池栄子

ブラック企業に勤めている青年は、毎日、上司からイビられ、疲れ果てて電車に飛び込もうとしたとき、小学校のクラスメートだという男に助けられるのだが....................ってなドラマ?!

営業で成績をあげられず、無能呼ばわりされて、残業を押し付けられる、そんなどん底の日々に耐えていたが、限界がきたときに偶然出会った、ちょっと風変わりで強引な男に振り回されながらも、次第にヤル気を取り戻すが...........ってなことで、どん詰まりの人生の再出発をってとこなんかな。

なんか、設定の会社のあまりのブラックぶりに、同じサラリーマンとして、観てて必要以上に苦しくなってもうたわ(笑)

作品としては、ただでさえ演技力のない福士くんが、終始、胡散臭い関西弁を話してる時点で、関西人目線でアウトやった。それに、工藤くんも、なんや薄っぺらいリアクションで演じるもんやから、まったく伝わってくるものがないんよなぁ............。

なんとなくミステリアスな体(てい)の展開も、大方、予想できてまうもんやから、特に驚きもなく、ただ、吉田おじさんの“パワハラ上司”っぷりの迫力だけが印象的な作品やった。

原作がどれほど感動的なのかは知らんけど、映画としては、とても共感して泣けるって言えるようなシロモノやなかったなぁ..........バヌアツの美しい海と星空にひとつ追加ってことで!?(苦笑)

2017年6月 1日 (木)

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

今日は、伝記ものをひとつ、ご紹介♪

この作品の主人公であるダルトン・トランボってひとは、有名な脚本家で、偽名を使って『ローマの休日』を執筆して、大ヒットさせたんやって。

そんな彼の半生を描いた自伝映画は、主演のブライアン・クランストンがアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブでも、男優賞と助演女優賞にノミネートされたらしい。

監督のジェイ・ロドリゲスってひとは、『オースティン・パワーズ』『ミート・ザ・ペアレンツ』のシリーズを撮ったひとで、イメージ的には、コメディ系のひとって感じやったんやけど、そういう意味では少し意外かも。

というわけで、そんな作品の感想は.......................?!

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 / Trumbo   ★★★☆☆   (2015年)

監督:ジェイ・ローチ
出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、ルイス・C・K、ヘレン・ミレン、アドウェール・アキノエ=アグバエ、エル・ファニング、ジョン・グッドマン、マイケル・スタールバーグ、ジョン・ゲッツ、メーガン・ウルフ、ディーン・オゴーワン

人気の脚本家だった男は、冷戦により共産主義を排斥しようとする“赤狩り”により議会の公聴会に呼び出され、証言を拒んだとして刑務所に入れられるのだが...............ってな、実在の脚本家の波乱の半生を描いたドラマ?!

自らの信念を貫き、不当な弾圧に抵抗しながら、家族を養うために、必死に書き続ける、そんな男の姿が映し出されてるんよ。

主演のクランストンおじさんについては、正直、ほとんど認識がなかったんやけど、なるほどアカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたのも納得の、なかなかの存在感やったね。

有名なヘップバーンの『ローマの休日』に隠された秘話とか、トランボってひと自体がとっても興味深いんよなぁ。

どうしても伝記モノってことで、イベントを追いかけるのに注力されてまう物足りなさってのはあったんやけど、どんなに苦境にあっても、自分の信じたことを貫き、不屈の闘志でタイプライターを打ち続ける、なんや男前やったわぁ~?!

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