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2017年6月14日 (水)

『涙するまで、生きる』

今日は、フランス映画をひとつ、ご紹介♪

ヴィゴ・モーテンセンって役者さんは、アメリカ人でありながら、ヨーロッパ映画に出演してフランス語を話したりして、ちょっと異色なんよね。どうもお父さんがデンマークのひとらしく、そこらへんでコスモポリタンなところが、彼のバックグラウンドとして、そうさせてるのかも。

この作品は、ヴェネチア映画祭で、金獅子賞はノミネートどまりやったんやけど、その他の賞をいくつかもらったらしく、それなりに評価を受けたみたいやね。

もともと脚本家として名が売れてるらしいんやけど、監督としての次回作は、この作品でも重要な役を演じたレダ・カテブくんとマティアス・スーナールツが共演する犯罪ドラマを予定してるらしい。

というわけで、そんな作品の感想は...........................?!

涙するまで、生きる / Loin Des Hommes   ★★★☆☆   (2014年)

監督:ダヴィド・オロファン
出演:ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ、ジャメル・バレク、ヴァンサン・マルタン、ヤン・ゴヴァン、ニコラ・ジロー、ジャン=ジェローム・エスポジト、アンヘラ・モリーナ

フランスからの独立のためのゲリラ戦が繰り広げられるアルジェリアで、山間部の小さな学校で教師をしている男のもとに、殺人を犯して逮捕された男が憲兵により連行され、裁判のために町に連れていくよう頼まれるのだが...................ってなドラマ?!

同じ村の男たちから追われる彼には、死刑になると分かっていても、裁判を受ける理由があり、行きがかり上、そんな彼を町まで連れていく男の胸中にも複雑な気持ちが..........ってことで、ふたりの男の絆をってとこなんかな。

これ、なぜヴィゴおじさんをキャスティングしたかがよく分かるくらい、何とも言えない、苦み走ったドラマやったね(笑)

古い慣習に縛られ、苦悩する男と、自分の国にいながら、居場所を失う男、そんな刹那な男たちが、危険な旅をするうちに強い気持ちで結ばれってところに、なんや理不尽さのなかの、人と人の“つながり”ってのが描かれてるんよな。

地味な話ではあるんやけど、静かに、ズシリと語り掛けてくるあたりは、なかなか見ごたえのある作品やったよ........まぁ、邦題の意味は不明なんやけど?!(苦笑)

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